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修理

ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)が上がらない原因は大概オイル不足です

ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)修理

車のマフラー修理をする為にガレージジャッキを持ち出してジャッキアップをしたのですが、途中までしか上がりません。

ある程度上がった後はハンドルを上下に作動させても途中で力が抜けてしまっている感じです。

エマーソン(ニューレイトン株式会社)製 フロアジャッキ2t 型式EM-516C
今回の修理内容はオイル補充です。

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ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)が途中までしか上がらない故障原因

こういう場合は作動オイルが少なくなった為
シリンダーシャフトを押し出すオイルが足りなくなり、途中から空気を圧縮させているだけの状態になっていると思われます。

油圧ジャッキの構造・基本原理は イーグル(株式会社今野製作所)さんのホームページに分かりやすく載っています。https://eagle-jack.jp/gijyutsu-shiryo/jack/kiso.php
補足をすると、チェック弁(逆止弁とも言います)というのは片方からの流体の流れは自由に動きますが逆方向には流れないという構造の物です。

油圧ジャッキ用作動油を入手して修理

オイルは他のオイルで代用しても良さそうな気もしますが、違うオイルと混ざって変質すると嫌なので今回はジャッキ用オイルを購入しました。

Amazonプライム無料体験送料無料・お届け日指定。

内容量200mlもあるのでついでに実家に置きっぱなしだった油圧ジャッキも手入れします。

ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)修理前
ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)修理前
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ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)修理手順

オイルの補充

ジャッキを平らなところに置き、

エマーソン フロアジャッキのエアーベントバルブ
エマーソン フロアジャッキのエアーベントバルブ

支持台を一番下げた状態で、エアーベントバルブをプラスドライバーで外します。
ドライバーの大きさは+の呼び3です。

エマーソン フロアジャッキオイル不足
エマーソン フロアジャッキオイル不足
エマーソン オイルジャッキオイル補充
エマーソン オイルジャッキオイル補充

シリンダーパイプの上までオイルが入っていなければいけないのですが、給油口を覗くとオイルは見えずシリンダーパイプが見えています。

ここへ少しずつオイルを入れてシリンダーパイプが浸るまでオイルを補充します。

ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)のエアー抜き

  • ジャッキを平らな場所に置き
  • 支持台を一番下げた状態で
  • エアーベントバルブを外し

つまり、オイル補充後の状態で リリースバルブを2~3回転 反時計回しに回して緩めます。

油圧ハンドルにハンドルを差し込み、上下に5~6回素早く動かします。

*ハンドルを差し込まずに油圧ハンドルの根元を直接手で動かした方が早く動くのですが、動作が早すぎると給油口からオイルがこぼれます。(こぼしました)

エアー抜きでオイルの液面が下がった場合は更にオイルを補充します。

エアー抜きが終わったらエアーベントバルブを取り付け、リリースバルブを閉めこみます。

動作確認

動作確認をしてうまく動けば修理完了です。

ガレージジャッキ(油圧ジャッキ)修理後動作確認

軽トラックを目一杯上げてみました。 ばっちり上がります

ジャッキを下げる時にリリースバルブからオイルが少し漏れ出てきました。
オイルを入れすぎたかもしれません

うまく動かない場合はエアー抜きの作業を繰り返します。

以上で修理終了です。

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使用・保管上の注意事項(今まで説明書をきちんと読まなかった為知らなかった事)

この項目はガレージジャッキを使う人にとっては常識かもしれませんが、
おじさんは今まで間違った使い方をしていました。
同じように勘違いしている方もいるかもしれないので書いておきます。

取扱説明書のメンテナンス項目に

・リリースバルブを3回転以上回しますとオイル漏れや交渉の原因となります。緩めすぎに注意してください。

と書いてあります。
おじさんは今まで車が下がりきって無負荷の状態のときは ジャッキを早く下げる為(時間短縮の為)3回転くらいは緩めていました。

保管時リリースバルブはしっかりと閉めた状態で保管する様書いてありました

自分でタイヤ交換をする場合はトルクレンチを使い、正確なトルクでネジ締め・タイヤホイールの取り付けを行いましょう

タイヤの取り付けトルク(締め付ける力)はネジサイズ等によって決まっています。

タイヤは車と地面が設置する唯一の場所です。タイヤの取り付けに不具合があると事故の恐れもあります。大げさでは無く 命に係わる話です。

タイヤが外れない様に力任せで締め付けている方も多いかと思いますが、
おじさんの失敗例としてまだ若かったころ(20歳代の頃)乗用車いすゞのアスカというセダンのタイヤ交換で、力を入れすぎてホイールを取り付けるネジをねじ切ってしまったことが有ります。
(ネジの締め付けすぎで、ネジがちぎれました)

ネジ締め時に
力を入れすぎると上記の様な失敗や、次のタイヤ交換時になかなかネジが緩まなく苦労します
力が足りないと、走行時にタイヤが外れてしまう心配も有ります。

今はトルクレンチも大分安く売られていますのでトルクレンチを購入してきちんと決まった力でタイヤホイールの取り付けを行いましょう。

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油漏れや、持ち上げた物が下がってしまう場合の修理方法

※エマーソン/ニューレイトンの2018年以降生産モデルの場合、補修用のOリング等をメーカーさんが販売しています。
【適合ジャッキ】EM-227C/501/511C/514C/516C/517/519 

純正交換部品を使い、部品交換する事によって、油漏れや動きづらさが直せそうです。

リリースバルブ専用のOリング 3枚入り 内径5.8x太さ2.8mm

エマーソン(Emerson) フロアジャッキ補修パーツ エマーソンジャッキのリリースバルブ専用のOリング 3枚入り 内径5.8x太さ2.8mm 合成ゴム リリースバルブからのオイル漏れの補修・修理 油を完全に密封 耐油性 装着が簡単で安定したシール性能と密封性能を発揮 【適合ジャッキ】 EM-227C/501/511C/514C/516C/517/519 JA-001
エマーソン(Emerson)
国内で販売実績のある老舗メーカーのニューレイトン社(日本)が提供している信頼あるブランドが「エマーソン(Emerson)」ブランド。エマーソンブランドはメンテナンス用品、安全用品、ガソリン缶、サンシェードなどを中心にラインナップ!

油圧ピストン部は、専用のOリングとバックアップリングの交換が必要なようです。

Amazonプライム無料体験送料無料・お届け日指定。

Amazonさんの商品ページの中に交換手順の説明書の写真があります。

赤いジャッキの修理内容は 長くなるので今回は割愛します。

赤い方のジャッキはゴム製のエアーベントバルブが付いていたのですが、劣化して千切れてしまいました。
いろいろ探してみたのですが、部品販売はされていないようです。仕方が無いので代わりの栓を考えました。

オイル交換をしたのですが支持台が自重+バネの力では下がりきらず
0リング交換等もしたのですが自重+バネの力では完全には下がりません。
(少し押してやると下がる状態です)

このままでも使えるのですが、この状態は何か気に入りません。
こちらの赤いジャッキの修理は 時間のある時に改めて行うかもしれません。

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追記 古い赤いジャッキも修理しました

コメント

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