実家の母から朝 電話があり、
寝る部屋のストーブが(火を)着けて少しすると、ボッと音がして止まっちゃうんだけどどうすればいいかな?
ストーブじゃなくてファンヒーターだよね?
あっ、そう、ファンヒーターが止まっちゃうんだよ
おじさんもそんなに暇じゃないんですけれど・・・
本日の最低気温はー9℃です。(予想最高気温2℃です)
実家は古い家で 家の中が氷点下になる家なので、今日は相当寒そうです。
この寒い日にいろいろやりたくないのですが。年寄りに寒い思いをさせたままでは寝覚めが悪くなりそうなので、本日の予定を急遽変更。
もうちょっとしたら見に行くから待っていて、
と連絡して、必要になると思われる道具を持って出張修理です。
(出張修理と言っても、スープの冷めない距離です。)
自分で言うのもなんですが、なんて対応の早い・使い勝手が良い便利屋さんなんでしょう
(わたしは便利屋さんではありませんが・・・)
長い記事です。燃料(灯油)の入り口から出口まで順を追って掃除しています。
重要な修理部分は 再追記E03修理成功 ノズル掃除 から先です。
お急ぎの方は こちら から記事下の修理工程へ移動して下さい。
又は目次の 9.再追記E03修理成功 ノズル掃除 から移動してください。
ファンヒーターの不具合箇所確認
E03(エラー03)の表示が出て止まっています。
E03(エラー03)は何のエラーでしょうか?
こういう物は大抵ぐるっと一周見渡せば何処かに書いてある筈なんですが・・・
エラー表示の明細が見当たりません。
銘板を見ると 03年製
19年間使っている物です。長持ちしてますね
メーカーや電気屋さんに言えば、「買い替えましょう!」って言われるやつですね。
灯油タンクを入れる部分の蓋の裏側にエラー表示の説明書きがありました。
E03 は 燃焼中断
油受皿内に水やごみの混入が無いことを確認 と書いてあります。
E03(エラー03)修理
灯油タンクを取り外し、下のフィルター部を持ち上げて外してみると、
ホコリゴミが固まってフェルト状に張り付いています。
固まったゴミを取り除き、中性洗剤で付け置き洗い、乾燥を行います。
(後にこの工程は灯油で洗うべきだという事が解りました)
ちなみに、この時 家の中の洗面台の中に置いてあった濡れタオルはシャリシャリと凍っていました。
フィルターを取り外した部分を除き込んでみると・・・
19年間分のゴミが溜まっています。
光の反射等で分かりづらいのですが、真ん中の縦線は細かいゴミの集合体です。
ここも綺麗にする必要があります。
ファンヒーターの購入時には必ず大きなスポイトが付属品で付いてくるはずですが、19年間の間に何処かへ紛失してしまったようです。
手動ポンプ(正式名称はなんて呼ぶんでしょう?我が家では、通称〔お醤油ペコペコ〕と呼んでいます)で、出来るだけ灯油を吸い出し、
抜き出したゴミ混入・水混ざり?の古い灯油はペットボトルへ移し替え。
最終的にはガソリンスタンド等にお願いして処分してもらいます。(近所のホームセンターは灯油販売をしているのですが、古い灯油の処分は受付けていません)
おじさんの場合は、この灯油はすぐには捨てずに、油まみれの農機具や、バイクの油汚れ落としに再利用して、灯油が真っ黒になったらガソリンスタンドで処分をお願いします。
キッチンペーパーでゴミと灯油を吸い取り
何回か繰り返してここまで綺麗にしました。
これで大丈夫なはずです。
フィルターを綺麗に洗った後、キッチンペーパーでしつこく水分を吸い取り
母にフィルターとドライヤーを渡し、
5~10分位ドライヤーを当てていれば乾燥すると思うから頑張ってね
その間にホコリの掃除をしておくから
ついでに埃ほこりの掃除
今回の出張修理に当たって、内容も分からずにあらかじめ準備して持ってきた道具
- 掃除機
- ドライバー
- 竹串 です。
ファンヒーター裏側のエアーフィルターは、母が綺麗にしたようです。
後部のエアーフィルターを外してみると
なんということでしょう。
ものすごい埃です。
っていうか、電話の段階で。この埃が原因でエラーが出て停止したんじゃないか?と。勝手に想像して道具を用意してきています。
想定の範囲内です。
今回のエラーの原因はここでは無かったようですが、このままでは何時火事になるか分かりません。
火災防止(埃が原因でショートして発火、を予防)の為に、ホコリを綺麗に取り除くことにします。
ファンモーターが取り付けられている金具の四隅のネジを外して、金具ごと取り外し。
ま~けっこうな~もんです
(ほめてはいません)
ファンモーターの配線コネクターを抜き取り
ついでにモーターとファンも外して綺麗に掃除します。
ファンの中心のネジは逆ネジでした。
時計回り方向へナットを回して取り外し。
扇風機もそうですが、この手の回転する物は緩み防止の為逆ネジが使われている場合が有ります。
ピカピカに綺麗にしてやりました。
(どうだ!参ったか)
ファンヒーター本体内部も手の届く範囲は綺麗にして拭き掃除まで行いました。
ここで、持参した竹串が活躍しました。
掃除機で埃を吸い取った後、拭き掃除
元通り組付けて
エアーフィルターも取り付けて、
修理完了
そういえば、母の姿が見当たりません。
洗面所に行ってみると、言われたとおりに(寒い洗面所で)ずっとドライヤーで灯油フィルターを温め続けていたようです。
いやいや、もうとっくに乾いているでしょう
E03(エラー03)修理完了後動作確認~修理終了のはずが・・・
灯油フィルターをはめ込んで・灯油タンクを本体に装着・点火!
5分ほど様子を見ていたのですが、大丈夫そうです。
道具を片付けて一服してくるから
(ファンヒーターが)火を噴かないか睨みつけて見張っていて
少し母を脅して体を温めてもらいます。
部屋に戻ってみると
また、止まっちゃったよ
今度はE09(エラー09)の表示が出ています。
E09は?
内部加熱:ファンフィルターを掃除する
と書かれています。
・・・そこを見越して掃除済みなんですけど・・・
様子見で再度点火!
すると、今度はE03の表示が出て燃焼停止しました。
E03(エラー03)は多分灯油を吸い上げる部分にゴミが絡みついているんじゃないか?と想定して
燃料タンクを抜き取った状態で本体を数十回揺らして→灯油を揺らして灯油を吸い上げる部分に張り付いたゴミを取り除く作戦です。
綺麗になった油受け皿部分に少しゴミが出てきました。E03に関しては多分これで解消するはずです。
E09(エラー09)修理
E09(エラー09) 内部加熱:ファンフィルターを掃除する
内部加熱という事は、内部のどこかに熱センサーが付いていてセンサー付近に何か問題がありそうです。
取扱説明書書発見!
エラー表示の対応方法を読んでみると、E09(エラー09)は温風を出す方向のホコリも影響する様です。
温風噴き出し口の障害物を取り除き、掃除 と書かれています。
ファンヒーターの前側を開けて掃除すれば何とかなりそうです。
ちなみにE03(エラー03)の説明のページの部分をよく読むと〔油フィルターを灯油で洗浄〕と書かれていました。
・・・そーですよね~
でも、もう綺麗にして乾燥済みなのでここは良しとします。
全面パネルは下部両端のネジを外し、少し手前に引いてそっと上へ持ち上げると簡単に取り外しが出来ます。
右側の基盤に付いた埃があやしいと思いますが、センサーの位置が解らないので見える部分全体を掃除します。
下部左側にフェルト状の物があり、「灯油が漏れた時に受け止めるフェルトかな?」と思ったのですが、掃除を始めるとするするっと掃除機に吸い込まれていきました。
フェルト状に見えたのはホコリの塊だったようです。
油受け皿部分には2本の銅管が繋がっています。
E03が解消されない場合はこの部分を引き抜いて掃除する必要があると思います。
私の勘では、手前の銅管は余計な灯油を油受け部に戻すパイプで、奥のコイル状に銅線が巻いてある部分が灯油を燃焼部分に送る部分で、E03の対応には奥のパイプを引き抜いて掃除する事が正解だと思います。
でも、面倒くさいのでとりあえずここはスルーして再度E03が発生した場合は頑張って分解掃除する事にします。
(下手に弄ると銅配管を曲げてしまいそうです)
修理完了?再度動作確認
目に見える部分は出来るだけ綺麗にして前面パネル組付け
再度灯油タンクを入れてスイッチON!
10分ほどファンヒーターの前に正座して睨みつけて経過観察
結果:修理完了です。
チャチャっと簡単に終わらせるつもりの修理に2時間以上かかってしまいました。
埃をしっかり掃除したので、ショートによる火災予防にもなる筈です。
追記 E03(エラー03)再発 修理
修理の3日後、電話で様子を聞くと、またE3表示で止まってしまう様です。
油受け皿部は掃除済みなので、その先に問題がありそうです。
灯油を送り出すポンプ部の詰まりが原因なのか?
この部分を取り外して確認。
ポンプ部の銅管を取り外します。
ナットを緩めて上へ引き抜き
(銅管の先端がポンプ部の中に差し込まれていますので、組付ける時は同じようにきちんと組み込むようにします。)
灯油受け皿上部のプラスネジを外し、
もう一方のプラスネジは灯油タンクを外した状態で、灯油タンクがあった方向から取り外す事が出来ます。
灯油を送り出すポンプを取り外して確認。
フィルターにゴミなどは付いておらず、とても綺麗な状態です。
フィルターを引き抜き、竹串を差し込んで押してみると・・・
水鉄砲の様に反対側から灯油が噴出されます。
燃料ポンプの詰まりは無さそうです。
どうやら問題は灯油を送り出すポンプ部ではない様です。
この部分より先の部分はおじさんにとっては未知の世界です。
この部分より先の部分に結露によって発生した水か、細かいゴミが侵入している事が原因だと推測できますが、あまり修理に時間を割く事が出来ません。
取り合えず、水の混入と言う問題の解消を行ってみます。
修理方法
- 燃料を送るポンプを元通り取り付け
- 燃料タンクを取り外し
- 灯油受け皿の灯油をすべて綺麗に拭き取り
- 屋外で、運転スイッチON
- 灯油切れスランプが付きますがそのまま運転続行、着火しようとしますが燃料不足の為 最後に生ガスが温風噴き出し口から ボッ と出ます。
E2(エラー2)燃料切れのエラー表示が出て、ファンヒーターの動きが止まります。 - 上記の内容 燃料無しで運転スイッチ0N→温風噴き出し口から生ガス噴出
この動作を生ガスが出なくなるまで(10回以上かかりました)繰り返し。
この後、前のパネルを外した状態で、気休めのつもりでヘアードライヤーの強風で風を吹き付けてみると、目の届かない位置から意外とたくさんの埃が出てきました。
E03(エラー03) 修理確認 少しはまともになりました。
燃料を入れて運転を開始してみたところ10分以上は通常に動きました。その後の予定があった為この日はここまでで、とりあえず修理完了としました。
2日後、素直にファンヒーターが動いているか電話で確認した所、
30分位はついているけれど、E3で停止してしまうとの事です。
多分、刈払い機やバイクで例えるとキャブレター部分の燃料噴出部分に小さなゴミが混入してしまったか、古い燃料が固まって悪さをしているのだと思います。
これ以上の修理は、かなり時間がかかりそうなので、このファンヒーターは諦めてもらい、新しいファンヒーターを購入する事にしました。
19年間使い続けたものなので、充分元は取れていると思います。
PS.時間があるときに、更に原因追及をしたいと思っています。
再追記E03修理成功 ノズル掃除
後日再修理、燃料噴射ノズル掃除で完全復活!
DIYで直せなかった事が少し悔しいのと、構造がどうなっているかを知りたかったので再度分解修理に挑戦、
新しいファンヒーターは購入済みなので、最悪壊してしまってもいいやと言う 軽い気持ちで分解していきます。
先ずは、燃焼部の確認
青〇印の2か所のネジを外します。
パネルの横に鉄板の爪を折り曲げて固定している部分があるので、マイナスドライバーで広げます。
左右の折曲げ部をマイナスドライバーで直角?(まっすぐ前に出るまで)になる迄広げます。
パネルの下を手前に引いて斜め上へ持ち上げてから手前へ引くと、このパネルを外す事が出来ます。
中を観察して見ると、燃焼網の部分は綺麗に焼けています。
2本の鉄の棒が出ていますが、形から言って左側が点火装置(スパークプラグ?火花が飛び出る部分)で、
右側に鉄の棒が異常燃焼感知のセンサーではないかと思います。
両方共白く焼けていますが、それほど酷い状態では無さそうです。
このパネルは外す必要が無かったかもしれません。燃料噴射ノズルを直してもE03エラーが出る場合はこの部分の左側のセンサーが原因となっている可能性もありえますが、その場合は異常高温等 他のエラー表示になると思われます。
確認の為に記入すると、E02は燃料切れエラー・E03は自動消火のエラーです。
今回はE03の修理が目的なので、ここは関係なさそうです。
燃料噴射ノズル分解掃除
キャブレター?とは言わないのでしょうが、燃料噴射部の詰まりがあやしいと思っているので、燃料供給部からたどって分解を行います。
燃料供給配管のナット(奥の銅パイプ部)と燃料をタンクに戻す部分のナット(手前の銅パイプ部)のナットを10mmのスパナで少し緩め、後は手で回して完全にネジを緩めます。
この後の作業で銅パイプを曲げてしまわない様に、完全に緩んだことを確認
燃焼室手前の下にある2本のネジを取り外し、
ネジを取り外した部分が、かっちりとはまっているので、手前に引いて外し、この金具についている燃焼部を右側に引き抜きます。
配線を傷つけない様に気を付けて、燃料噴出部を手前に引き出します。
燃料噴出部を取り出す為に、上の部分のプラスネジを取り外し。
取り外した金具は、燃料噴出部の固定だけでなく、燃料噴出部の取り付け角度決めの役割も担っているようです。
組付け時に間違えない様に一応写真を撮っておきます。
燃料噴出部を手前に引き出して取り外し、
燃料が送られてくるパイプが付いている部分はサブ燃料タンク?(キャブレターの燃料カップのような役割の部分だと思います)で、
直角に上についている部分が燃料噴出部のようです。
訂正:燃料が送られて、一旦燃料がたまる部分は、灯油を気化させるための加熱部分のようです。
この燃料噴出部の中を掃除したいという事が今日の作業テーマです。
燃料を戻す側の銅管ナットが付いていた部分から分解出来そうなのですが・・・
ラジオペンチで掴んで動かしてみるとくるくると回ります。
回しても緩んでこないのでここはねじ止めでは無さそうです。
ここは力技で外せそうですが、ラジオペンチではなかなか抜けません。
掴む面とほぼ平行になる様にプライヤーで掴み
えいやっ と引き抜きました。
結構力のいる作業です。0リングが綺麗な状態ではまっているので、この外し方で良さそうです。
上の写真の部分をプライヤーで掴んで引き抜いた拍子に謎の黒い樹脂部品が外れて落ちました。
どこに付いていた部品か分かりません。
引き続き中の部品を取りだします。
ピンボケ写真になってしまいましたが、組み立てる時に間違えない様に写真で記録を取っておきます。
奥から(写真上から)細いバネ・金属の棒状の部品・太いバネ、の順です。
ここまでは割と順調に分解できたのですが、この奥にある部品(掃除したい部分)がなかなか抜けません。ラジオペンチで掴んで回してみたり無理やり引っ張ってみたり、結局ここも力技での取り外しで、最終的にはラジオペンチで引き抜きました。
*追記 修理後に考えると、煤(カーボン)が筒の内部に固まり付いていて、無理やり中の部品を取り出した時に煤(カーボン)を削り落としたと思われます。
先端が極細になっているニードルです。
E03(エラー03)をおこした犯人はほぼこいつで確定です。
灯油で濡れているので分かり辛いかもしれませんが、煤(カーボン)が、がっつりと固まっています。
例えていえば、十年くらい掃除をしたことが無いガスコンロの五徳に焼き付いた煤(カーボン)の様な状態です。
*推測
煤が溜まって灯油の流れが悪くなる → 燃料が足りない → E03(エラー03)ゴミが詰まっているか、灯油の質が悪いのでは無いか?とファンヒーターが判断 という事だと思われます。
筒の中を覗くとかろうじて小さな穴が見えます。
筒の中もカーボンが付いていると思うのですが、目視では良く分かりません。
筒の中とニードルピンをキャブレタークリーナーで掃除
数分置いた後にナイロンたわしでゴシゴシと煤を削り落とします。
煤が完全に固まりきっていてキャブレタークリーナーだけでは落とし切れません。
ニードル部はマジックリンにも活躍してもらう事にしてしばらく置き漬け
筒の中はマジックリンを入れてしまうと他の部分にまで侵入して不具合を起こしそうなのでキャブレタークリーナーのみとします。
ピカピカに綺麗にしてやりました。
ピカピカに ・・・って、簡単に書いていますが、こいつを綺麗にするだけで30分以上かかっています。
最後には紙やすり(耐水ペーパー)まで駆使して、ようやく綺麗にしました。
先端部は、傷を付けてしまうと燃料(灯油)の噴射に問題が出そうなので、優しく掃除する必要があります。
先端部以外は、初めから紙やすりで掃除した方が早そうです。
100均ショップの紙やすりセットで対応できそうです。
アルカリ性洗剤であるマジックリンでも落とし切れない汚れでした。
先日、テレビで見た 強アルカリ性洗剤を買っておけばよかったんですが・・・
商品名 鬼焦げ油剥がし:浸け置きしておけばかなりひどい焦げ付きも落ちそうですが、レビューを見ると塗装やメッキ(表面処理)まで落としてしまいそうなので購入はしなかったものです。
Amazonプライム無料体験で送料無料・お届け日指定。
鬼焦げ油剥がしに1時間くらい浸けておいてからナイロンたわしやワイヤーブラシで擦れば簡単に煤が取れそうな気がします。。
1度で焦げ付きが取りきれなければ、取れるだけ取っておいて残った汚れにワイヤーブラシなどで汚れ(煤)に傷を付けて洗剤が染みやすくして、再度浸け置き洗いすれば大概の焦げ付きは取れそうな気がします。
時間を味方に付けて仕事をすれば自分の労力が減ります。(30分間もゴシゴシと磨く必要が無くなります)
筒の穴は、歯間ブラシの極細サイズの物を使って綺麗にしました。
歯間ブラシを2本使って何とか穴の拡大(煤落とし)終了
苦労のかいがあって、丸い穴が少し大きくなりました。
燃料噴射ノズル組み立て
ここまで綺麗にすれば、多分直る筈です。分解と逆の手順で組付けていきます。
引き抜くのに大分苦労したニードル部品がするっと中に入り込みました。
分解前と比べると、嘘のような軽さで出し入れ出来ます。
筒の中にはあまり煤が付いていなかったのか?綺麗になったのか?不明ですが、結果オーライです。
バネ2個と金属の棒状の部品を元通り入れて
筒の蓋と言うか?
燃料が戻る方向のネジをはめ込みます。
ここはカチッとハマり込ませる為に少し力が必要です。
綺麗にハマり込みました。
後は分解の逆の手順で組付けていくだけです。
写真では解り難いのですが、掃除した穴からニードルの先端が少し飛び出しています。
*注意
燃料パイプの締め付け忘れには特に注意して下さい。
・締め付けが弱いと、最悪の場合
燃料漏れを起こし火災の可能性もあります。
修理完了!
素人のDIY修理あるある の1つ 謎の部品が一つ余ってしまいました。
3年保証のステッカーの下に置いてある黒い樹脂部品です。
修理経過の写真を見直して確認しましたが、結局どこに付いていた部品か分かりませんでした。
形から想像すると銅管と配線か何かを固定する部品だとは思うのですが・・・
試運転 結果成功
新鮮な灯油を入れて、外で試運転です。
キャブレタークリーナーを使用していますので初めのうちは白煙が出て異臭がする筈です。
運転スイッチON!
凄い煙とともに着火成功!
このまま外で15分間位運転を続けて、おかしな煙やにおいが無くなったことを確認して屋内で再確認。
屋内で運転開始! ばっちり?直っています。
よく観察して見ると火力が微妙に強弱しています。このまま様子を見て約30分後 炎の揺らぎも無くなり綺麗な燃焼をするようになりました。
翌日再確認の為屋内で運転し続けたところ、2時間くらいで 運転延長ボタンが点滅、その後自動消火迄何の問題も無く燃焼を続けました。
よしよし、完璧に直りましたね。(謎の部品1個余りの件は・・・問題無いでしょう・多分)
19年前のダイニチのファンヒーター(ブルーヒーター)の修理完了です。
修理したファンヒーターは、おじさん(私)の家の、予備在庫品として保管する事としました。
以上、
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