ヘッジトリマーや電動ノコギリを使う方は気を付けていても1度や2度は間違って電源ケーブルを切ってしまった事があると思います。
何年かぶりに電源ケーブル切断をやらかしてしまったので修理します。
用意する物
今回は半田付けではなく連結用の圧着端子を使って修理します。
・連結用の圧着端子
以前は100均ショップにも売っていたのですが、最近は100均ショップで見かけません。
カー用品店やホームセンターで数百円で入手できます。
・電気絶縁用ビニールテープ
100均ショップで売っています。
(100均ショップでは3巻100円、ホームセンターでは1巻数十円で売っています)
・ニッパー
・剪定はさみ
出来ればケーブルストリッパーがあれば良いのですが、我が家には無いのでニッパーと剪定はさみで代用します。
・ラジオペンチ
電工用の圧着ペンチがあれば良いのですが、どこかへしまい込んでしまい見つからないのでラジオペンチで代用
写真の物は100均ショップで買った物ですが、端子の圧着に使えそうな溝があります。
断線修理手順
電源ケーブルの被膜を剥ぐ
先ずは2本の電線を覆っている外側の被膜を剥ぎます。
今回は剪定はさみを使いました。
剪定はさみは片方だけ刃になっているので、
中の電線を傷つけないように注意しながら外側の被膜に刃を食い込ませ、電線を1周させてそのまま横方向に引っ張り外側の被膜を抜き取ります。
次に中の電線の被膜をニッパーで剥ぎ取ります。
上手く剥げずに電線を傷つけてしまった場合はやり直しです。
芯線を5mmくらい出し、軽く捻ってまとめます。
接続用圧着端子で接続
圧着端子に電線を差し込みます。
この時被膜が端子の中の金具に突き当たるまでしっかり差し込んでおきます。
端子の金具の部分をラジオペンチのU字型のところで圧着します。
(本当は電線のサイズに合った圧着ペンチを使うべきところですが、今回の物はたまたまサイズが合っていてうまく圧着できました。)
圧着着に軽く電線を引っ張ってみてしっかり接続できているか確認します。
これで接続はOKですが、作業時の雨や露で漏電ショートすると危ないので絶縁テープを巻いて水の侵入やショートの予防をします。
絶縁テープを巻く時はケチらずに長めに巻いておくと安心です。
赤い絶縁テープを巻いたところが今回の修理場所です。
どうやらこのヘッジトリマーの電線を切ってしまったのは2度目のようです。
1か所目はいつ切ってしまい修理したのかも忘れてしまったくらい前の事ですが、
道具の扱いに慣れてくる頃に油断が出て切断事故が起こります。
今後も十分気を付けて、ケガや事故の無いように作業したいです。
以上、
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