自転車のタイヤの空気が1~2週間で抜けてしまう原因はほとんどの場合ムシゴムの劣化です。
我が家の自転車もたまに乗ろうとすると空気が減っているという状態になってしまったのでムシゴムの交換をしました。
用意する物
- 100均ショップ製品の自転車用虫ゴム・バルブセット
- 空気入れ
以上です。特別な工具等は一切不要です。
上の写真の左側は自転車から外したバルブです。
交換作業
自転車のタイヤの空気入れの部分のナット(外側がギザギザになっている部品)を反時計回りに回して取り外します。
(この部分はあまりきつく締めてはいないので手で回せます)
ナットを外して中の筒状の部品を引き抜きます。
良く見るとゴムが劣化してひび割れや裂けがあります。
この部分から少しずつ空気が漏れてしまいます。
ゴムを外してみると、中の部品がだいぶ汚れていました。
汚れを噛みこんでいると空気漏れの原因になりますので綺麗に掃除します。
少し拭いただけで綺麗になったので今回はこのまま再利用します。
この掃除のときに、外側の掃除だけでなく中の穴が詰まっていないかも確認しましょう。
この部品が錆びていたり、穴が詰まっていた場合は再利用せず新しい部品と交換してください。(100均ショップ製品のセットの中に入っています)
新しいゴムに金具を差し込みます。
100均ショップ製品のセットの中に黒いゴムと飴色のゴムが入っていますが、どちらを使っても構いません。
差し込むときの注意点として
ゴムを傷つけない様注意しながら必ず金具のテーパー部より奥まで差し込んでください。
ここは少し力が必要な作業です、うまく差し込めない場合はゴムを水でぬらすと多少入りやすくなります。
後は、タイヤにもと通り組付けていきます。
ゴムをつけた金具を差し込み、ナットを締めこみます。
このナットを締め付ける時に無理やり強く締めこむと中のゴムを痛めてしまう場合がありますので、手で回る範囲できつめに締めておきます。
ペンチなどで無理やり締めこむようなことはしないようにしましょう。
後は空気入れで空気を入れて完了です。
100均ショップ製品のセットの中に、キャップも入っていたので取り付けておきました。
上記のように虫ゴムの交換はとても簡単です。
空気の抜けやすい状態でいつまでも乗っていることは止めて早めに交換しましょう。
以上。
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