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DIY

ダイハツハイゼットトラック S510P ドアミラーの電動格納をキーレスと連動させる方法

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付け

ダイハツのハイゼットトラック農用スペシャルS510Pにメーカーオプションの電動格納式ミラーを取り付けてもらいましたが、このミラーはドアロックと連動していません。

田舎で農作業用に軽トラックを使う場合、キーレス連動の電動格納式ミラーはあまり必要ないのですが、ドアロックの確認のために キーレス連動ドアミラー格納ユニット をDIYで追加で取り付けました。

メーカーオプションの電動格納式ミラーは単体では発注できません。
パックオプションの☆省力パックで発注することになります。

☆省力パック
・キーフリーシステム
・ウエルカムドアロック機能(いらない機能なのでOFFにしています)
・電動格納式ドアミラー
・パワーウインドウ
・プッシュボタンスタート
・パワードアロック
・カラードドアミラー(メタリックブラック)
 のセット一式の発注となります。

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電動格納式ドアミラーをキーレスシステムと連動させたい!

田舎で農作業用に軽トラックを使う場合、キーレス連動の電動格納式ミラーはあまり必要ないのですが、

おじさん
おじさん

あれっ、車のカギをちゃんと閉めたっけ?

・おじさん(筆者)は、車や家のカギをちゃんと閉めたか不安になり、確認しに行くことが何度もあります。
古い軽トラックに乗っていた時には軽トラックのカギを閉めたか確かめるために、わざわざ軽トラックのところまで行って確認していましたが、キーレスと連動してドアミラーを格納できれば、ミラーが閉じているかどうかで施錠を確認できるようになります。

・ハイジェットトラックの電動格納式ミラーはとても大きいので、買い物に行ったとき等、狭い駐車場に停めた時にはミラーをたたんでおいたほうがよさそうです。

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キーレス連動ドアミラー格納キットの取り付け

いろいろと調べていると、
ハイゼットトラック S500P S510P キーレス連動 ドアミラー格納 キット Pタイプ 互換品 という物が販売されていることがわかりました。

今回は市販の ダイハツ『ハイゼットトラック』専用のキーレス連動ドアミラー格納キット。を購入して取り付けました。

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用意したもの

ハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納 キットを取り付けるために準備したもの
  • ハイゼットトラック S500P S510P キーレス連動 ドアミラー格納 キット
    箱から出した状態です。本体と配線ハーネスがセットになっています。
  • 電工ペンチ(なくても可)
  • カッターナイフ
  • ドライバー +NO.3
  • ドライバー +NO.2
  • マグネット皿(ネジの紛失防止用)なくても可
  • 絶縁ビニールテープ
  • 強力両面テープ(今回は使用しませんでした)

ハイゼットトラック S500P S510P キーレス連動 ドアミラー格納 キット取付手順

ダイハツハイゼットのドア内張を外すためのネジ位置説明画像

ドアの内張をとめているネジは5本です。

  • ドアの開閉ハンドル部に1本
  • パワーウインドウ開閉ユニット部に2本
  • ドアの開閉グリップ部に2本 です。

(ドアポケットが付いている車体の場合は、ドアポケットの下部に2本のネジがあります。)

ネジを外す順番はどこからでも構いません。

ドアの開閉レバー部の取り外し

ダイハツハイゼットトラックのドア開閉レバー部の画像

ドアの開閉レバー部のネジを+NO.2のドライバーで取り外します。

ダイハツハイゼットトラックのドア開閉レバー部の取り外し方説明画像①

開閉レバーに接続されているロッド(金属棒)を、ラジオペンチなどを使って上へ引き抜き取り外します。

ダイハツハイゼットトラックのドア開閉レバー部の取り外し方説明画像②

ドアの開閉レバー操作部の取り外し完了。

*作業後に、ほかの方のYouTubeなどを見て知ったのですが、この部分はネジだけ外し、ドアの内張を外すときにうまい具合に穴を通せば、ロッドの取り外しは必要ないようです。

パワーウインドウ操作部の取り外し

ダイハツハイゼットトラックのパワーウインドウ操作部の取り外し説明画像①

パワーウインドウ操作部のネジを+NO.3のドライバーで取り外します。

ダイハツハイゼットトラックのパワーウインドウ操作部の取り外し説明画像②

ネジを取り外した後、パワーウインドウ操作部を上に引き上げて取り外します。

ダイハツハイゼットトラックのパワーウインドウ操作部の取り外し説明画像③

左側のミラー開閉部のコネクタの間に キーレス連動ドアミラー格納キットを取り付けるために、コネクタを外します。

ダイハツハイゼットトラックのパワーウインドウ操作部の取り外し説明画像④

このコネクタは、写真で 親指の爪が押さえている部分がロック爪になっているので、その部分を押さえながら引き抜きます。

ドア開閉ハンドルの取り外し

ダイハツハイゼットトラックのドアハンドルの取り外し説明画像

ドア開閉ハンドルの取り付けネジはカバーで隠されているので、目かくしカバーを開いて、+NO.3のドライバーで取り外します。

取り外した部品やネジはなくさないように、自分がわかりやすいように保管しましょう。

ドアの内張はがし

ドアの内張をはがす途中の写真を撮り忘れました。

ドアの内張は、トリムクリップで止められているので、力業ちからわざで外します。

ダイハツ・ハイジェットのドアの内張を固定しているトリムクリップはとても固い(きつい)ので、かなりの力が必要です。

ダイハツハイゼットトラックのドア内張外し方説明画像①

ドアの内張は薄い樹脂板なので割ってしまわないように、トリムクリップの近くを持って慎重かつ大胆に(力を入れて)外します。

ダイハツハイゼットトラックのドア内張外し方説明画像②

トリムクリップがうまく外せずドア側に残ってしまった場合は、内張はがし専用の工具を使うと便利です。

ダイハツハイゼットトラックのドア内張外し方説明画像③

トリムクリップはドアの内張側にはめておきます。

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ToBeBold 内張り剥がし クリッププライヤ クリップクランプ ツール ドライバー型 プライヤ 型 パネルはがし 収納袋付き レッド
ToBeBold
材質特性:キズをつけにくい樹脂製ですが、クリップクランプツールの先端部分は金属製です。キズをつけにくい樹脂製ですがそれでも養生テープなどでキズを防止する事をお薦めします.

キーレス連動ドアミラー格納キットの配線

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時の配線説明画像

キーレス連動ドアミラー格納キットの取扱説明書には

本製品はエレクトロタップを使用すると接触不良を起こす可能性がございます。
その為、エレクトロタップは使用せずに、配線の被覆を剝いて配線同士を巻き付けて結びつける直接配線することをお勧めします
(お車の配線は切断されないようにしてください)

*注意*
エレクトロタップを使用した事による故障・接触不良等に関しては補償対象外となります。

と書かれています。

おじさん(筆者)からひと言
エレクトロタップは電線の分岐には、簡単で よさそうに思えるのですが、配線の太さに合ったエレクトロタップを使用しないと、電線の接触不良や切断の危険性もあります
慣れた人であれば電線の太さを見て何sq(電線の断面積)の配線なのか?判断できるのでしょうが、
おじさん(筆者)のような素人DIYレベルでは何sqの電線なのか判断できません。

説明書通りに電気配線を行います。

常時電源の接続

常時電源はパワーウインドウスイッチユニット部から分岐接続させます。

ダイハツハイゼットトラックの常時電源分岐説明画像①

パワーウインドウスイッチ部分のピンク線が常時電源なので芯線を傷つけないように注意しながら被覆を剥いて直接配線する部分を作ります。

(この前に、線をまとめていた絶縁布?を少し切って作業スペースを確保しました)

ダイハツハイゼットトラックの常時電源分岐説明画像②

常時電源に
キーレス連動ドアミラー格納キットの赤い線を接続します。

とりあえず、動作確認のために簡単に巻き付けました。

ドアロック・アンロック信号の接続

ドアロック・アンロック信号は、ドア後方上部の配線内にあります。この線にアクセスするには、ドア内側の防水シートを剥がす必要があります。

ダイハツハイゼットトラックのドア内部 防水シートの剥し方 説明画像①

防水シートを軽く引っ張りつつ、ブチルゴムテープの中央を狙ってカッターナイフで切り込みを入れながら、防水シートをはがします。

ブチルゴムテープは、新車のうちであれば再利用可能です。
(どのメーカーも推奨はしていないので自己責任で!)

ダイハツハイゼットトラックのドア内部 防水シートの剥し方 説明画像②

作業の邪魔にならないように、剥した防水シートを養生テープを使って仮止めします。

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時の配線説明画像

ロック信号は灰色線

アンロック信号は黒線です。

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時の配線説明画像②

ロック信号線に
キーレス連動ドアミラー格納キットの青い線を接続します。

アンロック信号について、
アンロック信号線は接続した場合と、接続しない場合でドアミラーが開くタイミングを選ぶことができます。

①キーレス連動でミラーを開きたい場合:アンロック信号を接続します。
②キーレスと連動させず、エンジン始動(またはACC)でドアミラーを開きたい場合はアンロック信号は結線しません。

おじさん(筆者)は鍵をかけたか確認できることを期待しているので
①キーレス連動でミラーを開きたい場合:アンロック信号を接続 にしましたが、
駐車場が狭く大きなミラーが通行の妨げになる場合などは②キーONでミラーが開くようにするなど、自分で使いやすい方を選びましょう。

ここまでの作業で思ったことですが、
配線の被覆を剥く作業は、電工ペンチを使うよりも、カッターナイフで被覆に切れ込みを入れてから手で引き裂く方が、簡単で素早く進められます。

キーレス連動ミラー格納ユニット本体の結線と動作確認

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時のコネクタ接続画像

ドアミラースイッチ裏コネクタ(14Pカプラ)に、キーレス連動ミラー格納ユニット本体のコネクタを割り込み接続します。

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを仮止めして動作確認

ドアミラー操作部をドアにねじ止めしてドアを閉め、キーレス連動ドアミラー格納が正常に動くか確認しました。

おじさん(筆者)は、ブログに動画を貼り付ける方法を知らないので動作確認の様子を見て頂くことができませんが、正常に動くことが確認できました。

電気配線をきれいに取り付け・結線仕上げ

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時の仕上げ配線①

ドアの防水シートの切れ込み部分から配線を差し込み、既存の配線にわせていきます。

配線をまとめるために結束バンドを使う方法もありますが、おじさん(筆者)は、作業効率を考え(手抜き?)既存の配線に新しい配線を巻き付けてまとめました。

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時の仕上げ配線②

キーレス連動ミラー格納ユニットの配線は長めのものが付いているので、長すぎる分を切断して結線をし直しました。

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時の仕上げ配線③

結線部を絶縁ビニールテープで保護します。

ダイハツハイゼットトラックにキーレス連動ドアミラー格納キットを取り付ける時の仕上げ配線④

常時電源の配線は20~30㎝もあれば十分だと思うのですが、ほかの配線と同じ長さのものが付いているので、余分な配線長さがかなりあります。

ダイハツ『ハイゼットトラック』専用のキーレス連動ドアミラー格納キット。なのですが、無駄な配線の長さがあります。
車種別専用であれば、常時電源の電線は短くしておけば、製造コストが下がり、ほんの少しですがメーカーさんの利益増になると思うのですが・・・

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ドアの内張などを元通りに取り付けてキーレス連動ドアミラー格納設置完了

配線が終わったので、ドアの防水シートを慎重に元通りに貼り付けます。

ダイハツハイゼットトラックのドア内部の防水シートを貼り付けた後の確認画像

貼り付け後、防水シートの端を軽く引っ張って確認。
ブチルゴムはきれいに張り付いていました。

防水シートを貼り付けていたブチルゴムテープは、できれば新品に取り換えた方が良いのでしょうが、この車体は新車のためブチルゴムシートは再利用しました。
(自己責任です)

防水目的のブチルゴムテープは再利用せず、新しいテープに張り替えましょう。

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あとは元通りにドアの内張・ドアミラー操作部・取手・ドア開閉レバー部を取り付けて完成です。

ダイハツハイゼットトラックのドア開閉レバー部の取り付け説明画像

おじさん(筆者)のように、ドアの開閉レバーと接続の金属棒を外してしまった場合はドアの内張をはめる途中で金属棒を取り付けましょう。

キーレス連動ドアミラー格納キットの本体は、当初ドアミラー&パワーウインドウ操作部の内側に両面テープで貼り付ける予定でしたが、配線などを収納すると本体が押さえられてしまうため、両面テープは使わず、そのままドアミラー&パワーウインドウ操作部を取り付けました。

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トラブル解決方法

パワーウインドウのリセット方法

作業途中で、パワーウインドウ操作部のコネクタを外してしまうと、パワーウインドウのオート機能が使えなくなります。

対処方法
パワーウインドウを一旦一番下まで降ろして、その後スイッチをしばらく上げたままにします。 窓が閉まった後、3秒くらい保持すると初期化され、オート機能が使えるようになります

キーレス操作とミラーの開閉動作が反転した場合

対処方法
①ミラーが開いた状態でキーをオフにしてミラーのスイッチを『開く』の状態にする。
(ミラーの開閉操作スイッチが上がっている状態)
②キーレス連動連動ドアミラーキットの黒いコントロールボックスに接続しているカプラを抜き、数分待ち再接続する。
③再度キーをオンにして、ミラースイッチが『開く』の状態でミラーが開いている状態であることを確認できれば、その状態でキーレスドアロック・アンロック操作をして動作が正常であることを確認します。
(製品に付属の説明書きから転載)

*キーレス連動ドアミラー格納機能より、純正のミラー開閉スイッチの動作が優先されます。
上記の方法のように黒いコントロールボックスのコネクタを抜かなくても、キーレスシステムの動きと実際のボタンの状態を同じにすればなおるかもしれません。

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まとめ

ダイハツ ハイゼット トラックにメーカーオプションで電動格納ミラーを付けましたが、キーレスエントリーとは連動していませんでした。

そこで、ハイゼット専用設計の社外品キーレス連動ドアミラー格納ユニットを購入し、DIYで取り付けに挑戦。

結果、遠くからでもドアロックの有無がひと目で分かるようになりました。軽トラックには少し贅沢な装備かもしれませんが、ワンランク上の仕上がりに大満足です。

*ハイゼット専用設計の社外品キーレス連動ドアミラー格納ユニットの取り付けは配線加工等の知識・経験と工具が必要になります。
この記事を見て、自分には難しい作業だと思った方は専門業者に取り付け依頼することをお勧めします。

以上、

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