結論を先に書きます。
芝生を綺麗に見せるコツは
・水やり
・芝刈り
・エッジ出し の3点です。
永遠の課題ともいえる 雑草問題については今回の記事では扱いません。
手入れ前の芝生の状態を写真で紹介
芝生の手入れを怠っていた為、だいぶ芝生が酷い状態になってしまいました。
写真を撮ると、実際に見た目 よりも綺麗に見えていますが、芝生の中心あたりが水切れ状態で黒っぽくなっている事がわかると思います。
雑草はかなり元気に育っています。
南側の法面(斜面)は水切れで芝生の葉が細く丸まり、黒っぽくなってしまっています。
西側の法面(斜面)
少し水やりをした後なので、芝生は青い(緑色)のですが、芝生が長く伸びすぎてぼさぼさに見えます。
ちなみに、斜面上部・中央あたり は、水不足で芝生が枯れてしまっています。
芝生を綺麗に見せるコツ 其の一 水やり
芝生管理で一番必要な事は水管理と芝刈りです。
排水の悪い土地の場合は、成長が遅くなったり病気にかかりやすくなりますが、
我が家の庭は排水が良すぎて 保水力も少ないため(山砂の上に芝生が植えられています)、今年の様な暑い夏は芝生が水切れ症状(葉面からの水分の蒸発を少なくするために、葉が丸まり黒っぽく見える)を起こしやすくなります。
芝生の上面はスプリンクラーで水やりを行い、
芝生の法面は道を通る人に水が掛からないように気を使い、散水ホースを使って水やりを行いました。
わかりやすい芝生の法面(斜面)の、水切れ状態と水やり後の比較です。(右写真の芝生上面はスプリンクラーで水やり済み)
比較写真を見て頂ければ、水やりを行うだけで芝生の見た目がだいぶ変わる事がわかると思います。
ちなみに、たっぷりの水を与えても、芝が根から水を吸い上げて葉が広がるまでには1時間以上の時間がかかる場合が多いです。
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おじさん(私)は、強い水圧で散水せずに、弱い水圧で長時間散水しています。
芝生を綺麗に見せるコツ 其の二 芝刈り
芝刈りは、水やりと同じで、芝生管理の重要度は同率1位と言って良いくらい大事です。
上面の芝刈りが終わった状態です。
芝刈り後のゼブラ模様(縞模様)を出したくてバロネスの芝刈り機で芝刈りを行いました。
バロネスのような高級機種を使わなくても、きちんと刃研ぎを行った芝刈り機で芝刈りを行えば、とても綺麗になったように見えます。
今回はバロネスの芝刈り機を使っていますが、バロネスの自走式芝刈り機ってとっても重いんです。
実際、おじさん(私)は、普段は 京セラ(旧リョービ)の芝刈り機(LM-2810)で芝刈りを行う事の方が多いです。
冒頭で、永遠の課題ともいえる雑草問題には触れないと書きましたが、芝刈り直後はほとんど雑草が見えない状態になります。
法面(斜面)の芝刈りと、上面と法面の境のエッジ出し
芝生の斜面の角度が緩やかであれば、芝刈り機で刈り取る事が出来るのですが、我が家の芝生の斜面はとても角度がきつい状態です。
芝刈り機での芝刈りは不可能なので、法面(斜面)の芝刈りは刈払い機(草刈り機)を使って芝刈りをしています。
芝生の上面と斜面の境目をエッジを立てて(角張って)刈り取るのか?
なだらかな曲面を描いて平面から斜面へ続くのか?
意見が分かれる部分ですが、おじさん(私)はエッジをたてて(角張って)いる状態に刈りこんでいます。
芝生を綺麗に見せるコツ 其の三 エッジ出し
ここで言うエッジ出しとは、芝生の端の辺や隅を綺麗にする事を指しています。
掃除や整理整頓などでも同じですが、隅が綺麗になっていて・真っ直ぐの物はきちんと真っ直ぐになっていると綺麗に見えます。
道路の上まで(正確には道路の側溝のふたの上まで)伸びてしまっている芝を切り取り、芝生の生えている面の端を真っ直ぐにします。
ターフカッター(芝カッター)も、持っているのですが、
しっかりと根を張った芝生は
ターフカッターでは余程 力(プラス体重)が無いとなかなか芝を切り取る事が出来ません。
刃先を研ぎ直せば切れ味が良くなるのかもしれませんが。
上の写真の物は刃先がとがっているので、思い切り力を入れて(プラス体重をかける)作業すれば何とか芝を切る事が出来るのですが、かなりの体力を必要とします。
刃先が丸い ターフカッター(芝カッター)では、ほとんど芝生を切り取る事が出来ないと思います。
(使い方にコツがあるのかもしれませんが・・・・)
インターネットで調べてみましたが、写真と同じ物を見つける事が出来ませんでした。
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では、どうやって芝生の端を切り揃えれば良いのか?
おじさん(私)の出した答えは、
稲刈り鎌 を使って切り取ります。
稲刈り鎌という物をご存じない方が多いと思うので、簡単に説明します。
昔は(数十年前)稲刈り鎌と呼んでいたのですが、現在は鋸鎌(のこぎりがま)と呼ばれる製品の方が多いようです。
稲刈り鎌/鋸鎌(のこぎりがま)は、普通の鎌と違い、刃先がのこぎりの刃のようにギザギザになっています。
稲刈り時に(芝もイネ科の植物です)鎌を手前に引くようにして使用する物です。
稲刈り鎌/鋸鎌(のこぎりがま)は、刃先がギザギザしているので、稲(や、他の草)を切る時に、刃先が稲に食い込み、効率よく稲刈りが出来ます。(普通の真っ直ぐな刃の鎌だと、刃先が稲の表面を滑ってしまい、稲を刈るのに余計な力が必要になります)
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普段鎌などを使わない方は、手入れが楽なステンレス製の鋸鎌をお勧めします。
稲刈り鎌/鋸鎌(のこぎりがま)の使い方
本来の稲刈り鎌/鋸鎌(のこぎりがま)の使い方は、
刈り取りたい稲を手で握り、手で握って保持した部分の下を稲刈り鎌を手前に引くという使い方をします。
今回は、芝生の端を切り取るので、稲刈り鎌の先端を土の中に差し込んで、ノコギリを使う時のように刃を前後(上下?)に動かして芝を刈り取ります。
日本のノコギリと同じで、引く時に力を入れて芝生を切り取ります。
刈り取りたい芝が長く伸びている場合は、刈り取りたい部分の芝を手で持って引っ張り(又は、脚で踏みつけて固定し)ながら刈り取ると、綺麗に刈り取る事が出来ます。
蛇足かもしれませんが、
中腰で作業を行うと腰に負担がかかるので、汚れても良い格好で膝をついて作業すると作業が少し楽に進められます。
写真で、違いが伝わるのか不安ですが、目視では全く印象が違います。
手入れ直後の芝生を見た方からは
いつも芝生を綺麗になさっていますね。
などと、声をかけられて、少し気恥しいのですが、
(ほめてもらって)「ありがとうございます!」と、答えています。
まとめ
芝生を綺麗に見せるコツ3点を紹介しました。
水やりと芝刈りが、同率一位で大事な事です。
数年に一度(できれば毎年)エッジ出し(隅を綺麗にそろえる)を行えば、芝生が綺麗に見えます。
おまけ情報 芝生の写真を綺麗にとるコツ
芝生の写真を綺麗にとるコツは、水やり・芝刈りをした 翌朝
朝露が残っている位の時間に逆光(太陽の方向を向いて)で、写真を撮る。
それだけです。
上の写真は古いコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の、オート機能でシャッターを押しただけです。(一眼レフカメラではありません)
カメラ任せで何の設定もせず撮影した物です。
今日日はスマホ(スマートフォン)の方がコンデジよりも性能がよかったりするので、スマホの補正機能などを使えばもっときれいに映るのかもしれません。
以上、
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