ダイニング(食卓)の蛍光灯が何だか暗くなってきた気がしていたので、数年ぶりに蛍光管の交換を行いました。
蛍光管の型式を調べてみるとパナソニックのツインパルックプレミアFHD40ENW/Hです。
近くのホームセンターに見に行ったのですがこの型式の物は見当たりません。
よく調べてみるとツインパルックプレミアは機種変更で
ランプ寿命16000時間→20000時間に延長され、今までより長寿命になっているのですが、明るさを少し犠牲にしているようで
明るさが3350lm→3200lmに下がっています。(FHD40ENW/Lでランプ周囲温度40℃時)
2022年4月現在旧タイプの物は販売店在庫のみになっているようです。
明るさ重視の方は今のうちに旧型式の物を購入しておくことをお勧めします。(プレミア価格?で、少し高額になっています)
同じ型式の蛍光管の交換で明るさが約1.6倍になりました。
副題:細かい物が見え辛くなったのは老眼が進んだせいだけでは無く、蛍光管の劣化による照度低下にも原因がありました。
ダイニングテーブル(食卓)の蛍光灯が暗くなってきた気がするので交換検討
最近 食卓(兼、書斎)の蛍光灯が暗くなった気がしたので蛍光管の交換を検討しました。
50歳代後半にもなると老眼が進み細かい物が見えづらくなってきます。
テレビか何かで見たのですが、細かい物を見る為の最低照度(明るさ)は、若者と比べて、中高年は2倍の明るさが必要。といった情報を見た覚えがあります。(うろ覚えなので確かではありません)
蛍光管を外して型式確認
蛍光灯のカバーを外して蛍光管の型式を調べます。
・蛍光管が付いている部分を回らない様に手で押さえて(上部傘の下の隙間に手を入れて押さえて)
下の蛍光管カバーを持ち上げながら反時計回り(左回り)に回して取り外します。
蛍光管の電気接点部を抜き取り、反対側の蛍光管ホルダー(バネホルダー)を取り外します。
順番はどちらが先でも構わないと思います。
取り外した蛍光管の電気の差込口の部分に製品型式が明記されています。
この製品は
- Panasonic
- FHD40ENW/H
- ツインパルックプレミア
- ナチュラル色
- 40型 です。
目視では昔からある蛍光灯の様な、古くなって端の方が黒ずんでいる様なことはありません。
でも、何年前に交換したか判らない為、交換した方が良いのか検討
ちなみにこの製品は 長寿命16000時間 と うたわれている物です。
蛍光灯の交換時期は?
何年前に蛍光管を交換したのかさえ覚えていないので、単純計算をしてみます。
長寿命16000時間使用可能と考えて
- 1日4時間点灯した場合 16000時間÷4時間÷365日=10.959年間
- 1日5時間点灯した場合 16000時間÷5時間÷365日=8.767年間
- 1日6時間点灯した場合 16000時間÷6時間÷365日=7.305年間
- 1日7時間点灯した場合 16000時間÷7時間÷365日=6.262年間
- 1日8時間点灯した場合 16000時間÷8時間÷365日=5.497年間
計算してみると結構長持ちします。
でも、使用している感覚では計算通りの時間まで明るさの低下が無い訳ではなく、徐々に暗くなっている気がします。
調べてみると、蛍光灯の明るさが落ちてくる原因は、黒化とガラスの劣化が原因だそうです。
・黒化 → 蛍光灯を長い間使い続けると端の方のガラスが内側から黒くなってくる現象です。
・ガラスの劣化 → 紫外線によりガラスの透過率(光の通り易さ)が低下する事のようです。
明るさの劣化の原因の一つ、紫外線によりガラスの透過率が劣化するという事を考えると、新品時には一番明るくて、使用し始めた(箱から出して光を浴びた・自分の発光した光を浴びた)瞬間から徐々に暗くなっていくという事になります。
紫外線による透過率(光の通り易さ)の低下 を考えると、日中の窓から入る日光の反射も影響があると考えられます。
そうなると計算時間も変わってきて、日中の外からの明かり+蛍光灯を付けている時間で 15時間/日 紫外線が当たると仮定すると
16000時間÷15時間÷365日=2.922年間
約3年に一度は蛍光管を交換した方が良いという事になります。
当然、朝晩の蛍光灯の使用時間によってこの計算時間自体が変わってくるので、出来れば2年~2年半くらいの間隔で交換する必要がありそうです。
蛍光灯の明るさ劣化計算値よりも早い時期に交換した方が明るく快適に生活できそうです。
同じ型式の蛍光管が売っていない!
パナソニックのツインパルックFHD40ENW/H 型式がわかったのでメモして、近くのホームセンターへ行ってみたのですが、同じ型式の物を売っていません。
思い立ったらすぐに交換したい質なのですが無い物はしょうがない。
家に帰ってインターネットで調べてみると、おじさんの欲しい物は旧型番で価格も高く、新モデルの物は半額以下で購入できそうです。(アマゾンで確認)
新製品が安く買えるならそれに越した事はないじゃないか。という事で新製品を購入しようと思ったのですが、・・・ちょっと待て・・・
最近古本屋で購入して読んだ本(ダイヤモンド社・自宅にいながらお金持ちになる方法)の小見出しに有った言葉を思い出しました。
警告!ウソのようにうまい話を耳にしたら、それはおそらくウソである。
では、どうすればだまされずにすむか?それにはまず、自分で調べる事だ。ー (抜粋)
もう一度自分で詳しく調べてみると
新モデルに変更になり、さらに長寿命になっていて、明るさが少し落ちていました。
パナソニックのツインパルックプレミアに寿命より明るさを求める方は今のうちに旧製品を購入しておくべきです。
自分で調べた結果:ツインパルックプレミア40形ナチュラル色(昼白色)の場合
旧製品型式:FHD40ENW/H 長寿命16000時間 全光束(明るさ)3550lm(ランプ周囲温度40℃)
新製品型式:FHD40ENW/L 長寿命20000時間 全光束(明るさ)3200lm(ランプ周囲温度40℃)
寿命は1.25倍になり、明るさは約1割落ちています。
パナソニックのホームページでも確認したのですが。旧製品は生産終了日:2016年06月30日です。
製造中止から6年経った、2022年4月現在は旧製品の明るい物を購入するには販売店在庫を探して購入するしか方法がなさそうです。
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老眼が進んできたおじさん(私)が求めているのは明るさです。金額差には目をつむって旧製品を今のうちに注文。
快適に使える明るさが3年くらいと考えて3セット購入しました。
10年後にはLEDの性能も今よりもっと良くなっていると思うので、照明器具自体の交換も視野に入れて、10年後に考えます。
参考として違う色の物も記入しておきます。
- クール色(昼光色)旧製品型式:FHD40ECWH 長寿命16000時間 全光束(明るさ)3310lm(ランプ周囲温度40℃)
→新製品型式:FHD40ECWL 長寿命20000時間 全光束(明るさ)2980lm(ランプ周囲温度40℃) - 電球色 旧製品型式:FHD40ELH 長寿命16000時間 全光束(明るさ)3550lm(ランプ周囲温度40℃
→新製品型式:FHD40ELL 長寿命20000時間 全光束(明るさ)3200lm(ランプ周囲温度40℃)
どの色も約1割明るさが落ちています。が
旧型式の物はどの色も販売店在庫は今ならまだ入手可能です。(2022年4月現在)
(旧製品は絶版品の為か価格もプレミアムになっていますが・・・)
蛍光管を同型番の新しいものに換えたら明るさが約1.6倍になりました。
無事旧型式の明るい蛍光灯を入手できたので早速交換。
その前に、現状の明るさを測ってみました。照度計はandroid(スマートフォンのアンドロイド)のアプリで計測です。
今まで使っていた蛍光管での明るさはMAX(最大値)1710 LUX (ルックス)です。
取り付け方法は取り外しの逆の手順で取り付けます。
この時 電気接点がしっかりと差し込まれている事を確認しましょう。
蛍光管を交換して計測してみると
新しい蛍光管での明るさはMAX(最大値)2730 LUX (ルックス)です。
2730÷1710=1.596・・・ 約1.6倍の明るさです。
手元の書類の文字の見やすさが全然違います。
何年間使い続けた蛍光灯か覚えていないのですが、こんなに明るさ(手元の見やすさ)が違うのであればもっと早く交換するべきでした。
以上、
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