家庭菜園を頑張っている皆さんのこだわりの1つに真っすぐな畝を作りたいという事があると思います。
畝は多少曲がっていても問題ないのですが、出来れば真っすぐのほうが見た目が綺麗ですよね。
ここでは畝を作る前段階で、目印となる線の引き方を説明します。
(ここでの説明は足跡が付く位の土の柔らかさの場合です)
線を引く
畝を真っすぐ作る方法をインターネットで調べると、予め紐(ひも)を張って作業すると書いてある所が多いのですが
作業時に紐が邪魔ですよね
そこで、地面に直接直線を引き(跡をつけ)作業する方法を紹介します。
短い距離は棒で
![畝を真っすぐ作る為に線を引く 短い距離](https://ojisan-letstry.com/wp-content/uploads/2020/04/P5060407-1024x768.jpg)
1.短い距離の場合は園芸用の支柱等の長い棒を用意します。
2.畝を作りたいところへ棒を置き、端から足で踏んで棒の後を付けます。
![畝を真っすぐ作る為に棒の跡をつける](https://ojisan-letstry.com/wp-content/uploads/2020/04/P5060408-1024x768.jpg)
写真では解りづらいかも知れませんが、実際の作業時には十分目安となります。
長い距離は紐(ひも)で
![畝を真っすぐ作る為に線を引く 長い距離](https://ojisan-letstry.com/wp-content/uploads/2020/04/P5060410-1024x768.jpg)
1.長い距離の場合は、棒を2本と長い紐(ひも)状のものを用意します。
2.畝を作りたいところの両端に棒を立てます。
3.棒の間に紐を真っすぐに張り、端から踏んで後を付けます。
![畝を真っすぐ作る為に紐で後をつける](https://ojisan-letstry.com/wp-content/uploads/2020/04/P5060411-1024x768.jpg)
後はこの線を目安に溝を掘っていきます。
下の写真は管理機を使って掘った溝なので綺麗に出来ていますが、手作業でも同じです。
この段階で溝の綺麗さを気にする必要はありません。
![真っすぐな畝の前処理 溝を掘る](https://ojisan-letstry.com/wp-content/uploads/2020/04/P5060412-1024x768.jpg)
畝たて?溝?
![](https://ojisan-letstry.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
いやいや、畝を作るのに溝を掘ってどうするの?
![おじさん](https://ojisan-letstry.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png)
はいっ 良い質問です
解らないことはとりあえず聞いてみましょう
畝たてと言えば少し盛り上がった形を作る場合が多いのですが、その前にこの溝を掘ることが大事なんです。
野菜や花を作る時に地面の上が気になりますが、先ずはしっかりと根を張って育つことを考えます。
根が素直に育つためには柔らかい土のほうが良いですよね。
その為には、根が張る範囲の土を柔らかくする為に溝を掘ります。
次に、野菜がしっかり育つためには肥料が必要です、
肥料を土としっかり混ぜるためには一旦溝を掘って肥料や石灰を入れしっかりと土と混ぜ合わせます。
石灰について 酸性雨の影響で土壌が酸性寄りになっていると思いますので出来れば石灰も混ぜ込んだほうが良いでしょう。
消石灰は土となじむのに時間がかかります、面倒くさがりなおじさんは苦土石灰を使っています。
これで畝を作る下準備は終わりです。
畝は基本的に南北方向に作る
畝を作る向きについて
土地の形などによっていろいろ考えがあるとは思いますが、
畝を作る方向は基本的には南北方向です。
東西方向に畝を作らない理由
東西方向に野菜を作ると野菜の南側にしか日光が当たりません。
(南北方向に畝を作ると午前は南東側から、午後は南西側から日光が当たります。)
背の高い野菜(トウモロコシなど)を作った場合、その北側の畝が日陰になってしまうかもしれません。
畝たての下準備完了
ここまではまだ下準備の段階ですが、一旦真っすぐな溝が出来ているので後の作業の目安となります。
以上、
併せてこちらの記事もご覧ください
![](http://image.moshimo.com/af-img/3538/000000055978.jpg)
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