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「ガイド線を動かせばOK」は間違いだった|バックカメラ調整の失敗談

車のバックカメラのガイド線設定で失敗した画像

バックカメラの調整は、ナビの設定画面でガイド線を動かせば何とかなる――。
おじさん(筆者)は そう思い込み、ケンウッドナビのバックカメラ調整を始めました。
実際に、地面に軽自動車と同じ大きさで印を付け、その基準に合わせてガイド線を調整してみたのですが、結果はうまくいきませんでした。
基準に近づけようとするほど、手前のガイド線が大きく斜めになってしまいました。

バックカメラのガイド線とは、あくまで映像に重ねる「目安表示」であり、
実際の距離や車体角度そのものを機械的に補正する機能ではありません。
ガイド線は車の進路や距離感の参考として使うものであり、カメラ角度がズレていると正確には機能しません。

この記事は、「ガイド線だけ調整すれば良い」という前提が間違っていたことに気づくまでの失敗談です。
成功した調整方法を紹介する記事ではなく、なぜズレたのか、どの時点で違和感を覚えたのかに焦点を当てています。
同じようにバックカメラの調整で悩んでいる方の、原因切り分けのヒントになれば幸いです。

※重要な補足(後日追記)

軽トラックのバックカメラは、ナンバー横など車体の中心からズレた位置に取り付けられることがほとんどです。

この記事では、
カメラをほぼ真後ろに向けた状態を基準にしてガイド線を調整した実例を紹介しています。

その結果、
後部直近のガイド線が斜めに表示される状態になりましたが、
これは調整ミスではなく、基準の考え方に原因がありました。

この点についての詳しい考察と、正しい調整基準は別記事で解説します。

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今回の調整環境

今回バックカメラの調整を行ったのは、ダイハツの軽トラックハイゼットに取り付けたケンウッドのナビゲーション付きオーディオMDV-L502Wです。
バックカメラは社外品で、ケンウッドのMDV-L502W対応の物を確認して購入し、取り付け自体はDIYで行いました。

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※今回調整を行った車両後方と、バックカメラの取付位置は下の写真のとおりです。
一見するとカメラはまっすぐ取り付けられており、この時点では角度に問題があるとは感じませんでした。

軽トラックを後ろから移した画像 バックカメラの取付け位置説明
ナンバー灯の横にバックカメラを取り付け

ナビゲーション付きオーディオの画面を見ても、ほぼ真後ろを映しているように見えます。

ナビゲーション付きオーディオに、バックカメラの映像を映した画像 真後ろを向いてつけられているように見えます。
カメラの機能で入っているガイド線とディスプレイオーディオのガイド線が映っています。

4色のガイド線は購入したカメラに搭載されている機能で、消したい場合はカメラ配線の途中にある電線を切断することで非表示にできます。

大きな台形のガイド線がケンウッドのナビゲーション付きオーディオで表示できるガイド線です。

多くのバックカメラは標準でガイド線表示機能を持っていますが、これらの線はあくまで「目安」で、各車種ごとに実際の寸法と微妙にズレが生じます。
取り付け後、映像は問題なく表示されていたため、「あとはガイド線を調整すれば使えるだろう」と考えていました。この時点では、カメラの取付位置や角度について深く疑っていなかったのが、後から振り返ると最初の判断ミスでした。

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ガイド線調整だけで何とかなると思った理由

※この記事での調整条件について重要な間違いを先に説明

以下の手順は、
バックカメラを車両に対してほぼ真後ろに向けた状態を基準にして行っています。

カメラが車体中心に取り付けられていない場合、
この基準ではガイド線が斜めになることがありますが、
本記事ではその結果も含めて記録しています。

設定画面でガイド線が動かせた

ケンウッドナビの設定画面では、バック時に表示されるガイド線の位置を前後左右に調整できます。
実際に線を動かすことができたため、「この調整機能を使えば実車に合わせられるはずだ」と判断しました。

ガイド線=補正機能だと考えてしまい、ここで疑うべき前提を疑っていませんでした。

カメラ角度は合っている前提だった

バックカメラは見た目上まっすぐ取り付けられており、映像も極端に傾いているようには見えませんでした。
そのため、「カメラの角度は問題ない」「ズレているのはガイド線だけ」という前提で作業を進めてしまいました。

この思い込みが、後の違和感につながります。

※ 正しい基準や成功手順については別記事で説明します。

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実際にやった調整方法

地面に軽自動車と同じ大きさで印を付けた

できるだけ正確に調整しようと考え、地面に軽自動車と同じ大きさになるよう印を付けました。
車幅や車両後端を基準にし、平坦な場所を選んで目印を作成しています。

感覚ではなく「実寸」を基準にすれば、ガイド線も正確に合わせられるはずだと考えました。

ただし、この時点で注意したいのが、「地面の基準」は車体寸法の目安であって、カメラ映像の光学的な歪みを補正するものではない点です。
斜め方向のズレや遠近感のズレは、カメラ角度や広角レンズの特性が影響している場合があります。

下の写真は、実際に調整したときの様子です。

軽トラックのバックカメラを調整するために、軽自動車1台分の大きさに地面に目印をした画像
バックメラのガイド線を調整するために、地面に板で軽自動車サイズの位置を設置。

軽トラックの後部中央に段ボールを置いて目印にし、その幅が約40㎝(㎜)だったため、縦列駐車などの際の目安が「まあこんなものだろう」という曖昧な感覚のま、段ボールの後端と軽トラックの幅を基準に、後方に軽自動車1台分のスペースを目印として設定しました。

現行の軽自動車の最大寸法規格
全長:3.40メートル(3400mm)
全幅:1.48メートル(1480mm) に合わせて後部外枠部分に木の板を設置

軽トラックのバックカメラを調整するために、軽自動車1台分の大きさに地面に目印をした画像 寸法説明
軽自動車の最大全長規格は、340㎝(3メートル40センチ)です。

軽自動車の大きさぴったりの木材は持っていないので、規格寸法の端がはっきりとわかる端の位置に合わせて木材を設置して、カメラのガイド線調整をする作戦です。

その印に合わせてガイド線を調整

次に、ナビのガイド線調整機能を使い、画面上の線が地面の印と重なるように動かしました。

ナビゲーション付きオーディオのガイド線調整の説明画像
ガイド線を調整する前のモニター映像

バックカメラが正しく設定されていれば、バックギヤに入れて後ろの映像が映し出された状態で画面にタッチすると操作ボタンが表示されます。

画面下の右側にある左右の三角印で調整したいポイントを選び、画面下中央の上下左右の三角印でそのポイントを移動させて設定します。

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起きた問題|手前のガイド線が大きく斜めになる

左右を合わせようとすると前後がズレる

ガイド線の設定は、画像左上から始まるので、初めは少しの修正で済んだので気にせず調整を続けました。

地面の印に合わせて左右の位置を調整しようとすると、前後の距離感が合わなくなりました。
手前のガイド線が大きく斜めになってしまいます。

逆にガイド線を平行にすることを優先すると、後ろに置いた基準の板と幅が合わなくなります。

地面の印に合わせてガイド線を調整したが、手前の線が大きく斜めになってしまった状態。
ガイド線の位置調整だけでは、カメラ角度のズレは解消できないことが分かる。
カメラをほぼ真後ろ基準で調整した結果、ガイド線が斜めに表示された状態

車の後ろに置いた段ボールが斜めに映っています。

画面上では一見それらしく見えますが、実際の車両感覚とは一致しません。
写真を見返しても、どこか無理がある状態だと分かります。

この現象は、ガイド線の位置調整とカメラ角度のズレが同時に作用している可能性があります。
ガイド線を正しく機能させるには、まずカメラ光軸を車体側の基準に合わせることが重要です。単純に線だけ動かすと映像と実際の距離が一致しづらくなります。

※ 地面の目印は目安として有効ですが、カメラ位置・角度がズレていると、いくら正確に線を合わせても画面と実車のズレを完全には補正できません。

なぜ強い違和感を感じたのか

画面上では線が合っているように見えても、実際の車両感覚と一致しません。
何度調整しても、どこかに無理がある状態が続き、「これはガイド線だけの問題ではない」と感じ始めました。

この時点で、初めてカメラの取付位置と角度を疑うべきだったのだと気が付きました。

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この失敗から分かったこと(原因考察)

ガイド線はカメラ映像の歪みを直せない

ガイド線は、あくまで映像の上に重ねて表示される目安です。
カメラの角度や取付位置がズレていれば、その歪み自体を直すことはできません。

無理に線を合わせようとすると、今回のように不自然な斜め線になってしまいます。

これは多くのバックカメラシステムで共通する仕様で、ガイド線は情報目的の参考表示であり、物理的な補正やレーザー精度のような正確性を持ちません。

基準を作っても前提がズレていると意味がない

地面に基準を作る方法自体は有効ですが、
「カメラが適正な位置・角度に付いている」という前提があってこそ意味を持ちます。

前提が間違っていれば、いくら丁寧に調整しても正解には近づけません。

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カメラ位置を疑うべきだったタイミング

今回の経験から、次のような状態になったらカメラ位置や角度を疑うべきだと感じました。

  • 車後端と平行になる基準(今回は段ボール)が斜めに映っている
  • 基準に合わせるほどガイド線が不自然になる
  • 左右と前後を同時に合わせられない
  • 調整を繰り返すほど迷子になる

この段階で、ガイド線調整を続けるより、まずカメラそのものの取付角度・位置を見直す方が合理的でした。
多くのカメラでは、基準線が左右/前後で整合しても、光学的な広角歪みや取付角度のズレが残ってしまうことがあります。

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まとめ

この記事では、
軽トラックに取り付けたバックカメラを
車体に対してほぼ真後ろを向けた状態で調整した実例を紹介しました。

その結果、
後部直近のガイド線が斜めに表示される状態になりましたが、
これは作業ミスではなく、
カメラ位置が車体中心にない場合の「基準の取り方」に原因がありました。

後から検証したところ、
バックカメラがオフセンターに取り付けられている場合は、
真後ろ基準ではなく、ガイド線を基準に考える必要があることが分かりました。

この点についての詳しい解説と、
距離感を正確に合わせるための考え方は、別記事でまとめています。

次回、バックカメラの取付け角度再調整で距離感がぴったり合う角度に調整しました。

この記事は、ダイハツ ハイゼットトラック(S510P)のDIY整備・カスタム体験をもとにまとめています。

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