数年前にスクーターのキャブレター調整の為にキャブレター調整用ドライバーのロングタイプが必要になりました。
そういえば30年以上前にも同じ様な事があって、
当時お金がない高校生だった私は高価な工具を買えず、当時自作した物が有る筈だ、と思い実家の小屋を探してみたのですが紛失してしまったようです。
キャブレター調整ドライバーのロングタイプの製作
部材調達
長軸のドライバーは何本か持っているのですが、軸の直径が5mm未満の物は家には見当たりません。
仕方がないので100均ショップのロングドライバーセットを購入してきました。
マイナスドライバーを追加工
100均ショップのロングドライバーセットの台紙の表示には軸径Φ4と書いてあり、実際軸径は4mmで先端の幅も4mmなのですが、一般的なマイナスドライバーは先端の幅よりも 丸い軸から平らなマイナスの形に変わる部分は先端幅より広くなっています。
多分プレス加工で製作する為にこの形状になるのだと思います。
すでに追加工済みなので加工前の形状写真や加工工程の写真は無いのですが、製作した物を紹介します。
上から2番目の物がDIYで追加工して作ったキャブレター調整ドライバーのロングタイプです。
卓上グラインダー(両頭グラインダー)で、横に飛び出た部分を削り落とし、軸と同じ形状に仕上げました。
上の物がマイナスの5mmの標準の形の物で、マイナスの形の根元部分の幅が広い形状です。
下の物がマイナスの4mmで、横に飛び出た部分を追加工して削り取りストレートシャンクに仕上げた物です。
私は卓上グラインダーで追加工しましたが、ハンドグラインダーでも追加工は可能です。
時間と根気があれば平ヤスリでの追加工も可能です。
この自作のキャブレター調整ドライバーはチェーンソーのキャブレター調整の際にも活躍しました。
結論 キャブレター調整用ドライバーは買った方が 早い・安い!
30年以上前の田舎の金物店等ではキャブレター調整ドライバーなど売っておらず、バイク屋さんから専用工具を買うしか入手する方法が無く、しかもかなり高価な物でした。
私がイメージしていた価格はおおよそ2千円位で、私が高校生だった当時もそのくらいの価格だったと思います。下記のPB社のドライバーのイメージでした。
今回この記事を書くにあたってインターネット上でいろいろ見てみると、200円代~という安い価格で購入可能である という事が解りました。
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DIYで自作も良いのですが、100均ショップへの買い出しの手間とガソリン代+追加工の手間を考えると(インターネットが発達した現在は)通信販売で買った方が 安い・早い と思います。
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以上、
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