実家から「物干し台が壊れた」と連絡があった為、出張修理に行ってきました。
聞けば、50年くらい前から使っているとの事です。
折れた支柱の根元取り出し
どんな状態か見てみると、手作り感満載な感じの土台に埋め込んである支柱が根元から折れています。
市販品ではなく、誰かが自作した物のようです。
この残った支柱を取り外し短くなった支柱をそのまま埋め込むことにします。
先ずはコンクリートドリルとインパクトレンチで支柱の周りに穴をあけます。
次にバールと金づちで回りを砕いていきます。
一周コンクリートに穴をあけたのですが、支柱が抜けません。
覗いて見ると抜け止め用に鉄の棒が溶接してあります。
我が家には溶接機は無いので誰かに作ってもらった物だと思いますが、(今でいうDIYですね)意外としっかりと作ってあります。
抜け止めの鉄棒の所をコンクリートドリルで穴開け、バールと金づちで砕いて取り外します。
後は支柱を固定し、セメントで固めるだけです。
本当は抜け止め加工もしたほうが良いのですが、洗濯物を干すだけなのでそんなに荷重は掛らないだろうと勝手に解釈し、抜け止めなしで固定することにします。
(ただ単に面倒くさかっただけです)
抜け止め加工をする場合
抜け止め加工の方法は支柱に横穴をあけて、その穴に鉄の棒(釘やボルトで良いです)を差し込みコンクリートで固めるだけです。
土台に物干しの支柱を固定
セメント(モルタル)は意外と安くて大きな袋でも数百円で買えますが、残った分の保管が大変なので今回は百均ショップで買ってきました。
百均ショップの物は割高ですが、砂利も入っていて量も手頃なので使い勝手が良いです。
先ずはコンクリートが底に抜けない様に適当な板を仮止め
ひっくり返して
コンクリートが固まるまで支柱が動かないように固定します。
写真を撮るのに失敗してしまいましたが、物干しの支柱上部を柱に紐で固定しています。
コンクリートを穴に入れる前に穴周辺を充分水で濡らします。
少しずつコンクリートを入れて、隙間が出来ないように細い棒でつつきます。
これを繰り返し
少し盛り上がるくらいまでコンクリートを入れて固まるのを待ちます。
コンクリートの説明には24時間で固まると書いてありましたが、念のため3日くらいはこのまま置いておこうと思います。
今回の修理は初見では30分~1時間あればできるかなと思ったのですが、折れた支柱の根元の取り外しが大変で、結局2時間以上かかりました。
以上、
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