2サイクル草刈機(刈払い機)のエンジンの焼き付きの原因と防止対策

2サイクルエンジンの焼き付き防止策修理

父の代から使い続けた刈払い機(草刈り機)が壊れてしまいました。

調子よく草刈り中に突然エンジンが止まってしまい、スターターロープを引けない状態です。
ピストンがシリンダー内で焼き付いてしまったようです。

イセキの草刈り機 CH230DL です。 数十年間調子良く使い続けてきた物なので何とかして使えるようにしたいのですが、その前にエンジン焼き付きの原因と対策をまとめてみます。

2サイクルエンジンの焼き付きの原因は

エンジンの焼き付きの主な原因は、ピストン(ピストンリング)への潤滑剤の供給不足です。

潤滑剤が不足すると摩擦抵抗が大きくなり、高熱になったピストンやピストンリングとシリンダー内壁が焼き付いてしまう(高温で溶けてくっついてしまう)状態になります。

農機具の2サイクルエンジンの場合 ガソリンに2サイクルオイルを混ぜた混合ガソリンを使用します。
エンジンが2サイクルエンジンなのに間違えて普通のガソリンを入れて使用してしまうと、時間の問題で焼き付きを起こします。

混ぜ合わせた2サイクルオイルが何らかの理由で、混ぜ合わせた量が減っていた場合も潤滑剤としてのオイルが少ない為に焼き付いてしまう場合が有ります。

参考 4サイクルエンジンの潤滑油供給方法は

4サイクルエンジンの場合は、燃料タンクの他にエンジンオイルを入れるタンクがエンジン下部に付いています。

4サイクルエンジンはこのエンジンオイルをシリンダー下部から供給してエンジンの焼き付きを防止しています。

エンジンオイルが減っていたり、極端に汚れていたり、劣化していた場合は4サイクルエンジンでも焼き付きを起こす可能性はあります。

最近の製品では、4サイクルエンジンでも軽量化を測る為オイルタンク(オイルパン)を付けずに、混合ガソリンを使用する製品も有りますので、単純に4サイクルエンジンだからガソリンを入れるという考えはやめて、必ずその製品の取扱説明書を読んで使用する燃料を確認するようにしましょう。

2サイクルエンジンの焼き付きの原因 具体例 其の1 混合油の混ぜ具合

ガソリンと2サイクルオイルが分離してしまっている

理想は、混合ガソリンは使う都度必要な分を混ぜ合わせて使い切る事が一番良いのですが、必要量を正確に作るという事はとても難しい話です。

おじさんはガソリンスタンドでガソリン携行缶に混合ガソリンを入れてもらい、使う都度【良く振り混ぜてから給油する】ようにしています。

混合ガソリンは保管中に、ガソリンと2サイクルオイルの比重の差で分離に近い状態になり、携行缶上部はほぼガソリンで、携行缶下部は2サイクルオイルが多い状態になります。
自宅で混合ガソリンを保管している場合は使用前に必ず 【良く振り混ぜてから給油する】ようにし ましょう。

今回、初めてエンジンの焼き付きを起こしてしまったのですが、後から思い出してみると今回はガソリン携行缶を振らずに給油してしまったような気がします。

混合ガソリンを買う場合はJA(農協)で購入する事をお勧めします。

2サイクルエンジンの焼き付きの防止方法 具体例 其の1  注意事項を明記する

混合ガソリンをガソリン携行缶から給油する際は必ず良く振り混ぜてから給油する様にして癖になっている位だったのですが、今回に限って振り混ぜずに給油してしまったようです。

完全におじさんのポカミスです。

混合ガソリン保管後の使用についてガソリン携行缶に注意事項表示

自分への戒めの為、ガソリン携行缶に注意事項として

必ずよく振り混ぜてから給油する事 と表記しました。

2サイクルエンジンの焼き付きの原因 具体例 其の2 キャブレターの調整不良

混合ガソリン(の中の2サイクルオイル)の供給不足

キャブレターの調整方法の記事で、何度も書いたことですが、キャブレター上部の燃調ネジ(扇型の部品の中心近くにあるマイナスドライバーで回せる部分)は、基本的に素人ががいじってはいけない部分です。

おじさんはこれまでに何回もキャブレターの掃除や調整をしているので、そろそろこの燃調ネジを触ってもいいレベルになったんじゃないかと いい気になって弄った結果、エンジンの焼き付きを起こしてしまいました。

燃調ネジの調整は、今までバイクのキャブレター調整等で何回か経験があるので、同じように通常使用回転数で燃調ネジを調整し、一番調子よく回る位置にしました。

ところが、これが失敗だったようです。燃調ネジの調整で一番調子のよい場所は、完全燃焼に近い理想的な状態なのですが、潤滑性の面ではオイル不足になってしまう場合が有るようです。

2サイクルエンジンの焼き付きの防止方法 具体例 其の2 燃調は濃いめに調節

エンジンの焼き付きを起こしてしまってからいろいろと調べてみると、
小型農機具の2サイクルエンジンの燃調ネジの位置は、通常使用回転数でエンジンを動かしながら調整し、一番調子のよい位置から1/4回転くらい燃調ネジを緩めて、焼き付き防止の為わざと濃い混合ガソリンを供給する様にすると良いようです。

まとめ

今回のエンジン焼き付きの原因は、

  • 混合ガソリンがしっかりと混ざっていなかった
  • キャブレター燃調ネジの調節不良 の2点が同時に起こった為焼き付いてしまったと思われます。

父の形見の刈払い機(草刈り機)であり、
ループハンドルタイプで小回りが利くため、田んぼの畔の草刈りには一番重宝して使っていた物なので、買い替える前に何とか修理できないか試してみるつもりです。

以上、

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