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バスルーム・キッチン・トイレ修理

温水洗浄便座(通称:ウォシュレット)の交換を自分でやってみたら意外と安価で作業終了しました。

温水洗浄便座(通称)を自分で交換しました。

実家の温水洗浄便座(通称ウォシュレット)が壊れました。
お尻をやさしく洗ってもらおうとすると、冷たい水が噴き出します。

とりあえず業者さんに修理見積を出してもらったのですが、びっくりするようなお値段です。
おじさん(私)は自分で交換工事が出来ないか検討の後、このレベルであれば素人でも交換修理できるのではないか? との結論に至り。DIYで自分で交換する事にしました。

ちなみにウォシュレットの名称はTOTOの登録商標(日本第1665963号など)です。

TOTO以外の会社の物はウォシュレットとは呼ばず、温水洗浄便座 や シャワートイレと表現しているメーカーさんが多いようです。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)が付いていないトイレでも、
トイレに電源(アース端子含む)さえあれば、この記事を参考にして温水洗浄便座(通称ウォシュレット)を自分で取り付ける事が可能です。

*注意:賃貸住宅の場合、温水洗浄便座の所有権及び保守義務は貸主にある場合がほとんどです。
賃貸住宅で温水洗浄便座が壊れた場合は、まず貸主(もしくは管理会社)へ連絡・相談しましょう。

*大きな声では言えませんが、賃貸住宅に温水洗浄便座(通称ウォシュレット)が付いていない場合でも、トイレ室内に電源とアース線が付いていれば自分で温水洗浄便座(通称ウォシュレット)を取り付ける事も可能です。
この場合、賃貸住宅から退去する際には原状復帰/原状回復(賃貸住宅を借りた時と同じ状態にして返す)の必要がありますので、取り外した便座と蓋(と、外した配管)は保管しておきましょう。

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温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の交換修理見積書を見てびっくり

今まで使っていた温水洗浄便座は 旧 INAX(現在のLIXIL)のシャワートイレ1000タイプ 品番:CW-1051 です。

業者さんに修理出来ないか聞いてみたところ。
20年以上使い続けた製品で、メーカー(名)も変わってしまっている為修理部品が入手できない可能性が高いそうです。
古い物なので便器も含めて一式取り換えを勧められました。

とりあえず、修理又は交換修理で見積書を出して頂いてからどうするか決める事としました。

幸い実家は 父の介護の為に20年ほど前にトイレを増築しているのでトイレが2ヶ所あります。
慌てて修理しなくても何とか生活できる環境は整っています。

ウォシュレット部のみ交換工事 見積書(費用)

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)部のみ交換工事 見積額 一式¥100,000

LIXIL便器入れ替え工事一式 見積書(費用)

LIXIL便器入れ替え 見積額 一式¥220,000

う~ん・・・業者に頼んで商売で考えたらこのくらいの金額になるよね~と、納得は出来る金額ですが、
・・・でも・・・高い!

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)交換としては妥当な金額だとは思いますが、簡単に出せる金額ではありません。

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予算を押さえる為、DIYで自分でシャワートイレ交換

お金は無くても時間は有る。今回は慌てて修理をお願いする必要はありません。

シャワートイレ交換前に取り換え可能か調査

ちょっと調べてみると、シャワートイレの便器への取り付けは2ヶ所の穴で固定されているだけのようです。

もともとシャワートイレが付いていた物を交換なので、電源(コンセント・アース)は有ります。
水の元栓も有ります。

温水が出なくなってしまった旧 INAX(現在のLIXIL)の温水洗浄便座(通称ウォシュレット)

今まで付いていた旧 INAX(現在のLIXIL)製品は配管が解りやすい物です。

便器に流す水の貯水タンクへの配管が、写真の通り貯水槽の左上に付いています。

左右や後ろの(作業)スペースも十分にいています。

この位置であれば素人でも配管作業が行えそうです。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の分岐金具部分

元栓部分までは凍結防止帯が巻かれていて、元栓から先は凍結防止帯が巻かれていないのですが、断熱材だけは巻かれていました。
 断熱材を取り除いて確認。

水の元栓もトイレの横にある為、家全体の水を止める事無く交換修理が出来そうです。

意外と簡単に交換できそうです。

交換する 温水洗浄便座/シャワートイレ の選定

*注意:購入したい温水洗浄便座が、取り付けたい便器に取り付けられるのか?
・便器のサイズ・タンクの位置・トイレの広さ 等を自分で確かめる必要があります。

水の元栓部に付いている分岐金具を見ると、
元々付いていたINAX(現LIXIL)と同じメーカーの製品を選定して、古い分岐金具をそのまま使用すれば配管がとても楽になる事が予想できます。

しかし、

  • 少しでも価格を安く抑えたい
  • 洗浄用のお湯は貯湯式では無く瞬間式(瞬間湯沸かし器式)にしたい。

    (年間電気代が安くなるだけでなく、お湯切れの心配が無く、常に新しいお湯で洗浄するという安心感があります)。

という条件で剪定した結果。

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東芝 温水洗浄便座 クリーンウォッシュ オート脱臭・省エネ型(瞬間式) SCS-S300 パステルアイボリー を購入しました。

今まで使っていた、旧 INAX(現在のLIXIL)のシャワートイレ1000タイプ 品番:CW-1051 には、乾燥機能も付いていたのですが、
今回選定した東芝製の温水洗浄便座には乾燥機能が付いていません。

この便器を主に使う母に、「乾燥機能って今まで使っている?」と聞くと、使った事はあるけれど今はほとんど使っていないから(乾燥機能が)なくても良い。との事だったので価格重視で東芝製品を購入しました。

*注意 交換する温水洗浄便座を 今まで使っていた物と同じメーカーにするべき な案件は

交換する温水洗浄便座を今まで使っていた物と同じメーカーにするべきな案件① ロータンク(給水タンク)への配管が隠れている物

上の写真のような、水のタンクに繋がっている配管が外に出ていなく作業空間(水洗便器の横と奥のすきま)が狭い場合。
DIYで自分で交換する温水洗浄便座は今まで付いていたメーカーと同じメーカーの物を選定するべきです。

理由

交換する温水洗浄便座を今まで使っていた物と同じメーカーにするべきな案件②作業空間が狭い物

同じメーカーの物を交換する場合水の分岐管の部分(分岐金具)を交換せずに今まで付いていた物を流用出来ます。

今まで使っていた物と同じメーカーの物を取り付ける場合、水の分岐管(分岐金具)とタンクへの給水ホースは従来の物をそのまま利用し、温水洗浄用の給水パイプを取り換えるだけで配管周りの取り換え作業は終了します。

株式会社 LIXIL(旧 INAX)製品の場合は特別な工具も使わずに簡単に配管の交換が出来ます。

配管工事などやったことが無く、作業に自信がない方も、株式会社 LIXIL(旧 INAX)製品 であれば比較的簡単に配管工事が出来ます。

新規に温水洗浄便座(通称ウォシュレット)を設置する場合も取り付けやすさでは株式会社 LIXIL(旧 INAX)製品がおすすめです。

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温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の交換方法~意外と簡単です。

到着した温水洗浄便座(通称ウォシュレット)製品確認

新規購入した温水洗浄便座(通称ウォシュレット) 東芝温水洗浄便座 SCS-S300

今回は

出来るだけ安く、瞬間式(瞬間湯沸かし器式)という条件で探した結果

東芝温水洗浄便座 SCS-S300 を購入しました。

新規購入した温水洗浄便座(通称ウォシュレット) 東芝温水洗浄便座 SCS-S300の内容確認

付属品を含め内容確認。

取り付け取り外しの為のスパナまで入っています。

ホースの長さも十分あり問題無く交換工事が出来そうです。

今まで付いていた温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法①水の元栓を閉めます

水の元栓を閉めます。

あまり意味がないとは思いますが、念のためタンクの水を通常の用足しの後に水をながす要領で水抜きしてタンクをからにしました。

貯水タンクへの給水方法が下側給水の場合は必ずタンク内の水をからにしてから作業しましょう

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法②電源を外します。

水回りの工事です。水を通して感電する可能性があります。

感電しないようにまず電源コンセントを抜きとり、アース線(緑色の線)も外します。

コンセント周りのホコリは火災の原因になりえますので、この後軽く掃除します。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法③温水洗浄便座(通称ウォシュレット部の水を抜きます。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の操作部の下の水抜きバルブ2か所を外して、中の水を抜きます。

奥の水抜きバルブを外すと・・・?

お湯が出てきました。???

取り換え前にいろいろいじっているうちに不良個所が直ってしまったようです。お湯が出ない原因は接触不良か何かだったんでしょうか?

偶然直ってしまった温水洗浄便座(通称ウォシュレット)ですが、またいつ壊れるか分かりません。(20年以上使い続けた物です)

このまま交換作業を続けます。

続いて配管の取り外し。配管内の水が垂れて出てくるので下に洗面器やバケツを置いてから取り外し作業を行います。

旧 INAX(現在のLIXIL)のシャワートイレの配管は取り外しが簡単です。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法④温水洗浄便座本体への給水ホース取り外し方①

配管を止めているクリップの緩み止めの樹脂部品を取り外し。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑤温水洗浄便座本体への給水ホース取り外し方②配管を留めているクリップの取り外し

配管を留めているクリップを取り外し。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑥温水洗浄便座本体への給水ホース取り外し方③給水ホースを抜き取ります。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)へ繋がっている配管を抜き取ります。

この時、水が出ますので 洗面器かバケツなどを あらかじめ下に置いておきましょう。

給水タンクへの配管はナットで締め付けて固定されています。
・給水タンクへの配管と分岐金具の交換は、今まで付いていたメーカーと同じメーカーの物を取り付ける場合は作業不要(の場合が多い)です。今まで付いていた物をそのまま利用できます。
給水タンクへの給水ホースが劣化していた場合は素直に新しい物と交換しましょう。

給水タンクの蓋は、タンクの上へ載せてあるだけで固定されていません。
給水タンクの蓋を真上へ上げて取り外します。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑦ロータンク(給水タンク)への配管取り付け部

給水タンクへの接続部のナットを緩めて給水パイプを取り外します。

ちなみに給水タンクの正式名称はロータンクと呼ばれているようです。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑧ロータンク(給水タンク)へ繋がっている給水ホースの取り外し

ロータンク(給水タンク)内のボールタップ(貯水量調整のための浮き)取り付け部を手で押さえて、スパナを使ってナットを緩め、給水パイプを取り外します。

ロータンク(給水タンク)内のボールタップ(貯水量調整のための浮き)の取り付けが斜めになってしまうと、水漏れやいつまでたっても水が止まらない等の不具合を起こす可能性があります。

ロータンク(給水タンク)内は20年間分の汚れが溜まっています。これでも少しはあらかじめナイロンたわしで擦って汚れを少し落とした状態です。

ロータンク(給水タンク)内の汚れをもっと綺麗に落とす為には漂白剤か洗剤か何かを使ってきれいにする必要があります。
塩素系漂白剤を使うとロータンク(給水タンク)内の金属部品を腐食させてしまう可能性がありますので、漂白剤を使う場合は強力な酸素系の漂白剤(アメリカ製のオキシクリーン/OXICLEAN)か何かを使うと良さそうです。
(日本製のオキシクリーンよりアメリカ製のOXICLEANの方が洗浄力が強いという うわさ があります)。

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素手で、汚れたボールタップ取り付け部を押さえるのには少し精神的なダメージがある為ゴム手袋を使用した方が良いのですが、ゴム手袋を用意していなかったので、

秘儀・ゴッドハンド発動!(元ネタはだれか解りませんが、誰かのネタのパクリ/オマージュ/リスペクトです)
素手で、汚れたボールタップ取り付け部を押さえながらスパナでナットを緩めます。

後になって気が付いたのですが、写真のようにモンキースパナを使わなくても、東芝 温水洗浄便座 付属品のスパナで取り外し可能です。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑨分岐金具からロータンク(給水タンク)へ繋がっているホースを取り外します。

ロータンク(給水タンク)へ繋がっている蛇腹ホースの下側もスパナを使って取り外します。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑩分岐金具の後外し

古い分岐金具もスパナを使って取り外します。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の分岐金具の新旧比較 旧 INAX(現在のLIXIL)と 今回購入した東芝の物

分岐金具の新旧比較

左が今まで付いていた旧 INAX(現在のLIXIL)の物

右が今回購入した東芝の物です。

分岐管は20年間以上使っても劣化などは見られません。温水洗浄便座を同じメーカーの物と交換する場合は古い配管をそのまま利用しても大丈夫だと判断します。(おじさん(私)個人の感想です)

次は温水洗浄便座(通称ウォシュレット)本体の取り外し。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)本体は、便座の蓋の取り付け部の下あたりで2本のネジで固定されています。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑪温水便座本体の取り付け固定ネジ

便器の下横から見ると固定ネジが見えます。

作業空間が狭い場合手探りでもすぐわかると思います。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑫温水便座本体の取り付けナットを取り外します。

この部分の取り付けナット部品は工具を使わずに手の力だけで簡単に取り外す事が出来ました。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑬温水便座本体を真上へ上げて取り外します。

温水洗浄便座本体を真上に持ち上げて取り外します。

今まで温水洗浄便座が固定されていた部分には20年間分の汚れがついています。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法⑭軽く掃除

今まで温水洗浄便座が固定されていた部分の20年間分の汚れは、濡らした雑巾で擦ると簡単に綺麗になりました。

新しい温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法①本体固定プレートの取り付け

本体固定プレートの表裏を確認して、取付ボルトを本体固定プレートの内側の穴に差し込みます。

取付ボルトと本体固定プレートの溝がかみ合う様に差し込み、取り付けボルトを便器の取付穴に差し込みます。

現段階では温水洗浄便座の位置が決まらないので、とりあえず本体固定プレートの長穴の中心付近にボルトを差し込みました。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法②本体取り付けプレートの取り付けナットを締め込み固定します。

半丸パッキン・ワッシャ・ナットを取付ボルトに差し込み手で締め付けます。

*締め付けすぎ注意
相手は樹脂ネジです。思い切り締めこむと手の力でも取り付けネジをねじ切ってしまう可能性見あります。(何事にも適度って物があります)

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法③本体固定プレートへ温水洗浄便座本体を取り付け

温水洗浄便座の本体固定プレートガイドと本体固定プレートを合わせ、
温水洗浄便座本体を手前から奥へカチッと音がするまで押し込みます。

ちなみに取り外すときは本体右奥の本体着脱ボタンを押したまま手前に引き出します。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法④温水洗浄便座本体の取付位置調整

取付ボルト部のナットを一旦緩めて温水洗浄便座の位置を調整します。

取付場所が決まったら忘れずに取り付けナットをしっかりと締め付け、便座がしっかりと固定されているか確認します。

給水配管方法

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑤新しい分岐管にパッキンを入れて配管取り付け

新しい分岐管のナット部にパッキンを入れて、既存の配管に接続します。

水漏れを起こさない様にスパナを使ってしっかりと締め付けます。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り外し方法 新規に購入した温水洗浄便座の配管部品

ロータンク(給水タンク)への配管部品です。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑥ロータンク(給水タンク)への給水ホース取り付け部にパッキンを装着

ロータンク(給水タンク)への給水ホースの両端ナット部へパッキンを入れます。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑦分岐金具へロータンク(給水タンク)への給水ホース取り付け

分岐管の上のネジ部分に、ナットを回してロータンク給水ホースを取り付けます。

水漏れしない様にスパナで増し締めしておきます。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑧ロータンク(給水タンク)へ給水ホースを取り付け

ナット内にパッキンがきちんと入って居る事を確認してロータンクに給水ホースを取り付けます。

最後の増し締め時はパッキンが滑り止めになってしまい、そのまま締め込むと給水ホースがねじれてしまうので、ねじれない様に給水ホースを手で押さえながらスパナでナットを締め付けます。

ロータンク(給水タンク)への蓋の取り付けかた

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑨手洗い付きのロータンクの蓋の取り付け方

ロータンクの蓋は、ロータンクの上に置くだけです。

写真のような、上に手洗いの水が出るタイプのロータンクの蓋を設置する際には、ロータンク内の水が吐出するパイプとロータンクの蓋の水が出る部分の下を合わせて置きます。

温水洗浄便座本体へ給水ホースを取り付け。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑩温水洗浄便座本体への給水ホース取り付け

温水洗浄便座本体へ給水ホースを取り付けます。

温水洗浄便座本体へつなぐ給水ホースにはあらかじめパッキンが装着されています。

この部分も水漏れしない様にスパナを使いしっかりとナットを締め付けます。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑪温水洗浄便座本体のホース取り付け部の保護キャップを取り外し。

温水洗浄便座本体の給水口にはゴムの保護キャップがはめ込まれていたので、保護キャップを取り外します。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑫温水洗浄便座本体へ給水ホースを取り付け

温水洗浄便座本体の給水口は自在スイング接手?になっていて、真横から真下まで軽く動きます。

この部分も水漏れしない様にしっかりとスパナで締め付けます。

東芝の取扱説明書通りの手順で給水ホースを取り付けましたが、温水洗浄便座本体の給水口へのホースの取り付けは手が届きにくい場所なので上手く力を入れる事が出来ず、ホースが少しねじれてしまいました。

一見して無理な力が掛かったようなねじれでは無いのでこのままで良しとしました。
(過去からの色々な成功例失敗例を経験したおじさん(私)個人の感想です。)
完璧な作業を目指すのであれば給水ホースの取り付けをやり直すべきです。

給水ホースが折れ曲がってしまった場合は、必ず取り付け直しを行いホースが折れないようにします。

これから取り付ける方への提案です。
東芝温水洗浄便座本体のホースの取り付けは、本体給水口への接続を先に行い・温水便座本体取り付け・分岐金具への給水ホースの取り付けの順で行う方が作業がしやすくなります。
給水ホースにねじれが出来ないように取付しやすくなります。

電源の取り付け

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑬電源の接続 アース線を先にしっかり取り付けます。

アース線(緑色の線)を取り付けます。

アース線を確実に取り付けないと、故障や漏電の時に感電の原因になります。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑭電源の取り付け

アース線を繋いだ後で電源のコンセントを差し込みます。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け方法⑮便座が正しい位置に取り付けられているか回収確認

最後に便器・便座の取り付けバランスを目視で確認します。

今回は、少し離れて便器の正面から見た時に便座が少し横向きに付いていたので、取り付けナットを緩めて便座の位置の微調整を行いました。

温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付けは以上で終わりです。

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新しい温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け後の確認

・付属のパッキンが余っていないか確認
・給水する前に、各部分のゆるみがないか確認
・止水栓を開いて各部分に水漏れがないか確認 

・温水洗浄便座(通称ウォシュレット)本体がしっかりと固定されているか確認(設備に緩みやガタツキがあると通常よりも大きな負担がかかり、寿命が短くなる可能性があります)。

水漏れの点検箇所は、分岐管・ロータンク(給水タンク)への給水ホース接続部・温水洗浄便座本体への給水ホース接続部です。

水漏れがないか確認した後、便座が暖かくなっているか確認。

最後に温水洗浄の確認を行います。

新しい温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の取り付け後の動作確認

着座センサー部分を、製品に付いていた緩衝材や白紙などでおおいます。

おしり洗浄ノズルが出てくる先を手の平で待ち構えます。(手の平で待ち構えるのに抵抗がある方は紙コップなどで待ち構えましょう)。

操作パネルの「おしり」ボタンを押して温水(洗浄水)が出る事を確認します。

温水(洗浄水)が出る事を確認したら、操作パネルの「止」ボタンを押します。

以上で動作確認は終わりです。動作確認後は、忘れずに着座センサーを覆っていた物を取り外します。

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まとめ

今回、出来るだけ費用を安く抑える為に温水洗浄便座(通称ウォシュレット)のみをDIYで自分で交換しました。

作業工程は記事を見ると大変そうに見えるかもしれませんが、作業自体はあまり難しい事ではありません。(狭い空間での作業なので面倒くさいと感じりかも知れません)

今回交換した古い温水洗浄便座(通称ウォシュレット)は、本体右奥の本体着脱ボタンが付いていないタイプだったので、温水洗浄便座本体・配管・電源 全部を取り替えましたが、

交換したい古い温水洗浄便座に本体右奥の本体着脱ボタンが付いているタイプであれば、同じメーカーの物と交換すれば、ロータンク(給水タンク)への接続ホースと本体固定プレートも古い物をそのまま使える可能性が高いです。

この場合、
①水の元栓を閉めて給水を止め 古い温水洗浄便座本体の水を抜き、電源の取り外し、温水洗浄便座本体への給水ホースの取り外し。
②温水洗浄便座の交換は本体着脱ボタンを押しながら古い温水洗浄便座本体を取り外し、新しい温水洗浄便座を元々付いていた本体固定プレートに取り付け差し込んで取り付け。
③新しい温水洗浄便座の給水ホースを取り付け、電源接続、水の元栓を開ける。
という ざっくりと言うと3工程の作業だけで交換修理完了となり、とても簡単に交換工事が行えると思います。

DIYで自分で行った温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の交換費用・交換時間は?

今回 温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の交換に掛かった費用は

  • ・東芝 温水洗浄便座 クリーンウォッシュ オート脱臭・省エネ型(瞬間式) SCS-S300 パステルアイボリー: 購入時の価格¥24,503(税込み価格)
  • 既存品処分費用:廃棄物処分業者へ持ち込み、処分依頼。(配管のジャバラパイプは鉄くずとして買い取っていただけました。) 合計支払い費用約¥500
  • 人件費・作業費は、自分で行ったので¥0換算
  • 合計費用:約¥25,000 で、交換出来ました。

交換作業時間は、事前の 配管や作業空間の確認の時間 を除き、
当日の温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の交換作業時間は半日もかかっていません。

この記事を書くために写真を取りながらの作業だった為時間がかかりましたが、実質交換作業時間は2時間もかかっていないと思います。(多分、1時間あれば取り替え可能だと思います)

DIYで色々な作業をやったことがある方には簡単な作業だと思います。

但し、水漏れや、取り付け失敗での故障等の不安がある方取付業者にお願いした方が良いでしょう。

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温水洗浄便座(通称ウォシュレット)の交換を業者に頼んだ方が良い方

  • 交換できる便座選定や必要な作業空間が判断できない方。
  • 作業中の不意な水漏れ(アクシデント)に対応できない方 ↔ 家中の水の元栓を閉めてしまえば対応が可能な場合が多いのですが、家中の水の元栓の位置や操作方法が判らない方。
  • 絶対失敗が許されない方。(水漏れなどのアクシデントに対応できずアパートの下の階の方に迷惑をかけてしまう可能性がある方
  • メーカー保証・を付けておきたい方→(自分で取り付けた場合、取り付け方が悪かったという理由でメーカー保証が適応されない場合も考えられます。
  • 既存品処分の方法が判らない方

以上の項目に当てはまる方は業者に交換を依頼した方が良いでしょう。

以上、

戸建てにお住まいの方

コメント

  1. ささき より:

    奇しくも数ヶ月前に同じ作業を自宅で行いました。
    未経験でも簡単だよとは言うものの無事に成功したのは今までのおじさんのスキルあってこそです。
    世の一般的な人というのは驚くような手口で失敗してくれるのが常です。
    また、そのような人ほど自己分析が出来ずに自分でもやれると勘違いして挑むチャレンジャーでもあります。

    その狭い空間で身体を押し込むような体制でナットを緩めたり締めたりするのは屈むだけで腰イテテテとか言っている実年肉体労働者には面倒臭い話ですが、
    痛いとか汚いとか苦しいという気持ちに打ち勝つ事に関して一般人とは比較にならない耐性を獲得している事が第一に挙げられます。
    辛い体制で老眼であってもナットを曲がったまま締め込んでネジ山を破壊してしまう事がないのはそういう事です。
    ネジの気持ちを知っているか否か、これが分からないと曲がって入れるだけでなくプラス山はナメますし最悪モゲたり割れたり大変です。
    プラスチックネジをどこまで締めれば良いのかの感覚、シールテープを伸ばしながら巻く感覚、接合部に負荷がかかるフレキ配管の曲げ具合の感覚、言えばキリがない全てが今まで別件で体得して来たスキルの応用だったと思います。

    その辺のところを全てスッ飛ばしてプロに向かって高いと言う人達が増え過ぎたと感じています。
    コスパの意味を取り違えて安ければコスパ良いと間違っている人達ですね。

    最後に言うと、プロとは言って大した事のないプロも増えすぎましたね。
    末端は薄給ですから、それこそコスパを考えれば雑な仕事しか出来ませんし。
    全てが悪循環ですね!(笑)

    • おじさん より:

      ささき様 いつもコメント頂きありがとうございます。
      今回のコメントもニヤリと笑かして頂きました。

      >自己分析が出来ずに自分でもやれると勘違いして挑むチャレンジャー
      まさに 若かりし頃の おじさん(私)と、ゆかいな仲間たち の話です。
      以前どこかで書いたと思うのですが、ネジの気持ちがわからなかった二十歳代 いすゞ自動車の乗用車アスカのタイヤ交換をする途中、【走行中にタイヤが外れたら大変な事になる】➡ネジは思い切り強く締めておこう! という短絡的な思考で作業を行った結果➡乗用車のタイヤを取り付けるボルトをタイヤレンチと腕の力でねじ切るという驚くような手口で失敗した事があります!! 【驚くような手口で失敗してくれるのが常】だった頃の話です。

      今はネジの気持ちがわかるようになってきているので、ナットがネジにうまくハマり込まない感覚や、これ以上締め込んだらヤバイ、という感覚・等は判る様になりました。
      数々の犠牲者(ネジたち & 知り合いの失敗談)のおかげで今のおじさんがここにいます。やっぱりスキル(失敗・成功の経験値)が物を言う事は有りますよね。

      記事を書くにあたって、出来るだけ素人の方にもわかりやすいように写真や注釈付きで書いているつもりですが、安易に【簡単】という言葉を使うと 【自己分析が出来ずに自分でもやれると勘違いして挑むチャレンジャー】に、おじさんが簡単だって言ってたからやってみたら失敗した。なんて言われることもあり得ますね。
      (私も素人ですが、経験値を積んだ素人です)

      自分でもやれると勘違いして挑むチャレンジャー➡ 失敗(又は成功)からの自己分析 の順番でみんなが頑張れるといいですよね

      コストに対する考え方として、
      今回参考とした載せた金額に対して、高いから何とかせい!などと言う方もいるかもしれませんね。
      おじさん(私)も30年以上商売人の端くれだったので、事務所構えて 人を雇って 嫌な事でもやらなきゃいけない(赤の他人の使いこんだ便器の交換を喜んでやる気は有りません)と思えば、見積金額は、この位はするよね。と思います。
      業者さんによるとは思いますが、こじんまりとした会社で少し高めの金額の場合(一人親方の方も含む) ≒ プロ意識を持った職人さんが、当たり前に当たり前の仕上げをしてくれる。という思い込みを持っています。
      技術を買いたたかれれば丁寧な仕事は出来ませんよね?

      なんか勘違いしている人が多くて 全てが悪循環ですね!(笑)

      ささき様とやり取りするのが楽しくて、まだ書き足りないのですが、長文になってしまったので今回はこれまでとします。
      また、ぜひコメントください。

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