ハイゼットトラックのノーマル鉄チンホイール(鉄ホイール)を艶あり黒に塗ったついでに、DIYでホワイトレター塗装をしてみました。
結果:自己満足できる程度には綺麗なホワイトレタータイヤの完成です。
今回はTEMUから無料で入手した油性タイヤマーカを使用しましたが、水性マーカーで塗った方がきれいに仕上がると思います。
ホワイトレタータイヤとは何か?
F1レーシングカーや4輪駆動車などでタイヤのメーカー名が白い字になっているタイヤのことをホワイトレタータイヤと呼びます。
メーカー出荷時にホワイトレター加工されたタイヤは、白い部分は白いゴムでできており、タイヤ製造時にタイヤ本体の黒い部分と一緒に成形されています。
一方、DIYでホワイトレタータイヤ仕様にするのはただ単にタイヤロゴを白く塗るだけなので、ホワイトレタータイヤとして販売されているものと比べると、白い部分の耐久性は非常に弱いものになります。
DIYでホワイトレタータイヤ仕様にする場合には、定期的な補修が必要になることを覚悟したうえで作業を行いましょう。
DIY塗装でホワイトレタータイヤ仕様にするために準備したもの

- ホワイトレタータイヤ仕様にするタイヤ
- 白色のペン(今回はTEMUから無料でもらった TOYO Paint MARKER)
- パーツクリーナー
- ウエス(ぼろきれ)
- 綿棒
- 厚紙
- 作業台
- 椅子
写真に写っていないもの
- 老眼鏡
- ハズキルーペ 1.3×
- 目が見えやすい午前中の時間帯
- 細かい作業をする集中力と根気と覚悟
- 乾燥時間
DIY塗装でホワイトレタータイヤ仕様にする手順紹介
- タイヤを洗浄する
- タイヤを脱脂する
- タイヤを塗装する
タイヤを洗浄する
今回使用するタイヤは新車購入時についてきたもので、新車購入後1週間ほどでスタッドレスタイヤに履き替えたので、ほぼ新品のタイヤです。
まずは、埃やブレーキダストなどを中性洗剤できれいに洗い落とし、たっぷりの水で洗い流し乾燥させます。

写真はホイール塗装前の洗浄時のものです。
タイヤ・ホイールを洗浄するときには軍手に洗剤と水を含ませて擦ると効率よく細かな部分まで楽に洗浄できます。
(軍手が入らないような狭いところは使い古しの歯ブラシなどを使ってきれいにします)
タイヤを脱脂する
パーツクリーナーをウエスにしみ込ませてタイヤ表面をゴシゴシ拭いてタイヤ表面の脂分を拭き取ります。

シリコンオフとシリコーンリムーバーの使いかけのものも手元にあるのですが、タイヤゴムへのアタック性(ゴムを傷める性質)が少しでも弱いと思われるパーツクリーナーを使用しました。
中性洗剤で十分に洗浄した後ですが、ウエスに黒い汚れが付いてきました。
タイヤの油分の正体
- 新品タイヤの表面: 成型時に金型から外れやすくするための、シリコーンなどの「離型剤」が付着しています。
- ゴムの内部: 製造時にゴムの硬さを調整する「可塑剤(オイル)」が含まれており、これが長期間にわたって表面にじわじわと染み出てきます。
だからこそ、中性洗剤で洗った後でも、パーツクリーナーでの徹底的な「脱脂作業」が欠かせないわけです。
タイヤを塗装する
ここからがいよいよ本番の塗装作業です。今回は1回目と2回目の2度塗りで仕上げていきました。
1回目の塗装(ここで苦戦!)
今回使用するのはTEMUから無料でもらった TOYO Paint MARKERです。

使用前はペン先に塗料が出ていません。
使用前に20~30回ペンをカシャカシャ振って中の塗料をかき混ぜます。

ペン先が引っ込むまで厚紙などに数回押し付けて、塗料がペン先までいきわたるようにします。
【しっかりペン先を押し込んでインクを馴染ませる必要があります】
*注意:ペン先を痛めないためには、ペン先を厚紙などにガツンと打ち付けてはいけません。
ペン先を厚紙などにそっと当ててから、ペン先が引っ込むまで押し込むという動作を何回か繰り返します。
老眼鏡をかけて、いざ勝負!

ペン先からドバッっと塗料が出るまでペン先を押し込む作業を繰り返し、そのままではペン先に塗料が着きすぎているので、綿棒で余計な塗料を吸い取り、タイヤの文字の輪郭を塗ってみました。

綿棒でタイヤの文字のふちを塗ってみたのですが、思った以上に難しいことが判明。
ペン先の過剰に出ている塗料がなくなった時点で、ペンを使って直接タイヤに白色を描き始めました。
(MとA の間に細い白線が入ってしまいました)

細かな作業をするために、手をタイヤに当てて固定し、指先だけを動かして慎重に塗りすすめます。
画像がないのですが、この後塗り方を変えました。
文字の中を太く塗ってついでに文字外側の凸部分も塗るような感じで塗っていった方が、作業が格段に楽になります。
市販のホワイトレタータイヤは白い文字はほぼ対象に2か所に配置されていますが、ハイゼットトラックには対象になる部分に文字がありません。

バランスを考えて、三角定規を使ってタイヤ側面を3等分した120度間隔で白く塗装しました。
タイヤサイズなんていう物を白く塗るのか?
しばらく考えましたが、よそ様は、【(たぶん)何を白く書いてあるかなんて読まない】
と判断し、バランス重視で塗装しました。
145/80R12 80/78N LT タイヤサイズの文字すべてを塗るのではなく、あくまでもバランス重視で塗装です。
よそ様は文字を読まないけれど、パッと見の『白い塊のバランス』が均等なほうが、走ったときに綺麗に見えるからです。
1回目塗装完了

4本すべてのタイヤに白色を書き込み、
1時間ほど置いて2回目の塗装に入ります。
2回目の塗装と重ね塗りの罠
1回目の塗装の拡大写真がこちら

少し離れてみればわからない範囲ですが、
- 文字のふちがきれいに塗れていない。
- Nの文字の斜め部分がきれいに白くなっておらず、地のタイヤの色が透けて見えています。
油性ペンの特性上の失敗談
2度目の塗装を行ったのですが、「N」の文字のカスレがどうしても消せません。
油性塗料の特性上重ね塗りしようとすると、インクの溶剤で1度目の塗装が解けてしまいます。
仕方がないので、文字の溝の中にペン先を押し付けて、多めにインクを出し溝の中にインクを置いてくるようなイメージで何とかカスレを消しました。
これからホワイトマーカー用のペンを購入する方は水性マーカーを購入することをお勧めします。
水性塗料は一度乾いてしまえば水がかかっても溶け出さないものを購入しましょう。
修正後の拡大画像はこちら

白色がはっきりとしてきれいになりました。
拡大写真で見ると、ふちがきれいに塗れていない事が判るのですが、
おじさん(著者)の老眼では、実際の作業時には判別できなかったレベルです。
ホワイトレター塗装後の修正
慎重に文字を描いたつもりでも、白いインクがはみ出してしまった部分があります。

Mの文字の右側と中心部分に少し白いインクが付いてしまっています。
この部分は極細の黒色の油性ペンで塗りつぶして修正します。

修正後の拡大写真です。
塗りたてなので、少し気になるのですが、拡大してこのクオリティです。離れてみれば分からない程度には綺麗に仕上がりました。
まとめ:ハイゼットトラックのノーマルタイヤをホワイトレター塗装してみて分かったこと
60歳で初めての自分名義の新車購入という事で、数10年ぶりに車いじりにはまってしまったおじさんが、ハイゼットトラックのノーマルタイヤをホワイトレター塗装してみました。
完全に自己満足の世界ですが、初めてにしてはきれいにできた方ではないかと思っています。
実際にホワイトレター塗装をしてみて分かったこと
- 高い集中力が必要: 細かい作業なので、老眼鏡と根気が必須。
- 油性インクはNG: 重ね塗りすると1回目が溶けるので、絶対に「水性マーカー」がおすすめ!
- 耐油性がない: 混合ガソリンなどが付くと溶ける可能性あり。
- これからホワイトレター用にペンを購入するのであれば「水性マーカー」を購入するべきです。(水性ペンは乾いてしまえば水や油にも強くなります)
- きれいに仕上げるには、拡大鏡などを使って文字のふちまで丁寧に塗るとよさそうです。
今後の手入れ問題
記事中でも言及していますが、ゴム製品には固さ調整などをするために可塑剤と呼ばれるいろいろな成分が混入されています。
可塑剤は数年間染み出てきますので、ホワイトレター塗装をした部分が剥がれてきたり、変色する可能性もあります。
その他にも、ブレーキダストや摩擦による高熱や直射日光による紫外線等のダメージを考えると、定期的な保守(重ね塗り)は必須と考えた方がよさそうです。
おじさん(著者)は冬にはスタッドレスタイヤに履き替えるので、毎年重ね塗りをするつもりです。
せっかくホイールを黒くしてホワイトレターを入れたので、足元をさらに引き締めるためにナットもメッキに交換する予定です。
・黒いホイールには、一体感を考えて「黒ナット」にするのか?
・あえて、メッキホイールにしてホイールの艶あり黒にするべきなのか?
意見が分かれるところだとは思いますが、おじさん(著者)の第六感が「メッキナットの方がかっこいいんじゃないか」といっています。
しかし、ここに軽トラ特有の『ナットはみ出し問題』が……。検証結果は?
次回予告、ハイゼットトラックのナットを交換。車検対応でカッコ良いナットはどれ⁉
ハイゼットトラックの整備方法・カスタム・トラブル対策をまとめた記事一覧は、下記のカテゴリーページからご覧いただけます。


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