凍結により浴室のシャワー付き混合栓が壊れてしまい交換修理、その後シャワーフックも交換したのですが1か月後に確認してみると、タイルにタッピングネジで直付け(アンカーなし)したシャワーフック取り付け部が弱まりグラグラ/ガタガタした状態になっていました。
以前の記事へのコメントで ささき様からアドバイスを頂けましたので、コーキング材で補強加工を行いました。
ささき様からのコメント抜粋
>ビス打ったら一度抜いてシリコン塗って(詰めて?)再度打ったりとか、
フック裏面に塗ってしまえば良いのですよ、シリコンで接着した物は簡単には取れません。
ささき様、コメントを勝手に記事のネタに使って申し訳ございません。m( _ _ )m
アドバイス通りにネジ穴補修作業を行った結果、グラつきなくシャワーフックを取り付ける事が出来ました。
おかげ様です。
タイルの壁にアンカープラグを打たずにシャワーフックを取り付ける具体的な交換方法説明
用意する物
- コーキング材/シリコンシーラント(出来れば防カビ仕様の物)
- プラスドライバー
- 新しいシャワーフック
- コーキング材が完全に固まるまで シャワーフックを使わない。という固い決意
一見しっかりと取り付けられているように見えるシャワーヘッドです。
しかし、手で掴んで確認すると取り付けが緩くなっており、このまま使用し続けるといつか外れて落ちてしまいそうです。
おことわり(お詫び)
ここ以下の写真は、シャワーフックの上下を間違えて作業してしまった写真です。
実際作業する場合は、丸い取付穴を上に・長丸の穴が下になる様に取り付けます。
古いシャワーフックを取り外してみたところ、タイルの間の目地の部分に穴が開けられて、古いシャワーフックが取り付けられていたのですが、アンカープラグが打ち込まれていない状態でネジ止めされていました。
目地の部分やタイルなどの固くてもろい材質のものに直接ネジ止めした場合、一歩間違えば簡単にネジ山が欠けてしまいます。(ネジを締め込みすぎただけで雌ネジは簡単に崩れてしまいます)
この部分を以前の記事で 手抜き工事である。と書いたところ、コメント欄で適切なアドバイスを頂いたのでアドバイスに従いシリコンをネジ山に詰め込んで新しいシャワーフックをしっかりと取り付けます。
コーキングガンの先端を押し付けてシリコンを詰め込もうと思ったのですが、コーキング容器の先端部を大きく開けてしまっているので詰め込めません。
竹ようじを使って穴の中にシリコンを詰め込みました。
シャワーフックと壁の接触する部分にシリコンを塗りたくり、ネジ止めします。
何となく気になり、一旦取り付けたネジを抜いてみるとネジにシリコンがほとんど付いていませんでした。
やり直しです。
雄ネジ部分にたっぷりとシリコーンを塗り付け(盛り付け)再度ネジ止めしました。
左の写真が上下の取り付けが正しい取り付け方向です。
長穴が下になる様に取り付けます。
防水兼ネジ隠しのゴムキャップ(化粧キャップ)を取り付けて作業完了です。
もう1か所のシャワーフックも同じ要領で取り付けました。
シャワーヘッドは床に置き、
家族に「1週間はシャワーヘッドを使わないように」お願いしました。
多分48時間~72時間くらいでシリコーンは完全に固まると思うのですが、念のため完全にシリコーンが固まるまで 1週間 という期間を置きました。
1週間後、シャワーフックを手で掴んで、おそるおそる確認。
バッチリです! しっかりとシャワーフックをタイルの壁に固定する事が出来ました。
以上、
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ユニットバスの場合、壁が鉄板なので別の方法でシャワーフックを取り付けます。
お風呂の壁が鉄板製(磁石が付くタイプ)の場合は、修理方法が違ってきます。
LIXIL(INAX) プラグ 浴室部品 【品番:P6C(10)】という製品がありますので、この浴室用プラグとシリコンシーラントを併用して使用するようです。
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ユニットバスの場合マグネット式のシャワーフックを使うと利便性が上がります。
お風呂の壁が磁石に付くタイプであれば、今あるシャワーフックの位置にこだわらず、マグネット式のシャワーフックを購入した方が良いかもしれません。
この場合、今まで付いていたネジ穴は何かで塞いでおきましょう。
➡浴室の壁穴を放置して置くと壁の中が腐ったり錆びたりします。
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マグネット式のシャワーフックを使用すれば、どこでも好きな壁面へシャワーヘッドを取り付ける事が出来ます。
極端な話、浴槽に浸かりながらミストシャワーを浴びる事も可能です。
(シャワーヘッドがミストシャワーの物である必要はありますが)
浴室で好きな音楽を聴きながら、浴槽に浸かり、柔らかなシャワーミストを浴びる。
考えただけでも優雅な気分になります。
以上、
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