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バスルーム・キッチン・トイレ

シャワー付き混合栓・破損の応急処置 とりあえず一旦水を止める方法

シャワー付き混合栓が破損場合の、水漏れを止める応急処置方法

築50年の実家を厳冬期にしばらく留守にしたところ、浴室のシャワー付き混合栓が凍結して破損しました。

今回の記事は、修理前にとりあえず水漏れを止める方法の紹介です。

正論はどうでもいいからすぐに水を止める方法を知りたい方は こちら から記事後半へ移動して下さい。

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屋内が氷点下になる家で、浴室のシャワー付き混合栓が凍結して破損

田舎の家は寒い!
家の中が氷点下になります。

屋外配管は凍結防止帯を取り付けているので大丈夫なのですが、
家の中で水道が凍り浴室のシャワー付き混合栓が壊れました。
不凍栓も閉めてあったのですが・・・
風呂場周辺の不凍栓の位置が判らずに、風呂場周辺だけは水/お湯が屋内に供給されていました。

風呂場(浴室内)シャワー付き混合栓の中に溜まった水が凍って内側から部品を外に押し出してしまったようです。
(水が氷になると体積が増えます・小学校の理科で習ったような気がします)

NHKのニュースでも取り上げられたので知っている方が多いと思うのですが、2023年の1月下旬は10年に一度の大寒波到来。
「水道を凍らせない為には、ちょろちょろと水を出しておきましょう」と、NHKさんのニュース/天気予報でも言っていました。

おじさん(私)の住むいなかでは、極端に気温が下がる時には寝る前に水道の水をちょろちょろと出しっぱなしにする。という事は昔からの常識として知られているのですが、留守にしていたのでどうしようも有りませんでした。

シャワー付き混合栓の温度調節用のレバーが飛び出て水漏れを起こしていたので、飛び出た部品を無理やり押し込めば多少は水漏れが少なくなるのではないか?

と、思い 飛び出た温度調節用のレバーを押し込んでみると・・・

やらかしました! 少しの水漏れで済んでいた物にとどめを刺してしまったようです。

屋内で凍結が原因でシャワー付き混合栓が破損

温度調節レバーが完全に外れてしまい、大量に水(お湯?)がき出してしまいました。

外れてしまったレバーをもう一度力ずくで押し込もうと思ったのですが、無理でした。

やっちまった事はしょうがない。至急対応策を考えます。

修理は後で考えるとして、取り合えずこの水漏れを止める必要があります。

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水漏れをとりあえず一旦止める為には(通常の手段・正論)

ここからは、正論(業者さんならばこういう手段をまず初めに考えるであろう事項)で、説明していきます。

正論はどうでもいいからすぐに水を止める方法を知りたい方は こちら から記事後半へ移動して下さい。

水漏れを止める為には元栓を閉めるのが正論です。

キッチン(台所)の水栓は大概流し桶下の扉を開ければ水道の蛇口を閉める様な回す場所がついています。
ここを閉めれば(時計回りに回転させれば)水が止まります。

しかし、今回は浴室の混合水栓です。
壁に直付じかづけなので、元栓の位置が屋内では解りません。

家の外に出て配管を確認します。

おじさん(私)の実家は、お湯を温める為のソーラーパネルと、ボイラーがセットされている複雑な構造です。

わかりやすい構造の場合屋外の配管の上に蛇口のハンドルの様な物が付いている筈ですが、おじさん(私)の実家はそういう親切な(素人にもわかりやすい)配管にはなっていません。

配管をたどって行くと・・・

浴室周りの水・お湯の配管 元栓が土の中に埋め込まれていました。

土の中に埋め込まれた元栓がありました。

右側がお湯、左側が水 の元栓で、浴室・脱衣場(洗面台・洗濯機)の配管が一ヶ所にまとまっているようです。

この元栓を時計回りに回せば、お湯・水 ともに止まるはずですが・・・

元栓部分が凍結してハンドルを回す事が出来ません。

おじさん(私)の住んでいる地域では、(半)永久凍土 とでも言って良い状態で、12月中旬から3月初旬までは日の当たらない場所は地下15cm~20cmは凍った状態のままです。日中の気温上昇で土が溶ける事は有りません。

話が飛びますが、例えとして
日当たりが良い畑でネギを植えたままにして、都度必要な分だけ収穫しているのですが、
日中でもうねの東側は土が溶けていても、西側は土が凍ったままです。
(通常はネギは秋に収穫して保存するのですが、おじさん(私)は植えっ放しで都度必要な分だけ収穫しています・ネギは凍っても大丈夫です)

この配管は家の西側なので、春まで溶けないと考えた方が良さそうです。

では、どうするか?

(延長ケーブル使い)ドライヤーを元栓の筒に入れて15分~30分位温めれば元栓の配管と土が溶けて元栓を閉める事が出来そうな気はしますが、・・・

ドライヤーって15分~30分間も連続作動させても大丈夫なのか?という問題にぶち当たります。

ドライヤーを何十分も使い続ける事に問題があるとすれば、後の選択肢は家に入る大本の水栓を閉める。という事になります。

家の庭に設置された量水器(水量計)

量水器(水量計)の写真です。

余談
日本のほとんどの地域では水道局という所が水道の使用量を管理していて、点検に来るとおもうのですが、いなかのおじさんが住んでいる地域では独自の水源を持っていて、地区の水道係から委託された方が月に一回各戸を回って水道メーターを確認して使用料を決めています。

この、水道の元栓を閉めれば家中の水が止まるのですが・・・

家の量水器(水量計) 水が通っている状態
水が通っている状態
量水器(水量計)水を止めた状態
水を止めた状態

水の元栓を止めてしまうと、ボイラーの空焚き(ボイラーの故障の原因になります)の心配もしなければいけなくなります。

余計な事をして事を悪くしてはいけないのでこの元栓を閉めるのは最後の手段として他の方法を考えます。

ちなみに、この元栓は土から浮き上がった状態で設置されている為、操作する事が出来ました。

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簡単にシャワー付き混合栓の給水(給湯)をとりあえず簡単に止める方法

浴室に戻って、シャワー付き混合栓をよく観察して見ると・・・

配管の根元にネジ(水量調節ネジ)を発見

シャワー付き混合栓が破損場合の、水漏れを止める応急処置 屋内での凍結が原因

配管の根元部分の-(マイナス)ネジをマイナスドライバーで時計回りの方向へ締め付ける事でお湯/水を止める事が出来ました。

とりあえずの止水はこれだけで完了です。

後の修理 → シャワー付き混合栓の交換 は、実際に使う 母の意見 を聞いて機種選定をしてから交換する事としました。

以上、

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