バロネスLM12MHを使っていて、モーターカバーの中に芝くずやホコリが溜まっていないか気になったことはありませんか?
「カバーを開けて掃除しても大丈夫なのか?」
「分解して壊してしまわないか不安…」と感じる方も多いと思います。
実際、モーターカバー内は刈り芝やホコリが溜まりやすく、そのまま使い続けると故障の原因になる可能性があります。
この記事では、バロネスLM12MHのモーターカバー内の掃除方法を、写真付きで分かりやすく解説します。
取扱説明書に書かれている内容をベースにしながら、実際に作業して分かったポイントもあわせて紹介します。
この記事は、イセキの半世紀以上前の刈払機を現在も現役で使用している筆者が、実際のメンテナンス経験をもとに解説しています。
バロネスLM12MH モーターカバー内の掃除頻度はどれくらい?
バロネスLM12MHのモーターカバー内は、刈り芝やホコリが溜まりやすい部分です。どのくらいの頻度で掃除すべきか、取扱説明書の内容と実体験をもとに解説します。
バロネスの取扱説明書を読むと、
メンテナンススケジュールの表では、長期保管時にモーターカバー内の清掃を行う事になっていますが、
【メンテナンスの方法】➡モーターカバー内の清掃 ➡ 重要 ! の欄の中には
~ ~ ~ (省略) ~ ~ ~
刈り芝や埃が堆積した状態(内部の配線が見えない程度)でご使用になると故障の原因になります。
使用後1年経過したら清掃をしてください。
その後は、堆積した量と使用状況により間隔を決めて清掃をしてください。
と書かれています。
モーターカバー内の掃除は2回目以降はユーザー判断に委ねられていますが、堆積した量はカバーを開けてみないと分からない部分です。
➡芝刈りシーズン終わり・長期保存前に 1回/年 くらい はモーターカバー内の清掃を行った方が良さそうです。
おじさん(私)は、ここ数年 モーターカバー内の清掃を行っていなかった為、
今回は芝生の春の更新作業の後にモーターカバー内の清掃を行いました。
バロネスLM12MH モーターカバー内の掃除方法 分解手順を写真で解説
バロネス電動芝刈り機LM12MHを安定した平らな部分に置きます。

電源コードのプラグをコンセントから抜いておきます。(重要)
こういった作業は、何かの拍子に突然回転刃が廻りだしたりすると非常に危険な作業です。
必ず 電源コードのプラグはコンセントから抜いておきましょう。
受刃調整つまみとナットを取り外します。

(1)ナットをスパナで固定し、受刃調整つまみを反時計回りに回して取り外します。
・ナット対辺の寸法は実測値 約16.6mmでした。(mmネジでは無く、インチネジなのか?)
対辺17mmのスパナでは少し隙間が出来てしまい余り良い状態では無いのですがこのまま作業を続けます。(モンキーレンチなどを使った方が良いかもしれません)
*ナットをスパナで固定せずに受刃調整ネジを外そうとするとどうなるのか?
➡ 刃合わせがシマル(閉まる/締まる)方向へ動いてしまい、刃を痛めてしまう可能性があります。

(2)ナットを取り外します。

ねじを4本取り外しモーターカバーを取り外します。
(1)、ネジを4本取り外します。


小さなネジ4本です。無くさないように少し離れた場所に置いて保管しておきましょう。
・写真のような砕石を敷き詰めた地面の上に落としてしまうと探し出すのが大変です。
・掃除した刈り芝や埃と一緒に掃除してしまうと探し出すのが大変です。
(2)、モーターカバーを取り外します。

モーターカバーの後ろ側を持ち上げて、受刃調整ボルトをうまく抜き去るようにしてモーターカバーを外します。

機械を後方に倒します。

モーターカバー内の刈り芝やホコリを取り除く方法(ほうきでは難しい)
ほうきなどでカバー内に堆積した刈り芝や埃などをはき出します。
重要 ! モーター内部に刈り芝や埃などを入れないで下さい。
配線を傷つけないようにしてください。
と、取扱説明書には書いてあります。が、
ほうきで簡単にはき出せるような相手(刈り芝や埃)ではありません。

取扱説明書には記載されていませんが、両端のスポンジを崩れ落ちないように注意してそっと取り外します。
このスポンジは受刃調整ネジの部分から刈り芝や埃がモーターカバー内に入り込まないように取り付けられているようです。
コンプレッサーエアー(圧縮空気)で一気に刈り芝や埃を吹き飛ばします。

コンプレッサーをお持ちでない方は、ドライヤーを使ったり、エアースプレー缶(エアーダスター)などを使えば ほうきで掃除するよりはるかに早く綺麗に掃除が出来ます。
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モーター内部に刈り芝や埃が入らないように、ゴムカバーが付いています。
この防塵用ゴムカバーを外してみると、けっこうな量の汚れが付いていました。


こういう所の汚れを掻きとる時には、焼き鳥の串を使うと便利です。
狭い部分は焼き鳥の串の細い部分を使ってゴミ汚れを搔き出し、
広い部分は焼き鳥の串の手に持つ広い部分を使ってゴミ汚れを搔き落とします。

掃除の途中の写真です。モーター部からたくさんの汚れを搔き出しています。

両端に取り付けられていたスポンジに入り込んだ刈り芝や埃も徹底的に綺麗にしたいのですが、キリが有りません。
(そもそもこのスポンジは、モーターカバー内に刈り芝や埃が入らないように取り付けられている物なので掃除する必要も有りません ⇔ 本来の目的から考えると目詰まりしていた方が良いくらいの物です)
自分が許せる程度まで綺麗になったあたりで折り合いをつけてモーターカバー内の掃除は終了とします。
モーターカバーを取り付けます。
モーターカバーの2か所の穴に受刃調整ボルトを通してカバーを取り付けます。
取り付け時、モーターカバーの後ろ側は少し折り曲げる様な力を入れて元通りの位置にカバーを取り付けます。(ハンドル取り付け部 ナットの内側へ差し込みます)
*注意 モーターカバー後部を取り付ける時にゴムグロメット(配線を傷つけない為に鉄板の穴部分に取り付けるゴム部品)が、きちんとはまっているか確認しましょう。


おじさん(私)がモーターカバーを取り付ける時(掃除後)には、左側のグロメットが外れていました。
グロメットがきちんとはめ込まれていないと、電線が鉄板の角で傷付き、いつか断線してしまう可能性があります。
モーターカバーが正しい位置に取り付けられたことを確認してから、4ヶ所のネジを取り付けてモーターカバーを固定します。
受刃調整ツマミとナットを取り付けます。
(1)ナットを手で回して軸の奥まで入れます。

(2)ナットをスパナで固定し、受刃調整ツマミをナットと当たるまで手で時計回りに回してしっかりと締め付けます。
モーターカバー内の清掃(掃除)完了です。
モーターカバー内の掃除が終わったら、あわせて刃のメンテナンスも行うのがおすすめです。
刃合わせの方法はこちら
刃研ぎ(バックラッピング)の方法はこちら
春の芝生更新作業は芝刈り機の刃には厳しい条件での作業です。(軸刈りの連続です)
バロネスの硬い刃でも刃先が摩耗して丸くなってしまうので、芝生の春の更新作業の後には刃合わせと刃研ぎ(バックラッピング)を行った方が良さそうです。
バロネスLM12MHは定期的なメンテナンスを行うことで、長く快適に使うことができます。症状や状態に合わせて、他のメンテナンス項目も確認してみてください。
バロネスLM12MHのメンテナンス関連記事まとめ
バロネスLM12MHのメンテナンスは、症状ごとに確認していくのがおすすめです。
気になる症状がある場合は、以下の記事も参考にしてください。
- 回転刃のスイッチレバー(アジャスターボルト)調整方法
- モーターカバー内の掃除方法(本記事)
- 回転刃が回らない・自走しない原因と対処法
- Vベルトの張り調整方法(回転刃が止まる原因)
- 固定刃の摩耗状態と交換時期の判断
症状に応じて、必要なメンテナンスを確認してみてください。
※機種は異なりますが、リール式芝刈り機であれば基本構造は共通のため参考になります。
リール式芝刈り機の刃のメンテナンス関連記事
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