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修理農業

不動品?3000円のエンジンポンプを修理してみます。④カムやプッシュロッドアームは入手可能か?カムの確認

ホンダの4サイクルOHVエンジン カム摩耗修理

中古で購入した300円のエンジンポンプ。

潅水用ポンプの動力源、ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31の修理の続きです。

色々といじった結果、カム周辺に問題がありそうだと確信しています。
理由は、エンジン上部バルブ付近を綺麗に掃除しても吸・排気弁がほとんど動かない、そもそもプッシュロッドがほとんど上下運動をしていない為です。

インターネット上で色々資料を探してみたのですが、日本語での情報がほとんど見つかりません。

カム周辺を修理すれば直ると思っているのですが、分解も面倒くさそうです。
原因がわかったけれども部品調達が出来ない。と言う様な事があると無駄骨を折る事になるので、

部品調達の可否確認の後、エンジン分解・必要な部品の調達を行います。

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ホンダの汎用4サイクルOHVエンジンGX31の部品は今でも入手できるのか?

ホンダ製品を扱っている農機具屋では、多分部品調達が出来ません。(ホンダのホームページで検索して取扱店として載っている販売店です。)
部品調達が出来ないと思う理由は、GX31の燃料タンクキャップを購入した時にさかのぼると、GX31と言うエンジンの存在すら知らずに部品が解らず、
おじさん(私)の指定で「刈払い機のUMK425Hの燃料タンクキャップと同じ物を取り寄せて下さい。」と、お願いして取り寄せ購入した経過があるからです。

農機具屋が頼りにならないとなるとインターネットを駆使して自分で購入先を探すしかなさそうです。

色々探してみましたがアマゾン(amazon)では、在庫切れ・再入荷のめどは立っておりません。
となっています。

海外の通信販売社では、入手可能なようです。

色々検索した結果 中国の AliExpress で入手出来そうです。
他のサイトでも入手可能ですが単価がユーロやその他の外貨で送料も良く分かりません。

AliExpress は日本語、円(Japanese yen)で表示できます。(実際は米ドルでの取引になるので為替変動で多少の誤差が出ます)

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31のカムはAliExpressで入手可能
ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31のバルブリフターロッカーアームセットはAliExpressで入手可能

部品入手の当てが付いたので、エンジンを分解して必要な部品を確認します。

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ホンダ4サイクルOHVエンジンの分解・故障個所の特定

前回修理時に16mmのプラグレンチが無かったので、今後のプラグ点検のために16mmのプラグレンチを購入しました。

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18mmと16mmは段付きになっています。

製品レビューを見ると、プラグ廻りが狭い場所の場合18mmの部分が邪魔をしてしまい16mmのプラグが外せない。といったコメントも有ったのですが、
18mmの部分が邪魔になった時には18mmの外径が大きな部分は切断してしまえば使えると判断してこの商品にしました。

スパークプラグ取り外し

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 プラグを外す

ホンダ4サイクルOHVエンジンGX31の場合、このプラグレンチで何の問題も無く取り外す事が出来ました。

エンジンカバーをはじめとして分解開始、カムの部分を確認する為にはポンプ部を取り外す必要があります。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し1

ポンプ部の四隅のネジを取り外し、ポンプ部の枠?を取り外し。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し2土台に取り付けられているネジを取り外し

ポンプは土台にもネジで固定してあるので、土台とポンプを固定している2か所のネジの取り外し。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し3 外したネジは無くさない様に仮組して保管

ワッシャーやナットをなきさない為にネジ類は仮組して保管します。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し4 ポンプの水流を起こす部分

ポンプ中心の水流を起こす部品を先に外す必要があります。

回転方向を考えるとここは緩み止めの為に逆ネジ(ネジの溝が普通のネジ溝とは逆向きになっている物))を使用している可能性も考えられます。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し5 ポンプの水流を起こす部分の取り外し

このネジは逆ネジでは無く普通のネジでした。

冷却フィンとポンプ本体の間にメガネレンチを突っ込み廻り止めにして、(こんな使い方をしてはいけません)

中心の六角部を大きなモンキーレンチで反時計回りに回して取り外し。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し6 ポンプの元部分の取り外し

さらに4本のネジを取り外し、ポンプの元部分を取り外し。

この部分は固くハマり込んでいて簡単には外れないので、フライホイールとポンプの隙間に両側からマイナスドライバーを突っ込んで無理やり取り外しました。

フライホイールとは:単気筒エンジンで低速運転時は ピストンが上死点にある時の点火爆発時に逆回転の可能性があります。(爆発工程でのみ大きな回転力を得られ、その他の行程では出力側の抵抗や摩擦等で回転を止めようとする力が働くため)
この逆回転を防ぐ為にフライホイールと呼ばれる円形状の物を回して慣性で一定方向に回し続けて逆回転を防ぎます。
フライホイールにはエンジン冷却の為のフィンやスパークプラグを発火させる発電の為のマグネットが組み込まれています。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し7 潅水ポンプを動かす軸を取り外し

固くハマり込んでいたのはベアリングが入っている為でした。

ここでベアリングを痛めていないか?確認しましたが問題なさそうです。

さらに、ベアリングの横の2本のネジを取り外してベアリング取り付け部を取り外し。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し8 フライホイールが外れない

フライホイールが中心のナットでエンジンの出力軸に固定されているので、何とかしてここを外します。

スクーターの整備用に最近購入したユニバーサルホルダーを使ってフライホイールを固定して簡単に中心のナット外し・・・のはずが、ピンの太さが太すぎてネジ穴に入りそうで入りません。

このユニバーサルホルダーのピンはねじ止めされている製品なので、ネジを追加工して細い部品を作るという手も考えましたが、もっと楽な方法を採用

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し9 フライホイールの中心のナットを無理やり取り外し

先ほど取り外したネジを使い、ユニバーサルホルダーの柄の部分とラチェットレンチの延長バーを使って、何とかネジの取り外し成功。(ユニバーサルホルダーでなくてもバールや鉄筋で同じ作業は出来ます)

同じセリフを繰り返しますが、
本来はこんな使い方をしてはいけません。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し10 フライホイールのネジ穴ピッチ約53mm

問題はまだまだ続きます。

フラーホイールが固くはまっていて取り外せません。

マイナスドライバーでこじ開ける様な隙間も見当たりません。

ここはギヤプーラーとかベアリングプーラーといった専用工具を使うべき場面ですが、生憎そんな工具は持ち合わせていませんし、1回使う為だけ に高価な工具を買う気も有りません。

しょうがないから、このフライホイールを外す専用工具を作ってみようかと少し思案

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し11 使い古したトラクターの爪で治具政策検討

材料は、先日交換したトラクターのロータリーの爪です。

こいつに芯間距離53mmの位置に穴をあけ、更にあけた穴の中間地点にも穴をあけて、
先ほど使った2品のネジを使ってフライホイールにこの金具を固定、中間の穴に長いネジを入れてねじ込んでいけばフライホイールが外れる筈です。

フライホイール取り外し治具検討
フライホイール取り外し治具検討

絵のようにネジを設置し、固定ナットが回らない様にスパナか何かで固定しつつ、中心を押すネジをねじ込んでいけばフライホイールが引っ張り出されて外れる筈です。

いやいや、ちょっと待て、

もっと簡単な方法を思いつきました、

フライホイールの取り外しに専用治具など作らなくても先ほど外したベアリングが付いている部品を使えば抜けるんじゃないか?

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し12 先に取り外した部品を利用してフライホイールを取り外し

M8×50mmのネジを2本使って先ほど外した部品を逆向きに取り付け、

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し13 先に取り外した部品を利用してフライホイールを取り外し。左右均等にネジを締め付け

左右のネジを均等に締めていくと・・・

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し14 フライホイール取り外し完了

パキッ と小さな音がしてフライホイールの取り外しが出来ました。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し15 イグニッションコイル取り外し

カムと対面する為にはイグニッション コイル?(スパークプラグ発火用発電部品)が邪魔になるので取り外し。

もっと前に外しておけば少しは作業が楽だったかもしれません。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し16 テーパー軸のキーが傾いています。

❓ 回転軸のキー(回転時の滑り止めの金具)が傾いて付いています。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 ポンプ部取り外し17 テーパー部には半月キーが使われています。

キーを取り外してみると半月キーが付いていました。

半月キーについて少し調べてみると、テーパー軸の結合部には半月キーを用いて、雌側テーパーにキーの直線部が自然に合う様になっているようです。

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ようやくカムとその周辺に到達

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 カムカバー取り外し1 5本のネジを取り外し

カムカバー(カムシャフトカバー?)が5本のネジで取り付けられています。

5本のネジを取り外し

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 カムカバー取り外し2 ゴムハンマーで軽く叩いて固着した部分を取り外す

カムカバーも固着して張り付いていたのでゴムハンマーで少し衝撃を与えて、慎重にカムカバーを取り外し

ここを開ければカムの状態が解る筈です。

予想ではカムがすり減っているか、プッシュロッドアームが変形(又は摩耗)している為に、プッシュロッドの上下移動幅が狭くなっていて、結果として吸排気弁がしっかりと開き切っていない。という所ですが、果たして結果はどうでしょうか?

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ビンゴ!(予想が当たり)カムがすり減って物凄い事になっていました。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 擦り減ったカム

カムカバーを取り外してみると、カムが物凄い事になっています。

プッシュロッドアームが当たる部分がすり減ってしまい、円形に近い形にまで変形しています。

ホンダの4サイクルOHVエンジンGX31 カムが3mm位すり減っています。

プッシュロッドアームを取り外して曲尺かねじゃくを当てて摩耗量を測ってみると、約3mm擦り減っています。

これではエンジンがまともに動く訳が有りません。

見た目から考えて勘で言うと、プッシュロッドの動きが2mm位抑えられて(減って)いたと思われます。(プッシュロッドアームの支点からの距離を測れば正確な数値は簡単にはじき出せますが、面倒くさいのと、今その数値を知ってもあまり意味が無いので計算しません)

エンジン不具合の根本的な原因はカムの擦り減りで決定です。

部品があればカム交換ですぐに修理完了となりそうです。

AliExpress へ カムを発注、到着後にちゃんと修理を行う事とします。
(1か月もかからずに部品到着予定)

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余談

おじさん(私)は筆が遅いたちなので、実際に作業から半月はんつき遅れくらいでこの記事を書いています。

もうすぐ部品が届くと思うので一気に修理を進めたいところですが、

春先は 兼業農家に 休みは無い

春先は田んぼの土手草刈り、しろかき(田んぼの水と土を混ぜ合わせて田植えに適した平な泥にする作業)、田植え、
減反げんたんして畑になっている場所への野菜の苗定植 等 忙しいんです。

毎年赤字経営の稲作りなどやめてしまいたい位なのですが、先祖代々伝えられてきた稲づくりをやめるのもどうか?という事で今年もお田植えを行います。

この潅水ポンプの修理はもう完成目前だと思うのですが、修理完成の記事はもう少し先になりそうです。

次回、中古で3000円で購入した潅水用エンジンポンプ・修理完了・絶好調です。 となる予定

以上、

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