京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010を購入して使ってみた結果、
使い方によって カッターの刃の耐久性が、全く異なる結果が出ました。
使い方が悪いと1時間も使わないうちに刃先が丸く摩耗して、使い物にならなくなってしまったのですが、
使い方を変えただけで切断刃の交換後3時間半以上使った状態でもまだ刃先がとがっています。
*購入時に付いていた刃の2面(辺?)での比較です。
この記事は前の記事
切断刃の交換で切れ味復活 京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010
の続きの作業内容を行っている時に気付いた事を書いています。
京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010 で、木の枝の粉砕続行
ガーデンシュレッダーを購入する前に、畑の隅に積み上げたマサキの枝を掘り起こして粉砕します。
芝生の法面を刈り取った物が表面を覆っている場所から、マサキの枝をほりだします。
余談ですが、芝のような、繊維質が多い物は腐葉土にするのにはあまり向いていないらしい、という事を最近インターネット上で知りました。
大きな枝のみを掘り起こして細断します。
マサキの生命力って凄いです。
1カ月ほど前に畑の端に積み上げて、その後雑草や芝を刈り取った物を積みあげていたのですが、
マサキの枝には、まだ青い葉が付いたままの物もありました。
(青い葉がついたままのマサキの枝は、適当に地面に差しておけば、挿し木の様な感じで根付くかもしれません)。
この枝の処理は京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010で簡単に処理できたので、次の作業に移ります。
キウイの夏選定の枝を粉砕処理
キウイの枝が徒長して伸びすぎてしまった部分や、枯れた枝を剪定して、1カ月ほど畑に放置してあった物です。
剪定した枝の処理方法は
今までは数年に一度(消防署と村役場に連絡をしてから)野焼きにしていたのですが、危ないので今後は細かく砕いて数年かけて堆肥(腐葉土?)にして利用する予定です。
京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010 は、大きな葉や細かい枝をたくさん投入すると、排出口が詰まってしまいます。(排出口が詰まった状態の写真は取り忘れました)
大きな葉や細かい枝の粉砕には向いていない様です。
初めてブレーカーが落ちました。
キウイの枝は、枯れて硬くなってしまった枝も粉砕できましたが、
作業終盤
太くて長い枝を投入口から差し込んで、押し込んでいった時に、ブレーカーが作動しました。
枝の直径約30㎜
ポテトチップのような形に切断(スライス)された枝がたくさんできていました。
ちなみに、このガーデンシュレッダーの最大粉砕枝径は、25㎜ という事になっています。
スライス切断された木の長い部分は33㎜くらいです。
もっと長い物もあったかもしれません。
この時のカッターの刃先の状態は?
指先を切らないように注意しながらそっと刃先を触ってみると、
まだ、刃先がとがっています。
! 最初の刃が短い期間で切れなくなった(刃先が丸くなった)原因がわかったような気がします。
カッターの刃先をすぐに丸く摩耗させてしまった原因と、対応策(推測)
(そもそも最大粉砕枝径25㎜の機械で30㎜以上の枝を粉砕する事の 是非 は、この際 横へ置いて話を進めます)。
使い方の悪い例(良くない例)
初めてガーデンシュレッダーを使った時と、今回のブレーカーが落ちた時の状況の条件が一致する部分があります。
*粉砕したい枝を手で握りしめて機械に押し込んでいく。この行為がカッターの刃先を速く傷めてしまった原因だと思われます。
機械が嫌がっている状況を気付かずに無理やり強制労働を強いた為に刃先が傷んだり、ブレーカーが落ちたのだと考えられます。
・前回の刃先の摩耗は、刃先が傷んで切れ味が悪くなっている所へ無理やり木の枝を押し付けた為に、刃先が偏摩耗してしまったのだと推測します。
試しに、電源復旧後(数分ガーデンシュレッダーを休ませて/熱を逃がして、ブレーカースイッチを操作)
先ほどブレーカーが落ちた時と同じ条件で木の枝を粉砕しようとしたのですが、枝の太さが太い事と、枝の曲がり具合もあって、条件を再現出来ませんでした。
この時点で、常識をわきまえた皆さんは、この太い枝の処理はこのガーデンシュレッダーでは無理だ。という判断を下すと思います(メーカの言っている最大粉砕枝径を大きく上回っています)。
しかし、いろいろな機械を操作したことがあり、ガーデンシュレッダーについても
京セラ(旧リョービ)製の電動式・カッター式のガーデンシュレッダー GS-2010 の中身は、
・ヤードフォース 枝シュレッダー YF5458
・HAIGE(ハイガー)電動 ガーデンシュレッダー 粉砕機 ウッドチッパーHG-BSLD02E
と同じ物ではないのか?
と考えている おじさん(私)は、機械の構造が同じ物で、最大粉砕枝径35㎜をうたっている機種がある事を加味して、この 京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010 で、残った太い枝を処理する方法を考えました。
カッターの刃先をあまり傷つけなく、且つ 太い枝を処理する方法(コツ)
交渉事
では無いのですが、多少の問題は相手の気持ちになって考えて見れば(感じれば)、おのずと答えが見えてきます。
それと共に、相手(機械・装置)の癖を知れば使い方も変わってきます。
「Don’t think, feel.(考えるな、感じろ)」By.Bruce Lee(ブルース・リー)
ガーデンシュレッダーのカッターの刃の気持ちになって考えて(感じ取って)みます。
(前回の短い期間で刃先が摩耗してしまった状態と、今回のブレーカーが落ちた時の、ガーデンシュレッダーの気持ちを感じ取ってみます。)
・今回のブレーカーが落ちた時のガーデンシュレッダーの気持ち
そんなに太い物を無理やり噛み切らせないでくれ、
せめて、もう少し薄く噛み切らせるくらいの力加減は出来ないのか!
・前回の短い期間で刃先が摩耗してしまった時のガーデンシュレッダーの気持ち
(この時点である程度刃先が丸くなって切れ味が悪くなり始めている状態)
もう刃先が丸くなっているのに、無理やり木を押し付けられても噛み切れないよ~
あ~刃先がどんどん摩耗していく~~。
切れ味が悪くなったガーデンシュレッダーに無理やり直径17㎜の梅の枝を押し込んで作業した、この時の、おじさん(私)の気持ち
直径17㎜の梅の枝が切れないってどういう事?
もう少し頑張ってくれよ。
ガーデンシュレッダーの気持ちが、少しわかってきました。
太い枝を喰えない・噛み切れない(粉砕できない・スライスできない)と言っているわけでは無さそうです。
太い枝でもガーデンシュレッダーのペースで投入してあげればうまく処理してくれそうです。
太い枝を処理する具体的な方法
ガーデンシュレッダーの好きなペース(進み具合・処理速度)に合わせるにはどうしてあげれば良いのか?
答えは簡単です。
25㎜以下(メーカー公称最大粉砕枝径)の真っ直ぐな枝は、投入口の開口部が丸く大きくなっている部分に枝を差し込んであげれば、ガーデンシュレッダー自身のペースで木を粉砕(スライス)しながら、引き込んで枝の処理をしてくれます。
*真っ直ぐな枝を手で持って、無理やり押し込んではいけません。!
枝が大きく広がった物は出来るだけ狭くなるように分断して投入します。
枝が広がって、途中で詰まってしまった場合は次の枝を投入すれば順次 粉砕処理してくれます。
今回・ブレーカーを作動させてしまった太い枝の処理方法は
答えは、簡単です。
ガーデンシュレッダーの中に入り込む位の長さに処理したい枝を短く切って投入してあげれば、ガーデンシュレッダーの好きなペースで切断してくれます。
*具体的に書くと、30㎜の枝を一気に切断する事は難しくても、少し角度が変わって枝がカッターの刃先にあたれば、ポテトチップス状ではなく、細かく切断してくれます。
この工程中は投入した枝が、ガーデンシュレッダーの中で暴れまわり、カッターが切りやすい角度で当たった時に切断(スライス)してくれます。
多少の騒音と時間は我慢して、ガーデンシュレッダーの処理しやすいペース配分を優先します。
この方法を取る事で、カッター部の刃先の急激な摩耗を防ぐと同時にモーターへの負担減少(ブレーカーを作動させない)が出来ます。
京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010 で、小さくまとめられたキウイの枝
今回、キウイの枝を粉砕処理した容積日は?
キウイの枝は短期間で長くなり、くねくねと曲がったり枝分れしてしまった物はかなり大きな容量(大きさ)になってしまいます。
軽トラック一杯のキウイの剪定枝が、ガーデンシュレッダーで処理後は、農業用コンテナ八分目と、ガーデンシュレッダー三分目くらいになりました。
(合わせれば農業用コンテに少し山盛りになる位でしょうか?)
おおよそ60ℓくらいの容量に減らせました。
大きな葉の処理は、ガーデンシュレッダーは苦手なようなので、この後適当に踏みつけて小さくし、畑にすき込んでおきました。
ポポーの枝を粉砕処理
この後、半年前に選定したポポーの木の枝鵜を粉砕処理
粉砕前や粉砕後の写真は取り忘れましたが、30㎜以上の枝も前述した通り、ガーデンシュレッダーに中に入り込む大きさに切断する事で、問題無く粉砕処理できました。
処理できなかった大きな枝は、とりあえず雨の当たらない場所で乾燥させます。
最終的な処理方法は未定です。
刃を交換してから、ここまでのガーデンシュレッダーの稼働時間は実質2時間くらいです。
後日、3年分の梅の木といちじくの木の枝を粉砕処理
畑に積み上げてあった、3年分の 梅の木の枝と、いちじくの木の枝を軽トラックで家の横まで運び処理します。
3年間も畑に積み上げておいたので、一番下は、腐葉土のようになりかけています。
これは、このまま踏みつけて粉砕し、自然に返します。
処理する枝は、畑に積み上げる段階でかさばらないように、枝を出来るだけ真っ直ぐな状態にしてあったので、容量としてはかなりの量です。
(片付けまで含めて)2時間以上かけて、ようやく枝の粉砕処理完了
ガーデンシュレッダーの実働時間は少なく見積もって1時間半くらいです。
作業途中で、ガーデンシュレッダーの切れ味が少し落ちてきた感じはしたのですが、直径30㎜くらいの 乾燥した硬い梅の枝も処理できました。
ガーデンシュレッダーの切断刃交換後の合計作動時間は、少なく見積もって3時間半くらいです。
3時間半以上使ったカッターの刃先を確認
一通り枝の処理が終わり、半年くらいはこのガーデンシュレッダーを使わない予定なので、カッターの刃を外して、確認。
後日、再利用できるように刃先を研いでみようと思います。
カッターを外して、摩耗状態を確認してみました。
3時間半以上使って少し刃先が摩耗していますが、まだ切断可能です。
刃の裏側の方が摩耗状態がわかりやすいので、写真を載せておきます。
上の写真は最初に装備されていた刃の両面(辺?)です。同じ部品の別の面(辺?)を使っているので、材質・研磨状態・他、部品単体での差は有りません。
使い方次第で刃の寿命が何倍も違うという結果が出ました。
まとめ
京セラ(旧リョービ)ガーデンシュレッダー GS-2010の使い方のコツ・切れ刃の切れ味を長時間保つ使い方は、
投入する枝は、無理やり押し込まずに、投入後はガーデンシュレッダーの処理能力に任せる。
投入可能な大きさで、太い枝は、ガーデンシュレッダーの投入口の中に入り込む位に短く切断して投入後はガーデンシュレッダーの処理能力に任せる。
です。
以上、
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