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ガーデニング農業

ギシギシ撲滅大作戦 田んぼの土手の雑草を選択排除

狙った雑草のみ枯らす方法

田んぼや畑の土手に生えてくる雑草。ギシギシ・タンポポ等の選択駆除を行います。

大作戦と銘打っていますが、内容はかなり細かい(面倒くさい・手間のかかる)作業です。

土手(畔・斜面)は横方向へに根を伸ばし地面を固定する植物が生えていると良いのですが、ギシギシやアカザは俗に言う牛蒡ごぼう根で、真っ直ぐ下方向へ太い根を伸ばし、斜面の土を保持する事には不向きです。ギシギシ・タンポポ等の牛蒡根の草だけを駆除に挑戦です。

出来れば芝生かクローバーの様な横方向に根を張る植物で土手(傾斜)を固めて欲しいのです。

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雑草選択撲滅大作戦 第一段階 最近はやりの高草刈り

最近は草刈り方法の一つとして、あえて草を高い位置で刈り取る方法が一部で話題になっているようです。
数年間雑草の高刈りを続けると、クローバーの様な高さの低い草だけになるとか(ならないとか)色々な意見があって面白いです。

おじさんは普段は草は出来るだけ低く刈り取っているのですが、今回は雑草の選択駆除のためにあえて高刈りにしました。

ギシギシ・アカザ・タンポポが密生が密生した田んぼの畔

先ずは草刈り機で土手(畔)の草刈り

右側、上部のみ草刈り機で草を刈った状態です。

普段は草刈り高さを一番低くして草刈りを行うのですが、今回はあえて草刈り高さを高くして草刈りを行いました。

特にひどい場所の写真ですが
草を刈り取っていない部分を見るとギシギシ・タンポポが密生しています。

自走式草刈機で田んぼの畔の草刈り

この日は草の高刈りで作業終了

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雑草選択撲滅大作戦 第二段階 草刈り三日後、いち早く復活しているギシギシ類に除草剤塗布

草刈りから3日後の田んぼの畔

第一段階の草刈りから3日後、既にギシギシやアカザ等はすでに新芽が出ています

草刈りから3日後、既にギシギシが成長しています。

物凄い生命力です。

高刈りで残っていた小さな葉がすっかり大きくなり、更に新芽が伸び始めています。

邪魔な広葉雑草のみ除草剤で枯らす作戦です。

広葉雑草を選択的に枯殺する除草剤(MCPP等)を使っても良いのですが、そうすると
根が広く広がって土手(畔)が崩れるのを防止してくれるクローバー迄枯らしてしまいます。

地道に要らない広葉雑草に、除草剤を塗る秘密兵器

除草剤を筆で葉に塗布すれば良いのですが、片手に除草剤の入った容器を持って、もう片方の手で筆を持ち作業。は

・効率が悪い
・除草剤をこぼしてしまう可能性あり(実体験です。)

等の欠点があります。

今回用意した秘密兵器がこちら

選択除草の秘密兵器 ダイソーの水彩用筆ペン

ダイソーで購入した水彩用筆ペンです。

普通に売っている筆ペンと同じような物ですが、柄の部分に水を入れて使用し、使用時は柄の部分を少し押し込まないと水がほぼ出ない様になっています。

しかもキャップにはポケットに入れた時に固定するフック付きです。

雑草の選択除草の道具

除草剤と希釈用の水、除草剤を筆ペンに入れる為のスポイト、筆ペンを用意します。

除草剤(ラウンドアップ)希釈して水彩用筆ペンに入れる

除草剤のラウンドアップマックスロードは25倍希釈でスギナも枯らす強さがあります。

今回は使用量も少なく、希釈数量をきちんと測るのも手間なので適当に濃いめに希釈しました。

一応、よく振って準備完了

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邪魔な広葉雑草のみ撲滅作戦決行

実際の作業はかなり地味で根気のいる作業です。

水彩用水ペンを使用して、枯らしたい雑草のみに除草剤を塗布

除草剤は成長の早い新芽に塗った方が良いのか?それとも光合成をおこなって栄養と一緒に除草剤の成分を吸収しそうな大きな葉に塗った方が良いのか?

はっきり言って 解りません。

新芽と大きな葉の一枚に除草剤を塗布していけば完璧だと思うのですが、今回は敵(邪魔な広葉雑草)の数が多すぎます。

最初の内は地道に丁寧に新芽と大きな葉の一枚に除草剤を塗布(筆ペンの軸を適度に押して除草剤の出る量を調節)していたのですが、だんだん面倒くさくなってきて後半は適当に新芽のあたりに除草剤を塗布してみました。

他の田んぼの土手も何とかしようと思っていたのですが、根気が続きません。
この土手の除草剤塗布だけで根気が尽き果てました。はっきり言って効率が悪すぎます。

この土手の一連の作業の結果を見てから他の土手(畔)の雑草対策を考える事とします。

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除草剤塗布から一週間後

ギシギシやアカザの成長の速さは凄いです。

草刈り後10日間で、この大きさに育っています。

除草剤塗布1週間後のギシギシの状態1

先端から枯れ始め(黄色く変色し)た物と、何の変化も見られず大きく育っている物が有ります。

除草剤の塗り残し(塗り忘れ)のせいなのか?塗った場所が悪かったのか?原因は不明です。

除草剤塗布1週間後のギシギシの状態2

左側の草は先端から枯れ始めていますが、右側の草はほとんど枯れていません。

でも、周りのクローバーには影響が無く、クローバーは元気に育っていそうです。

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除草剤塗布から二週間後

除草剤塗布2週間後のギシギシの状態

除草剤が効いた草は大分枯れてきています。が
除草剤が効かずに(塗り忘れ?)すくすくと育っている草も有ります。

除草剤塗布後2週間 田んぼの畔の状態

除草剤を塗布する前と比べると大分アカザ(ギシギシ?)の数は減っています。

そろそろ草刈りをしないと、雑草が密生して自走式草刈機では歯が立たなくなってくるのですが、もう一週間様子を見る事にします。
ラウンドアップっていう除草剤は根までしっかり枯らしてくれる優れモノなのですが、ちゃんと効き目が出るまでに三週間近くかかる場合が有ります。:おじさん個人の実感です

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除草剤塗布から20日後

これ以上草を成長させると、自走式草刈機での草刈りが困難になってきます。
(草が密生していると刈り取った草が自走式草刈機の下に溜まり大きな負荷が掛かる為、自走式草刈機が止まってしまいます。)

自走式草刈機で密生した草を刈る時の裏技が有るのですが、メーカー推奨の使い方では無い為今回は紹介しません。

ギシギシ・アカザ・タンポポが密生が密生した田んぼの畔
三週間前の畔の状態
ギシギシ類のみ選択除草作戦 3週間後の状態
雑草選択駆除作戦後

写真の明るさが違うので分かり辛いと思いますが、アカザ、タンポポ、の数は激減しています。

しかぁ~し、ギシギシの生き残りはすでに赤い花が咲いてしまっています。
種が出来る前に早急に草刈りを行います。

ひょっとしたら既に種を付けている物も有るかもしれません。
もしも種が付いていたら、もと木阿弥もくあみでアカザだらけの畔になる可能性も否定できません。

雑草の選択除草後 自走式草刈機で草刈り

草刈り完了です。

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まとめ 雑草の選択駆除は根気さえあれば何とかできそうです。

今回の実験で中途半端ではありますが、雑草の選択駆除の可能性は見えてきました。

写真を撮った位置は除草剤を塗った後半の(作業が雑になってきた)範囲なので生き残ったアカザが多くありますが、引き続き根気よく除草剤を塗れば雑草の選択駆除は出来そうです。

正確にどの草の どの位置に除草剤を塗布したか、を記録していないので正確ではありませんが、
枯らしたい雑草の新芽に除草剤を塗るより大きく成長した葉に除草剤を塗布した方が効果が効果が有るように感じます。

今年は(今年も)猛暑続きなので、引き続き除草剤塗布は続ける根気が有りません。
朝4時起きで除草剤塗布 という手もありますが、朝露が付いている状態だとどうなるのか?
試してみたいとは思いますが・・・

後は、1~2月の寒い時期で、芝やクローバーが休眠状態になっている時に除草剤(ラウンドアップマックスロード等)を散布した方が手っ取り早い気がします。

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追記 畔の低刈り15日後 思った以上の効果が出ていたようです。

雑草の選択除草後 自走式草刈機で草刈り 15日後 思った以上にギシギシの数が減っています。

畦の低刈り15日後

草刈り時にはまだ生き残っているように見えたギシギシの中でも、除草剤のダメージを受けていた物が有ったようです。

草刈り前と比べると、生き残ったギシギシは激減しています。(個人的な見た目での判断です)

  • 高刈りをして3日後くらいに残った大きな葉にラウンドアップを塗布
  • 3週間後に低刈り
  • 次回の草刈り時に高刈りをして3日後くらいに再度生き残ったギシギシの大きな葉にラウンドアップを塗布

ラウンドアップを塗る作業を2~3回繰り返せばギシギシ・タンポポ等の選択駆除は可能だと考えられます。

2回目、3回目、はラウンドアップを塗布する雑草の数も減ってきますので、1回目と比べると作業も大分軽減されそうです。

邪魔な雑草のみの選択完全駆除の可能性が見えてきました。

以上、

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