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その他・雑記

30年放置した革製品の手入れ~アシックス・グラブオイルでカチカチの革製品が柔やわに!

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア を4回塗り込んだ革手袋

雑誌で所ジョージさんがおすすめしていた、asics アシックスのグラブオイルを試してみました。

雑誌の中で、
〔臭いがしなくて、パリパリになった革ジャンがやわやわになる〕
と書いてあったので、素直にその話に乗ってみる事にしました。

我が家には30年位前に買って、ほとんど手入れをしていない
バイク用グローブ(革手袋)や革ジャンが何着かあります。

結果:革が薄い物はやわやわ(しっとり・ぐにゃぐにゃ)に柔らかくなり、革が厚い物も柔らかくなりました。

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雑誌で情報を得たアシックスのグラブオイルを購入

雑誌を読んでいたら、所ジョージさんが今一番お気に入りの革製品手入れ用のオイルとして、
asics アシックスのグラブオイルを紹介していました。

雑誌の記事なので、多少大げさに書いてある部分も有るかもしれませんが、
所ジョージさんがお気に入りと言っているくらいですから、期待して良さそうな気がします。
(所ジョージさんは、何種類もの革製品手入れ用のオイルを試していると思います)

どこで購入できるのか?

この製品は、野球・ソフトボール用グローブ用のグラブオイル(グローブオイル)です。
大きなスポーツ店に行けば多分販売していると思うのですが、生憎あいにくおじさん(私)の住んでいる村にはスポーツ店などありません。

近隣市町まで足を延ばせばスポーツ店は有るのですが・・・
もしも、その店に売っていなかった場合の移動時間とガソリン代を考えると、通販で確実に入手した方が良さそうです。

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グラブオイルのバリエーションとして色が有るので間違えない様にクリア(無色)を選んで、
通販でポチって、翌日の夕方には製品が到着しました。

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア

通販サイトの商品写真は、デザインが違ったのですが、雑誌で見た物と同じデザインの物が到着しました。

クリア(無色)なので、どのような色の革製品にも使えます。

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア 説明書き

*主成分:ワセリン、パラフィン、ラノリン と書いてあります。

ワセリンで革を柔らかくするのであれば、薬局で購入したワセリンが我が家には大量に残っています
ワセリンだけ塗って実験してみる手もありました。

しかし、今回購入した製品はアシックスさんがグローブ用に調合したオイルです。
大手スポーツ用品メーカーさんの開発力を信じてこの製品を使ってみます。

*注意:ここから先は自己責任での使用方法となります。
この記事を読んで同じような使用方法を行った場合に、何か不具合が発生しても一切の責任は負いません。

理由:アシックス・グラブオイルの【ご使用上の注意】として、
この商品は野球・ソフトボール用の天然皮革製グラブのグラブオイルです。それ以外の用途には使用しないで下さい。
と、明記されています。

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アシックス・グラブオイルの使用方法~おじさん(私)の使い方

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア 指の熱で塗り伸ばします。

グラブオイルを塗る時には布などは使わずに、指先でグラブオイルを取り・革製品にむらなく塗り込みます。

指先で塗り込む理由:指先の体温でグラブオイルが柔らかくなり、革製品の表面で塗り伸ばす事が出来ます。

30年ほど手入れをしていなかったバイク用グローブ。
昨年久しぶりにはめてみた時の感触は、革手袋の内側が 溶接用の豚革手袋(バーベキューの時に使う豚革手袋)の様なゴツゴツ(ザラザラ)した感触でした。

このバイク用革手袋はもうすでに3回グラブオイルを塗っているので、ほぼ手入れ完成の状態になっています。

左手にバイク用グローブ(革手袋)をはめて、右手で満遍まんべんなく(むらなく・すみずみまで)グラブオイルを塗り込んでいきます。

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア 左手の革手袋のみグラブオイルを塗った状態

左手だけグラブオイルを塗った状態です。

もう4回目のグラブオイル塗り込みなので、あまりはっきりとは差が解らないかもしれません。

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア 皮手袋両手に塗り込み完了

両手を塗り終わった後です。

この後の処理方法は、革手袋を素手すででくしゃくしゃに揉みながら、両手に付いたグラブオイルを
素手の・手の平・手の甲に塗り伸ばします。

グラブオイルがうっすらと付いた手にバイク用グローブをはめて、手を洗うように満遍なく両方の革手袋の表面をこすり合わせます。

・コロナが流行り出してから、正しい手の洗い方がいろいろな所で紹介されています。正しい手の洗い方と同じ要領で革手袋をこすり合わせます。
満遍なく表面をこすり合わせる為に、手の平だけでなく、指一本づつ擦り、手の甲・手首もこすり合わせます。

この作業の摩擦熱でグラブオイルが革に浸透しやすくなります。
また、革手袋の内側も素手にうっすらと残ったグラブオイルが革手袋の内側に浸透して、溶接用手袋のような触感だった手袋の内側も大分滑らかになりました。

四回グラブオイルを塗り込んだので、この革手袋の手入れはこれでおしまいにします。
手入れ前と比べるとかなり柔らかくなりました
(最後に布で磨き上げるかもしれません)

手入れ前のカチカチの革手袋(ライダーズグローブ)

30年ほど手入れをしていなかった革手袋(ライダースグローブ)

30年ほど放置後手入れをして柔らかくなった革手袋(ライダーズグローブ)

手入れ後の革手袋(ライダースグローブ)

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メーカーさん(アシックスさん)の説明書きにある【ご使用方法】と、おじさん流の塗り方の違い

アシックス・グラブオイルの缶の裏に書いてある【ご使用方法】を抜粋して書き写します。

【ご使用方法】・汚れをローションでおとし、ムラなく塗ってください。30分以上してからきれいな布で磨いてください。・シミや色落ちする・・・・・・・・・・・・・・・・

・汚れをローションでおとし、ムラなく塗ってください。➡ ここまではメーカさんの言うとおりにします。(汚れ落としの方法は自己流ですが・・・)

30分以上してからきれいな布で磨いてください。・シミや色落ちする・・・ 
➡ ここからは、全力で既読スルー

30分以上してからきれいな布で磨いてください。⇔ ここは、おじさんの理屈(屁理屈?)で考えると、
・30分以上してから ➡ 30分以上放置してグラブオイルが革に浸透するのを待つ
・きれいな布で磨いてください。➡ 余分なグラブオイルをふき取り、摩擦熱で革とグラブオイルをなじませる。 と、解釈します。

おじさんの場合、前項の様に塗り込んだ後、暖房機の近くで2~3日かけてグラブオイルを革にしみ込ませて(余分なグラブオイルなどは出させません)、更にもう一度革手袋を手にはめて手洗い動作を行います。(摩擦熱でグラブオイルを革に浸透させます)

何回かグラブオイルをしみ込ませて、自分が納得いく程度まで革が柔らかくしっとりとしてきたら終了とします。

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何十年も手入れしていない(使っていない)革ジャンの手入れ

手入れしなければいけない
・革ジャン(かわじゃん/革製のジャンパー)2着
・スタジャン(スタジアムジャンパーの略語で和製英語らしいです)1着

こちらは三着同時に手入れしても、グラブオイルがしみ込むまで置いておく場所がないので、(場所が全く無い訳では無いのですが、温かい場所で他の衣類と接触させない様に置いておく場所の確保は難しいという意味で)1着ずつ手入れします。

30年ほど前に購入したライダースジャケット

30年位前に購入したライダースジャケットです。

こちらは革が厚く、バイクで転んでも革ジャンの表面が擦れるくらいで、怪我防止に役立ちそうなくらいしっかりした物です。(着ていると肩が凝ります)

Hardo Rock CAFE・ハードロックカフェで25年位前に購入した革ジャン

25年位前に購入したHard Rock CAFE (Saipan)の革ジャンです。

こちらの革ジャンはファッション革ジャンというのか?革が薄くて柔らかく着ていて肩がこらない物です。

KIWI(キウイ)の靴磨きセット

25年~30年前の事はよく覚えていないのですが、

保管する前には KIWI の革靴用のクリームで、手入れしてあると思います。

しかし、革靴用のクリームは、表面保護・つや出し には良いのですが、革を柔らかくする効果はほとんどないと思います。

一着目はスタジャン(スタジアムジャンパーの略語で和製英語)の手入れから

30年位前に購入した。golden Bear(MADE IN CALIFORNIA U.S.A) のスタジアムジャンパーです。

このスタジャンは、
・良く言えば しっかりしたしっかりした素材を使っており、革が厚く 布の部分もWool 80% (綿80%)の生地も厚いしっかりとした作りの物です。
・悪く言えば 新品で購入した当時からゴワゴワして・重くて・肩がこる、といった状態だったのであまり使用しなかったものです。

記事前半の革手袋の手入れと一緒に手入れを始め。グラブオイルを塗り込む事4回、大分袖の部分の革が柔らかくなってきました。

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア を4回塗り込んだゴールデンベアーのスタジアムジャンパー 前側
アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア を4回塗り込んだゴールデンベアーのスタジアムジャンパー 後ろ側

革手袋にグラブオイルを塗り込んだ後、スタジャンの革部分にグラブオイルを塗り込み。

革手袋をはめた状態で、スタジャンの袖(革部分)を擦ったり・くしゃくしゃにしたり・雑巾を軽く絞るようにしたり。とにかく革が柔らかくなるようにいろいろと試しています。

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア を4回塗り込んだゴールデンベアーのスタジアムジャンパー ポケット部分の革も手入れ

ポケットの縁取りの革部分も忘れずにグラブオイルをぬりこみ。

アシックス・グラブオイル(グローブオイル)・クリア を4回塗り込んだゴールデンベアーのスタジアムジャンパー タグも手入れ

タグの部分は薄い革を使っているので、一度グラブオイルを塗り込んだだけで大分柔らかくなりました。

新品購入時よりも大分柔らかくなりましたし、このスタジャンは重くて肩がこるのであまり着る機会が有りません。

そろそろこのスタジャンの手入れは完了として、他の革ジャンの手入れに移行しようと思います。

*スタジャンは、クローゼットの中で他の衣類と接触する可能性があるので、最後に乾いた布で磨き込んでからしまい込むようにします。

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まとめ

雑誌で見かけて使ってみた asics アシックスのグラブオイル 

なかなかの高性能品です。

雑誌に載っていた様な何の手入れもされていないパリパリの革ジャン等は表面に亀裂が入ってしまっている可能性が高いので、結果がどの様になるのか分かりませんが、

我が家で何かしらの革用オイルを塗って30年ほど放置してあった革製品には明らかに効果がありました。

リターンライダーとして革手袋を新規購入しなければいけないか?
とも思っていたのですが、30年前の革手袋が見事に復活し手になじんでこのまま使い続ける事が出来そうです。

以上、

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