隣の雑木林の枝が我が家の敷地に張り出して邪魔になってきたので、どうにかならないかと聞いてみたところ
「どうにでも好きなように切ってもらっていいよ」との事
・・・えっ、我が家の責任で切れっていう事?・・・
責任転嫁してもらったので勝手になんとかする事にしました が、
邪魔な枝の位置が高い事に加えて足場の条件が良くない為 脚立も使えません。
そこで高枝切のこぎりを自作してみました。
高枝切のこぎり 自作用材料用意
思いつく範囲で材料を用意してみました。
剪定鋸は以前ワゴンセールで500円という価格を見て衝動買いしたまま未使用で家に有った物です。
木の板は家に有った物で2.5メートルの長さです。
(長い木箱を分解した物で我が家には何本もあります)
すべて家に有った物で新たに買った物は有りません。
剪定鋸をどのような方法で木の板に固定するか
剪定鋸の刃の取り外し
この剪定鋸は2か所のネジで鋸刃を柄に固定している物なので、柄を取り外し、鋸刃を直接木の板に取り付ける事にします。
2か所のネジを外すだけで簡単に分解できました。
木の板に剪定鋸の刃を取り付け
鋸刃の穴を利用してコースレッド(木ネジ)で固定して完了です。
鋸刃の穴径がコースレッド(木ネジ)の径より少し大きかったのですが、
コースレッド(木ネジ)の頭の部分が皿型でテーパーが付いている為、ガタつきなくしっかりと固定出来ました。
通販などで見る高枝切のこぎりを参考に、柄と鋸刃は少し角度を付けて取り付けました。
柄の長さ2.5mの高枝切のこぎり完成
あっという間に柄の長さ2.5mの高枝切のこぎりの完成です。
作業時間は実質5分もかかっていないと思います。
鋸刃の取り付けの失敗例
ネジ2本で鋸刃を固定するよりも、木で挟んで面で固定したほうがしっかり固定できるのではないかと思い、
短い木を当てて挟み込んでみましたが、この方法はダメでした。
鋸刃の取り付け穴径よりコースレッド(木ネジ)の径が小さい為、ねじを強くねじ込んでも鋸刃がグラグラして不安定です。
ぐらつき防止に適当にもう一ヶ所コースレッドで留めてみましたがグラつきの防止は出来ませんでした。
実際高い場所の枝を切ってみる
のこぎりの柄の部分に使用した板の重さが気になるところですが、
実際木を切ってみると自重で木に押し付ける形になる為、ある程度の重さがあった方が使い易そうです。
5cm位の太さの枝であれば問題無く凝る事が出来ました。
木の板は我が家には何枚もあるので継ぎ足しすればもっと高い所の枝も切断可能です。
上の写真は2枚の木で鋸刃を挟み込んでいるように見えますが、
使用したネジが長かったため
実際はコースレッド(木ネジ)の飛び出し部分を塞ぐ様(危険防止の為)に付けているだけです。
問題点は?
実際使ってみての感想ですが、問題が無いわけではありません。
今回使った剪定鋸の刃長は240mmの物です。
枝を切るときは手元から離れた部分を切る為240mmの刃長をフルに使う事が出来ずに短いストロークで何回ものこぎりを動かして使いました。
(フルストロークを使おうとするとすっぽ抜ける可能性が高い為です)
5cm位の枝であれば簡単に切断できるのですが、10cm以上あるような枝を切る場合は、出来るだけ刃長の長い物の方が楽に切断できそうです。
まとめ
一回使うだけの為であればわざわざ高枝切のこぎりを買う事は無く、自作の高枝切のこぎりで充分対応できました。
しかし、何回も使う予定の有る方や10cm以上の太さの枝を切りたい方は専用の高枝切のこぎりを購入すすことをお勧めします。
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市販の高枝切のこぎりの利点
- 鋸刃の先端と根元にストッパーが付いている為に鋸刃の長さ全体を有効に利用できる
(思い切り挽いてもすっぽ抜ける様な事が無い) - 刃長が長い為効率よく作業が出来る
追記
手作業では効率が悪いので、もっと楽な方法はないかと考えて刈払い機(草刈り機)で高枝切りに挑戦してみました。
刈払い機(草刈り機)をお持ちの方はこちらの記事も併せてご覧ください。
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