兼業農家の必需品 軽トラックのサイドミラー(ドアミラー)を替えて安全性を高めました。
なぜ交換する気になったのか
愛車は平成8年製 三菱自動車のミニキャブ 型式V-U42T(JA仕様)なのですが、さすがに20年以上使っていると色々ガタが出てきます。
しかし、年数は経っていても距離はあまり乗っておらず買い替えるにはもったいないという事で 大事に使っています。
ドアミラーに関していうと、経年変化と紫外線にやられて樹脂がだいぶ傷んできました。
そのままでも機能的には何の問題もなかったのですが、少し気になって手入れをするときにミスをやらかしてしまったのです。
インターネットの情報で樹脂の再生方法として 表面をガスバーナーで軽く溶かして綺麗にする、というのがあったので早速試してみたところ
表面が綺麗に溶ける前に樹脂全体が解けてぼこぼこになってしまいました。
これは素人がいきなりできる技ではありませんでした。
樹脂部を綺麗にするならば耐水ペーパー(耐水性のある紙やすり)で水研ぎ(流水をかけながら研ぐ)くらいにしておいた方が良いでしょう
(こういうことを バカの知恵は後から出る といいます)
そのままで使っていても問題はないのですが、みっともないので交換することにしました。
ドアミラーは社外品に変えても大丈夫?
国土交通省の道路運送車両の保安基準(2020年1月31日現在)第44条 後写鏡等
ドアミラーの事は車外についている後写鏡というらしいです。
保安基準を読んでみたのですが、書き方が難しくて良く解りません。
でも内容としては、
- 後写鏡は取り付ける位置や高さが決まっている
- 後方の確認できる位置の基準がある
- 万が一歩行者と後写鏡がぶつかったときには簡単に後写鏡が倒れなければいけない
- 高速走行等で後写鏡が簡単に動いてしまってはいけない
というような事が何度も繰り返し書かれています。
結論としては元々ついていたサイドミラーを違う物に交換することは自己責任でとしか言えません。
専門家に確認はしていませんのでわかりませんが、
個人的な見方としては元々あったミラーの位置に、他の市販車のミラーを取り付けても問題はないような気がします。
交換するミラーを入手
どうせミラーを買えるならば、格好の良いものにするか機能の良い物にしたいと思い色々見ていると
ホンダ バモスの中古サイドミラーがあったので購入してみました。
左側サイドミラーの下についている2枚のミラーが死角を減らしてくれそうなのでこれにしました。

多少傷アリ、海の近くから来た物なのでネジ部が少し錆びていますが、許容範囲内です。
サイドミラー交換

メーカーも車種も違う為ステーの部分は使えません。
対辺10mmのボックスドライバーを使いナットを緩めて外します。
ナット、スプリング、スプリングの上の金具は錆びてきているのでこれは使わず、ミニキャブに今までついていたものを再利用します。
後は差し替え交換、ネジ締めだけです。
組付け時に硬めのグリースをほんの少し塗っておきました。
ねじを締める強さはあまり弱すぎず、でも歩行者と当たった時には簡単に曲がる強さにします。
交換した結果


下についている2枚のミラーに注目してください。
車の左サイドの死角がだいぶ少なくなりました。
いい感じです。
外観もだいぶ良くなりました、


中古品の為多少傷アリ
運転席側の写真は

ガスバーナーでの補修失敗

付け替えたミラ―外観 右
みすぼらしかった軽トラックが少し見栄えが良くなりました。
ミラーを買えただけで古臭さが減ったのは良いのですが、サイドミラーだけが真っ黒になったのでバンパーやヘッドライトの周りの樹脂の劣化が余計に目立ってしまいました。

バンパー周りの見た目を良くするには
一時的であればアーマーオールでも塗り込んでおけば良いのですが、効果は短いし・・・
又何か考え着いたらやってみます。
以上、
追記
しばらく使ってみての感想です。
左側のサイドミラーはもう少し(2cm位?)高い位置に付いていればもっと見やすくなりそうです。
何か方法が思いついたらまた追記します。
コメント