自走式草刈り機を使っていて、
- 以前は自走で登れていた坂(斜面)を登れなくなった・登りにくくなった
- スタックしやすくなった(タイヤが空回りしたりハマりやすくなった)
- 4輪駆動(4WD)のはずなのに駆動がかからず押し引きが重い
という症状が出た場合、車輪駆動ピンが折れてしまい、四輪全てが駆動できなくなっている可能性があります。
よく観察してみると、上記のような症状が出た時に、回転しない車輪がありませんか?
この記事では車輪駆動ピンの交換方法を写真で紹介します。
車輪駆動ピンの交換は難しい作業ではないので、部品さえ用意すればDIYで自分で修理できます。
おじさん(著者)が持っている自走式草刈機(法面草刈機)の
製造元は斎藤農機製作所で、
- 斎藤農機製作所ではSGC-S501という型式で
- クボタではGC-K501という型式で、
- 丸山製作所ではMGC-S501(EX)という型式で販売されていたものです。
物は同じなのでここでは便宜上クボタのGC-K501と呼ばせていただきます。
自走式草刈り機の車輪駆動ピンが折れる理由
自走式草刈り機の車輪駆動ピンが折れるのは、重大な故障ではありません。
*車輪駆動ピンには車輪には高負荷が掛かると折れて、機械の損傷を防ぐ役割があります
丸山製作所取・扱説明書
長く密集した草刈り時など、草刈り機に高負荷がかかった時に、
草刈り機のエンジンなどの重要部品が壊れる前に、車輪駆動ピンが折れて重要部品を守る安全装置のような役割を果たしています。
車輪駆動ピンの交換方法(画像付き)
ステップ1:ピンが折れている車輪の確認
車輪駆動ピンが折れてしまった場合、高確率で折れたピンは紛失しまっているはずです。


ピンが折れて紛失してしまっているので、目視で簡単に見分けることができます。
おじさん(著者)は、車輪駆動ピンは消耗品であると割り切って考えているので、前回修理時に5セット購入した残りを在庫として持っています。

セット内容
- 駆動ピン
- 平座金
- 割ピン
純正品は農機具店で注文可能ですが、
急ぎの場合や代替品を探す場合は、サイズに合った汎用の割ピン・平座金セットやシャーピン(安全ピン)をネット通販(Amazon・楽天など)で用意することも可能です。
*純正品を使うことを強くお勧めします。
💡 ピンの選び方についての注意点 強度が高すぎる「ステンレス製」などのピンを使用すると、高負荷時にピンが折れず、草刈り機本体のギアやドライブシャフトを傷める原因になります。 代用品や予備を用意する場合は、安全装置として正しく機能する一般的な鉄製(軟鋼)の割ピン・ワッシャーセットを選ぶのがおすすめです。
ステップ2:折れたピンの抜き取り(代用品の活用)
車輪を手で回して、穴位置を合わせます。

折れた駆動ピンが穴の中に残っている場合は、ピン抜きなどを使って取り除きます。

「ピン抜き」などという工具は持っていない方が多いと思います。
その場合、先が潰れても構わないネジやクギを使って、ハンマーでたたいて打ち抜きましょう。
ステップ3:新しいピン・平座金・割ピンの組み付け

新しいピンを穴に差し込みます。

車輪の反対側
ピンに平座金を組み込み、ピンの穴に割ピンを差し込み、
割ピンの先を開いて、抜け止めにします。

割ピンの先を自分の爪などで無理やり広げようとすると思わぬけがをしてしまう可能性もあります。
おじさん(著者)は、マイナスドライバーをあてがって割ピンの先を大きく広げてピンに巻き付けました。
写真のようにしっかりと割ピンを駆動ピンに巻き付けておけば、草刈り時に草が絡みつくような事もありません。

まとめ:車輪駆動ピン交換はDIYで短時間で修理可能!
クボタ GC-K501(斎藤 SGC-S501 / 丸山 MGC-S501)の車輪駆動ピン交換についてまとめました。
- 登らなくなったらピンチェック: 坂を登らない・4WDなのに重い症状が出たら、駆動ピンの折れ・紛失を疑う
- ピン折れは安全装置: 高負荷時にエンジンなどの重要部品を守るための正常な仕組み
- DIY修理は簡単: 特別な工具がなくても、ネジや釘をピン抜き代わりに使えば数分で作業完了
- 予備を持っておくと安心: 消耗品と割り切って、純正品や汎用の割ピンセット・シャーピンを事前に用意しておくのがおすすめ
草刈り時には多少雑に使って負荷をかけて使っても、
草刈り機にしっかりメンテナンスを施し、安全作業で草刈りを行いましょう!


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