草刈機 刈払機

刈払い機の燃料タンク交換とバルブクリアランスの調整 ホンダ UMK425H(4サイクルエンジン・エンジン型式GX25) 

HONDA UMH425H 燃料タンク交換前後草刈機 刈払機

刈払い機(草刈り機)を数台持っているのですが、久しぶりにU字ハンドルの刈払い機(草刈り機)を使おうとしたところ、燃料タンクに亀裂発見。

燃料タンクに亀裂が入ったままでの使用は危険が伴いますので燃料タンクの交換と、ついでにバルブクリアランスの調整も行いました。

そもそも、この刈払い機(草刈り機)ホンダ UMK425H は、中古農機具屋の軒先で雨ざらしになっていた物を2,000円で購入して修理した物です。

中古で購入後燃料フィルターの交換と燃料パイプの補修だけでエンジンが掛かる様になり、キャブレター掃除も完了で、調子良く使っている物です。

しかし、購入前は日の当たるところに置いてあった為に紫外線劣化で燃料タンクが傷んでしまったのだと思われます。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクに亀裂発生
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刈払い機(草刈り機)ホンダ UMK425H の燃料タンク発注

インターネットで ホンダ GX25 燃料タンク で、検索すると
燃料タンクセット(燃料タンク・燃料ホース2種類・燃料フィルター・燃料ホース2種類・燃料タンクキャップ)で、格安で販売されている物がたくさんあります。

インターネット上で注文できる格安燃料タンクセットは、写真で見る限り 燃料フィルターの本体材質が樹脂製なので、燃料フィルターがタンク内で浮いてしまう可能性があります。
ちゃんと燃料を吸い上げる為に、燃料タンクの底に沈む重量がある燃料フィルターに交換する必要がありそうです。

しかし、商品レビューなどを調べてみると
微妙にサイズが違って使えない とか
取り付け凸部の位置がずれている 等の否定的な意見が多く見られます。

おじさん(私)は、性能が同じならば出来るだけ安い物を買いたい。
という気持ちが基本的にあり、数mmの誤差であれば工夫次第で取り付けられるのではないか?とも思ったのですが、
今回欲しい物は 危険等級Ⅱ第四類危険物. の第 1 石油類に分類されるガソリンの入れ物です。

安全を犠牲にしてまで安い物を買うつもりは有りません。⦅おじさんは、基本に(デフォルトで)ケチですが、守銭奴しゅせんどではありません⦆
それに、安物買いの銭失い ということわざもありますので、今回はメーカー純正品を入手する事にしました。

ホンダ純正の燃料タンクはどこで発注するのが良いのか?

結論:ホンダの認定販売店で相談するのが一番手っ取り早くて確実です。

インターネットで確認 パソコンでの場合
本田技研工業株式会社のホームページ → ページの上の方にある 製品・サービス の所へ矢印を移動させると、下にメニューが表示されるので パワープロダクツ という所をクリック(ポチります) → 画面が変わったところで 刈払機 という所をクリック(ポチります) → 画面が変わって、画面の右側に

・カタログを見る
販売店を探す
修理店を探す
という項目があるので、販売店を探す の項目をクリック(ポチります)

・コードレス電動刈払機
・エンジン刈払機
認定販売店について知る
という項目が出るので、認定販売店について知るをクリック(ポチります)

画面が変わったページの下の方の 認定販売店はこちら という項目をクリック(ポチります)

・地図からお近くの店舗を探す
・都道府県別の店舗一覧から探す
という項目が出るので、お好きな方をクリック(ポチります)

これで、認定販売店が検索できます。

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さいわい、隣町にホンダの認定店がありましたので、刈払機を軽トラックに載せて(ついでにホンダのエンジン搭載の水の汲み上げポンプも載せて)認定店へGO!

店舗で「刈払機に詳しい人と話がしたい」と伝えると、修理所から人を呼んで頂けました。

刈払機を見てもらいながら燃料タンクが欲しい事を伝えると、事務の方と話をされて何か指示をして頂きその後部品発注。

ホンダの部品発注は、燃料タンクassyアッシー(assy:assembly(アッセンブリー)の略語:パーツ単体ではなく複数が組み合わされた構成部品)では無く、部品単体での発注になるようです。

燃料ホースも中古品を修理した時に接手を使って無理やり延長して使っていたので、
・燃料タンク
・グロメット
・燃料供給ホース
・燃料をタンクに戻すホース
の4点を発注。

ホンダの部品を発注する時には、ホンダの認定販売店で発注しましょう。 製品型式の確認
ホンダの部品を発注する時には、ホンダの認定販売店で発注しましょう。 で遺贈番号の確認

事務のおばちゃん お姉さんが、刈払機の型式と竿の裏側に表示されている製造番号?を確認して部品発注をして頂きました。

製造番号の確認を行ったという事は、製造時期?によっては部品サイズが違うのかもしれません。
(ネット上で格安で売られている燃料タンクassyが、サイズが合わない等の低評価を受けているのは製造時期の違う物の対応品かも知れません)

実際、評価が極端に違う☆1個と☆5個に綺麗時分かれているYahoo!ショッピングの商品説明をよく読むと、
OEM番号を交換してください:17511-Z0H-305.17511-Z0H-023 と明記されています。

実際、部品番号を素人が個人で調べるのは不可能に近い事なので、
☆5個の方は、偶々たまたまサイズが有っていてお買い得!
☆1個の方は、説明書きに書いてあることを確認せずに注文して、注文違いで文句を言っている。という状況だと思います。

Yahoo!ショッピングさんは部品番号が明記されている分良い方で、他のサイトでは同等部品番号の明記が有りません。

上記理由から、ホンダの刈払機の部品発注はホンダの認定販売店で相談するのが一番手っ取り早くて確実だと思います。

ついでに、ホンダのエンジン搭載の水の汲み上げポンプのスターターロープが重い(引っ張るのに力が必要)件を訪ねてみると、タイミングプーリーの中に組付けられた部品がエンジン始動時のスターターロープの引っ張り力が弱くても良い様な作用をしているのだ という事を教えて頂きました。

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燃料タンク入手・交換手順

部品発注後2~3日で部品入荷の連絡を頂き、部品購入

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンク交換 発注部品入手
  • 燃料タンク 部品番号:17511-Z0H-023 税別価格¥1,850
  • グロメット 部品番号:17504-ZM3-003 税別価格¥252
  • チューブ  部品番号:17702-ZM3-003 税別価格¥216(半透明チューブ)
  • パイプ   部品番号:17701-ZM3-003 税別価格¥510(燃料供給用の黒いチューブ)
    でした。

結果:おじさん(私)の場合は 燃料タンク 部品番号:17511-Z0H-023 なので、Yahoo!ショッピング の格安燃料タンクassyを購入して、燃料フィルターだけ交換すれば安く対応できたようです。

ホンダ刈払機 UMK425H(汎用エンジン GX25搭載) 燃料タンク交換手順

燃料タンクの中にガソリンが残っていないことを確認後、

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 1 キャブレターから燃料パイプを取り外し

キャブレターにつながっている2本のホースを取り外します。
この時、ホースを留めているバネクリップを無くさないように注意します。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 2 スターター部の取り外し

エンジンスターター部の3本のネジ(キャップスクリュー)を対辺4mmの六角レンチを使って取り外します。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 3 防振ゴムは再利用します。

エンジンスターター部を取り外すと、燃料タンクに防振ゴム?がはめ込まれて、エンジンスターター下部の穴で固定されている事が判ります。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 4 細かな金属部品は無くさない様に、マグネットトレイで保管

取り外したネジやバネクリップは無くさない様に、写真の様な、マグネット付き皿に保管すると便利です。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 5 燃料タンクを本体から取り外し

燃料タンクを真っ直ぐ後ろへ引き抜きます。

エンジン本体下部2ヶ所に穴があり、防振ゴム?→燃料タンクの凸部が差し込まれていました。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 6 燃料タンクの新旧比較

あまり意味のない写真ですが、新旧比較の写真です。
(たぶん)紫外線劣化で古い燃料タンクは変色してもろくなりひび割れしたのだと思います。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 7 古い燃料タンクを参考に、グロメットから上のホースの飛び出し長さを調整

今まで付いていたグロメットは硬化していなかったので再利用出来そうですが、グロメットも新規購入済なので新しい物を使います。

グロメットの穴に燃料チューブを通すときは何かで濡らしてやると通しやすくなります。
今回は古い燃料タンクにガソリンが少し残っていたので、ガソリンをグロメットの穴とホースに着けて作業しました。

古い部品を参考にして、グロメットの上のホース長さを調整。
古いチューブは有り合わせの物を使ってホースを継ぎ足して使っていたのですが、少し短かったようです。

この後、燃料フィルターと燃料フィルター部のバネクリップを新しい方へ移植。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 8 新しい燃料タンクにグロメット・燃料ホース・燃料フィルターを取り付け

新しい燃料タンクに、2本のホースを組付けたグロメットをはめ込み。
ここは力技で無理やり押し込みます。(ガソリンで濡らせば簡単に取り付けられたかもしれません。)

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 9 防振ゴム再利用の為、古い燃料タンクから取り外すと、古いん燃料タンクの新品時の白い状態が見えました。

防振ゴム?は再利用の為古い燃料タンクから外します。
すると、元の真っ白な素材の色が見えました。

例えていうならば、

あらっ、あなたって元々は美肌で色白なのにこんがりと日焼けしたのね。
若いうちから日焼けしすぎないようにしないと、年をとってから後悔するわよ。

って感じです。
で、結果は日焼けしすぎでお肌カサカサ、最終的には大きな亀裂が発生という事でしょう。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 10 新しい燃料タンクの取り付け、刈払機を逆さにすると作業が行いやすいです。

新しい燃料タンクに防振ゴムを取り付けて本体にはめ込み。
作業し辛かったので刈払機本体をひっくり返してしっかりと奥まで差し込みました。

後は分解と反対の行程で組付けていくだけです。

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換手順 11 燃料ホースの向き修正

ホースの出ている向きが悪かったので、写真の方向へ調整。

HONDA UMH425H 燃料タンク交換前後

この後、バルブクリアランスの調整も行い
燃料タンク交換のついでに他の部分も掃除して綺麗になりました。

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ホンダ UMK425H バルブクリアランスの調整

バルブクリアランスの調整は ホンダのOHVエンジン GX31 で経験済みです。

GX31バルブクリアランスの調整の詳細は こちら

OHVエンジンもOHCエンジンもバルブクリアランスの調整方法は同じだと思うので、ついでに調整してみます。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 1 エンジンカバーの取り外し

エンジンスターター部を外した状態で、赤いエンジンカバーの上のネジ(キャップスクリュー)を対辺4mmの六角棒レンチで外すと、赤いエンジンカバーを上へ引き抜いて取りはずせます。

次に、エンジン内の圧縮空気を抜くためにスパークプラグの取り外し。

ホンダの汎用エンジンGX25のスパークプラグのプラグレンチ寸法は16mmです。

使用する工具は エーモン(amon) 二輪車用プラグレンチ 16・18・21mm 全長88mm P602 です。
このプラグレンチは16・18mm 部分は段付きになっていて16mmの部分の先が広がって18mmのプラグも外せるようになっています。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 プラグレンチが使えません。

エンジン型式 GX31 にはそのまま使えたのですが、このエンジン GX25 には18mm用に広がった部分が引っ掛かってしまい。プラグを外す事が出来ません。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 プラグレンチの追加工・切断・バリ取り

プラグレンチの18mm部分には、何の未練も無いので、容赦なく切断します。
先の広がった部分を切り落とし、バリ取りをして16mm用のプラグレンチ完成。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 2 スパークプラグの取り外し

これでスパークプラグを外す事が出来ました。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 3 エンジンヘッドカバーを外しやすくする為にゴムハンマーで少し衝撃を与えます。

エンジンヘッド部のカバーの取り外しを行います。
キャブレターへ繋がっているホースを外し。
エンジンヘッド部のカバーは固着していると思われるので周りを一周ゴムハンマーで叩いて外しやすくします。
(ゴムハンマーが無ければ木の棒でも金槌でも良いと思います。)

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 4 エンジンヘッドカバーの取り外し

エンジンヘッド部のカバーを外したところです。
この部分は紙の様なガスケットを使うのではなく、ゴムパッキンが使用されていました。
ゴムパッキンを傷つける事無く、うまく取り外し成功。
ゴムパッキンはそのまま再利用できそうです。

開口部を見ると…思っていたのと違う!
とても綺麗です。ここだけ見ると素人目には新品のように見えます。

エンジンスターターのロープ部を外した部分を回してピストンの上死点(ピストンが一番上にある場所)を探します。
吸気側(キャブレター側)のバルブが動いた後、排気側のバルブが動くまでの中心部分です。
スパークプラグを外した穴へドライバー等の棒を差し込んでおくと解り易いです。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 5 ピストンの上死点を探します。
ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 6 ピストンが上死点にある時、タイミングプーリーの△印が真上に真上になります。

ピストンの上死点はこの位置で良さそうです。

タイミングプーリーの△印が一番上に来たタイミングです。

HONDA GX25 Valve clearance(バルブクリアランス:バルブを押し込む部分の隙間)の規定値は
Intake valve(キャブレター側):0.08 ± 0.02
Exhaust valve(マフラー側) :0.11 ± 0.02
です。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 7 バルブクリアランス 規定寸法 Intake valve(キャブレター側):0.08 ± 0.02

インテーク側をシックネスゲージで測定してみると、0.08mmでは少し緩い(隙間が多い)感じです。
誤差±0.02 なので、このままでも良さそうですが、せっかくなので0.08mmに調整。

ホンダ 刈払機 UMK425H バルブクリアランスの調整 8 バルブクリアランス 規定寸法 Exhaust valve(マフラー側) :0.11 ± 0.02

エキゾースト側は、0.11mmのシックネスゲージが無いので、0.05+0.06=0.11mm で測定。

こちらは隙間0.11mmピッタリになっていて調整の必要がありませんでした。

GX31 バルブクリアランスの調整の詳細は こちら

思っていたのと違う!
雨ざらしで不動品として購入した時点ではかなり使い込んだ物の様に見えたのですが、保管状態が悪かっただけでほとんど使っていない刈払い機だったのかもしれません。

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まとめ

不動品で購入して簡単な修理で使える様になり数年使った後、燃料タンクの交換と ついでにバルブクリアランスの調整・全体の掃除で大分綺麗な草刈機(刈払い機)になりました。

キャブレター掃除・調整済みなので、絶好調で稼働しています。
燃料タンクが綺麗になっただけで、大分新しい物に見える様になりました。
(10歳くらい若返った感じです)

ホンダ 刈払機 UMK425H 燃料タンクの交換・バルブクリアランスの調整・全体の掃除後

現在、この草刈り機(刈払い機)は、伸びすぎた雑草の藪を刈る為に、

  • 特殊4枚刃装着
  • 草寄せの部品は取り外し
  • 飛散防止カバーは少し後方へ移動
  • U字ハンドルは使い易い角度に調整済み

と、なっています。平地限定の使用ですが、うまく使えば自走式草刈機よりも早く綺麗に草を刈り取る事が出来ます。

ちなみに、刈刃は 4枚刃、36枚刃、40枚刃、共に おじさん(私)は吊るしの状態では使用しません。
安い既製品を購入して自分で使い易いように追加工して使っています。
(あくまでも自己責任で、周りに人がいない時にしか利用しません。)
(改良追加工内容は、責任が持てないので紹介しません)

吊るしの状態:既製品の洋服を吊るして売っている から派生した言葉で、既製品のままという意味で使われています。

既製品の追加工は、PL法(製造物責任法)の適応をみずから拒否した事になるので、おすすめはしません。

4枚刃の特殊品は、寺岡自然農園さんの農家が作った草刈り刃 – 刈っちゃえ刃(かっちゃえば)Bタイプがおすすめです。
この刈刃は往復刈り取りも可能で作業がはかどります。

刈払い機を使い慣れていない方は、いきなり2枚刃・3枚刃・4枚刃・を使う事はやめた方が良いと思っています。
8枚刃以上の刃数の物で草刈りをして、キックバック怖さが解ってから2・3・4枚刃を使用した方が良いです。
刃数が少ないほど(刃と刃の間が広いほど)キックバックの衝撃は強くなります。

キックバック:刈払機では、回転している刈刃の前端から右側部分に障害物や地面が当たると、回転方向と反対側に(右側)に刈刃が跳ね返ってしまうこと(キックバック)があります。
 キックバックが起こると、刈払機の制御が難しいため、重大な事故につながる危険性があります。(大分県>消費者安全>刈払機(草刈機)による事故に注意しましょう! から引用)

お時間がある時に、刈払機 キックバック で、検索して見て下さい。作業者のみならず、たまたま通りがかった人にも甚大な被害が出ています。

まとめ として書き始めたのですが、まとまりのない文章になってしまいました。m(_ _)m

以上、

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