畑にある山椒の木がだいぶ成長して、高さ3メートル以上になってしまい管理が大変(邪魔)になってきたので、剪定を行いました。
山椒の木の剪定について少し調べて見ると弱い木だからあまり切ってはいけないとか、植え替えをしてはいけない、という情報が多いのですが
そもそもこの木は鳥の糞か何かで運ばれて、勝手に生えてきたものを畑の端に植え替えて、ほったらかしにしてあったものです。
しかもこの木は雄らしく、実がなることが無いので思い切って小さくします。
剪定時期:休眠期の12~2月
大方の樹木は、休眠期の12月から2月の間か、成長の勢いがある6月頃剪定をすると良いことになっています。
今回は葉が落ちて、枝ぶりの解りやすい2月に剪定を行いました。
必要な道具
山椒の木はとげがあるのでケガをしないように、他の木を剪定するときと道具が違います。
剪定のこぎり、剪定はさみ、
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ウォータポンププライヤ(大きいペンチ)
とげが嫌なので、ペンチで掴んで剪定しようと思い要しましたが、今回は皮手袋のおかげで出番がありませんでした。
皮手袋(とげ対策の為、必須)
良い手袋
手袋は厚手のしっかりした皮手袋を用意しましょう。ゴワゴワして使いにくい位の硬さ(厚さ)のものが良いです。
山椒の剪定の為だけにわざわざ買うのはもったいないと思うかもしれませんが、BBQで炭を追加するときのやけど防止等、他にも使い道があるので用意しましょう。
不向きな手袋
- 軍手:論外です。軍手はとげに対する防御力はほぼ0です。
- なめし皮の柔らかい手袋:こういうものはおしゃれする時用に取っておきましょう。
これもとげに対する防御力は小さいです。
服装
長袖の作業服、保護メガネ
手首保護に関してはこちらをご覧ください。
脚立(今回は使いませんでした)
脚立について、自分の肩より高い枝を切る時には枝が落ちてきたり、のこぎりを使う時にキリコが目に入る可能性がありますので脚立やしっかりした台があると安全に作業ができます。
基本的に自分の肩より下で作業したほうが安全に、楽に作業ができます。
畑で脚立を使う場合地面がしっかりしているように見えても脚立に乗ったとたんに1か所の足が沈んでバランスを崩す事がありますので充分注意してください。
剪定作業
今回の剪定の目的は、大きくなりすぎた木を小さくする事と、病気にかからない様風通しを良くする、木全体にまんべんなく日が当たるよう込み合った枝の除去です。
風通し日当たりを考えると、まず真ん中の幹を切りたいのですが、トゲのあるやぶの中に手を突っ込む気はないので周りの不要な枝(重なっている枝)を切り落とします。
次に全体を見ながら中の太い枝を切ります。
後は適当に木全体の形を整えておしまいです。
ここまでの作業時間20分位
近くに実がなる雌の木があるので、あまり切りすぎない様高さ1メートル50センチくらいにまとめました。
枝の処理(すりこぎ作り)
後は、切り取った枝の処理です。
他の木の場合、切り取った枝はすべて燃やせるごみ扱いでもったいないなと思っていたのですが、今回は山椒の木です。
山椒の木の枝と言えば・・・すりこぎを作るしかありません。
通常は1~2年くらい乾燥させてから加工するのでしょうが、乾燥するととても固くなるので、柔らかい生木のうちに 直径2~5センチの枝で真っすぐなところを切り出し、
剪定はさみでざっくりと端末加工をしました。
何となくすりこぎに見えてきました。
後は風通しの良いところで乾燥させ、1年後くらいに仕上げをしようと思います。
こんなにたくさんのすりこぎを作ってどうするんだ、ということは1年後に考えます。
以上、
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