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DIY

ハイゼットトラックS510P新車購入後の儀式 DIYでガラスコーティング

ダイハツ・ハイゼットトラックにガラスコーティングを行いました。

11月にハイゼットトラックS510Pが納車されました。

メーカーオプションのボディーコーティングは¥48,884~¥135,960(2025年11月現在)で何種類もあるのですが、農作業用の軽トラックの塗装に何万円ものお金をかけるつもりはありません。

しかし、自分の年齢から考えた免許返納までの期間、そして車の寿命を考えると、この軽トラックはおそらく人生最後の新車になりそうなので、20~30年は大事に乗りたいと思っています。(ちなみに以前の軽トラックは29年10か月乗り続けました)

軽トラックを長期間使用するので、新車時の塗装面がきれいなうちにDIYでガラスコーティングを行いました。

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DIYで(自分で)ガラスコーティングをする方法がありました。

おそらく人生最初で最後となる自分名義の新車購入になりそうなので、納車前にYouTubeなどでいろいろと情報を集めていました。そんな中、DIYでガラスコーティングができる商品がされていることを知り、実際に自分で試してみることにしました。

購入した製品はこちら

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硬化型ガラスコーティング剤 アクアドロップ プレミアム 30mℓ

『30ml瓶一本で軽自動車~小型SUVを2台または2度施工可』となっていますので、2度塗りして使い切り予定です。

「被膜持続期間目安:新車施工時、2度施工で5年持続」との記載から考えると、青空駐車場(野ざらし)でも 話半分としても 2年以上は効果が期待できそうです。つまり、2年ごとの車検前後に再施工すれば、長期間きれいなラスコーティングを維持できそうです。
(捕らぬ狸の皮算用 のような計算です)

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ガラスコーティングを実際にDIYで施工してみました。

AQUADROP コーティング剤 施工マニュアルに沿って作業を進めます。

以下、□の囲み内はAQUADROP コーティング剤 施工マニュアル を転記します。

洗車後完全に車体を乾かし、ガラス面にコーティング剤が付かないようにマスキングをします。

1.洗剤等で対象を洗浄し、汚れや埃を洗い流します。

DIYでガラスコーティングを行う下準備 隅々まできれいに洗車する。

2.下地処理剤BASEで水アカ、小傷、古い油膜を落とします。

(*失敗談:新車だから下地処理剤BASEは必要ないだろうい込み、処理をせずにそのまま洗車して施工をしてしまいました。詳しい内容は後ほど失敗談としてまとめて記載します)

納車後、約3週間たっていますので中性洗剤を使ってマイクロファイバーで軽トラックをきれいに洗車します。

今まで軽トラックをこれほど真剣に洗車したことがないというレベルまでしっかりと洗車しました。

3.車体を完全に乾かし、ガラス面に付着しないようにマスキングをします。

この後、水分をふき取り、2時間ほど乾燥させました。

(ちなみに、これまで使っていた軽トラックの洗車は年に一度、田植えの後に泥を洗い流す程度でした。)

続いて、窓ガラスにコーティング剤が付着しないように、サイドウインドウは全開にして、フロントウインドウの周辺をマスキングテープで養生しました。
(注施工時に、窓ガラスの周端部分だけをマスキングテープで養生すれば十分だろうという、安易な考え方です)

DIYでガラスコーティングを行う下準備 窓ガラスをマスキングテープなどで養生(保護)します。

コーティング剤の塗布手順

4.本剤をスポンジ等で50センチ四方を目安に縦横にごく薄く塗り広げ、「全く」時間をおかずに拭き取ります。(濡らして固く絞ったクロスでも可)。
この作業を繰り返し、全体を仕上げます。(塗りこみ後は、必ずすぐにふき取ってください)。

おじさん(筆者)は、マイクロファイバークロス&コーティングスポンジ各1個付きのセットを購入しましたが、2回目の施工は数日後に行う予定なのでコーティングスポンジを2つにカットして小さくしたものを使用。

DIYでガラスコーティングを行う。
使用した液剤は硬化型ガラスコーティング剤 アクアドロップ プレミアム 30ml

マイクロファイバーはダイソーで追加購入しました。

DIYでガラスコーティングを行う下準備 脱脂材を使いコーテイングする面の脱脂を行った画像

コーティング剤を塗り広げる前に、施工部分をパーツクリーナーできれいにふき取り、施工しました。
できればこの場面ではシリコンオフを使った方が良いのでしょうが。おじさん(筆者)は、コストパフォーマンスに優れたパーツクリーナーを使用しました。
(シリコンオフと比較するとパーツクリーナーの洗浄力は劣るのかもしれませんが・・・)

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DIYでガラスコーティングを行う。
コーティング液剤を少量スポンジに含ませた画像

セット購入したスポンジにコーティング剤を2滴ほどたらし、車体に塗り広げ、全く時間をおかずにマイクロファイバークロスで拭き取ります。

この施工時は、11月中旬の日陰(外気温一桁)だったため、薄く塗り広げたコーティング剤がすぐに乾いてしまうようなことはなかったのですが、施工説明書通りに作業を進め  ていきます。

施工し始めて、気が付いたのですが、ハイゼットトラックのフロントパネルは金属ではなく、樹脂製品でできているようです。

ここで施工説明書を再確認、説明書の下の方に注意事項?が記載されていました。

*塗装面の状態により、研磨作業を行ってから、施工してください。

*施工後、5~10日程度(季節により異なります 暑い時期が早い)で完全硬化します。
その間(最低でも48時間)は、洗車や乾拭きを避けてください。
硬化前は傷がつきやすいので、雨に濡れても拭き取らないようにしてください。

*液剤が余った場合は、テストの上、ホイールやヘッドライトに施工してください。

*コーティング施工後、汚れた場合はカーシャンプー等で洗車してください。

*液剤が余った場合は、テストの上、ホイールやヘッドライトに施工してください。と書かれていることから察すると、ヘッドライトなどの樹脂製品の表面にも施工してよさそうです。

テストの上、~施工してください。と書かれているのですが、
施工し始めてしまっているのでこのまま作業を進めます。

施工し始めてわかったことですが、液剤を車体に塗り広げた直後に拭き取ると表記されている内容は、実際には『マイクロファイバークロスで塗り広げる』という感じです。

最初に施工した時点ではマイクロファイバークロスが乾いているので拭き取る状態になりますが、次第にマイクロファイバークロスに液剤がしみ込んでいきますので、
スポンジに含ませる液剤量は少量をごく薄く塗り広げて、マイクロファイバークロスでさらに薄く塗り広げる感じで施工しました。
(外気温一桁台の環境での施工実感です。暑い時期などはマイクロファイバークロスにしみ込んだ液剤もすぐに乾いてしまうかもしれません)

DIYでガラスコーティングを行う。
力の入れすぎなのか?スポンジが剥がれてしまった画像

50センチ四方を5回くらい液剤を塗り広げた時点で、スポンジとスポンジ台?が剥がれてしまいました。
この後は、薄いスポンジのみで作業を進めました。
液剤を塗り広げる時に力を入れすぎなのかもしれません。

あとは同じ作業を繰り返して、キャビン部分(荷台より前の部分)の1回目の施工終了。

ガラスコーティング液は半分も減っていません。
このペースで塗り続ければ荷台の外側にもガラスコーティングを施工しても液剤は足りる気がしますが、寒くなってきたので1回目のコーティング作業は終了としました。

5.一度目の施工後、2時間以上乾燥させ、一度目と同様に施工します。
(施工後2時間以上は絶対に濡れないようにしてください)
続けて施工しない場合は完全硬化後に洗車後、二度目の施工を行ってください。

2度目の施工は10日以上後に施工することとしました。

ここで、一つ問題事項が発生。
おじさん(筆者)の住んでいる地方では、11月中旬以降は毎朝 車に霜が降りて(表面が氷の結晶で覆われる現象)、少なからず車の塗装面にダメージを与えてしまいます。
ダメージを加えることを差し引いても、毎朝霜が解けた後は車が濡れた状態になってしまいます。

今まで□欄で紹介した施工マニュアルを見ると、ガラス皮膜の完全硬化まではできるだけ汚れや車体が濡れる状況は避けたいところです。

ガラスコーティングの硬化期間中は、トラクター小屋からトラクターを出し、夜は軽トラックを小屋にしまうこととしました。
ここでさらに問題点が・・・
トラクター小屋は壁がなく、天井も高いので、天井裏にも霜が降りて(もしくは結露して)日が昇ると汚れた水が落ちてきます。

→軽トラックのガラスコーティング硬化期間は夜は軽トラックを小屋に入れ、翌朝 日が昇るころに小屋から出す。という、地味に面倒くさい作業を行いました。

2週間後、2度目のガラスコーテイング作業を行いました。

内容は一度目と同じなので割愛します。
一度目の施工で使ったマイクロファイバークロスは、使った面がガラスで固くなってしまっていたので、新しいマイクロファイバークロスを使用しました。
(ダイソーで、2枚組¥110のマイクロファイバークロスです)

この後10日間ほど車を養生させればDIYで車のガラスコーティング施工が完了です。

2度目のガラスコーティング作業を終えた後、液剤が残っていたので軽トラックの荷台外側にもガラスコーティングを行いました。

以上で作業工程の説明は終わりです。

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初めてDIYで車のガラスコーティングをして失敗した事3点

下地処理剤BASEで下処理をしないで、ガラスコーティング作業をしてしまった。

この記事を書き始めて、改めてAmazonの商品説明の画像を確認すると、
『写真のように撥水しなくなったことを確認してから水分を拭き取ります。』
という表記を発見しました。

新車の塗装が物理的にどのような状態なのかはわかりませんが、中性洗剤で洗車した後も撥水していましたが、
細かなことは気にせずに、そのまま乾燥させてガラスコーティング施工を行ってしまいました。

この結果がどうなるのかは、月日が流れないとわからないのですが、説明書き通りに施工するためには、新車でもBASEという商品を使って、撥水しなくなるまでしっかりと下地処理をするべきだったようです。

アクアドロップ プレミアムを使う前の下処理には必ず 淡色用下地処理剤 BASE LIGHTを使用した方がよさそうです。

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窓ガラスに付着させてしまい、跡が取れなくなった。

二度目の施工から2週間後くらいにフロントガラスにおかしな跡(表面に何かがこびりついたような跡)を発見しました。

DIYでガラスコーティングを行って失敗した例 ガラス面にガラスコーティングを付けてしまった画像

写真では分かり辛いかもしれませんが、肉眼でははっきりとわかってしまうレベルです。

ほかの原因の可能性もありますが、たぶんコーティングの液剤をガラス面につけてしまった跡だと思われます。

施工時に、ガラスに液剤が付いてしまった時にはすぐに水拭きなどで拭き取ればなんとかなったと思うのですが、2度目の施工から2週間後くらいに気が付いたのでどうしようもありません。

厚くついてしまったところは、爪でこそげ落とすことができましたが、その周りの薄く付いてしまったところは、濡らしたマイクロファイバーなども使ったのですが跡を落とすことができません。

⇒ガラスコーティング処理の下処理として、窓ガラス全面をマスキングなどで養生してから施工しましょう。

ガラスコーティングの完全硬化中に汚れがついてしまい、汚れも一緒にコーティングされてしまった

写真を撮ってもわからないほど小さな汚れですが・・・

前述の手順で、2度目の施工後夜はトラクター小屋に車を停め、朝日が昇る頃に小屋から出していましたが、(2日間くらい?)小屋の天井裏から落ちた汚れた水を拭き取らなかったせいか、車体に茶色い小さな汚れがついてしまい、濡れたタオルでこすった程度では落ちませんでした。

多分汚れた水滴を一緒にコーティングしてしまったようです。

⇒DIYでガラスコーティング作業をする場合、(ガレージをお持ちの方には関係ない話ですが、)夏の酷暑期間や冬の厳冬期を避け、天気予報を確認して、春か秋の晴れの日が続くときに施工した方がよさそうです。

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まとめ

おじさん(筆者)の 人生初で、最後になるであろう自分名義の新車ダイハツ・ハイゼットトラックの購入に合わせて、DIYでガラスコーティングを施工してみました。

*(18歳以降40年以上車を運転していますが、自家用車はすべて中古車購入でした)

新車購入時のメーカーオプションのボディーコーティングが¥48,884~¥135,960(2025年11月現在)で何種類もあるものに比べて、格安(¥2,980 2025年11月現在)でガラスコーティングを施工することができました。

作業は、文字で書くと単純なのですが、実際施工するためには、下地作りと合わせて作業には根気が必要です。

効果と持続性は月日が流れないとわからないのですが、DIYでガラスコーティングを施工できた事に満足しています。

初めてのガラスコーティング施工ということで、3つの施工ミスを犯してしまいました。自分でDIYでガラスコーティングを施工してみようと思う方の参考になれば幸いです。

以上、

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