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ハイゼットトラック

軽トラックにHUD/HED UP DISPLAY(フロントガラスに時速を表示させるもの)を取付けてみました。

軽トラックに後付けでHUDを取り付けした画像

軽トラックを新車で購入後、オーディオ取り付けなどを行っているうちに『車いじりをしたい欲』が止まらなくなってしまい、HUDを取り付けフロントガラスの下部に時速を表示させるようにしてみました。

この記事では、HUD(HED UP DISPLAY)を取り付けた作業手順を紹介します。

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ポン付け(簡単取り付け)可能なHUD(HED UP DISPLAY)が市販されていることに気が付いてしまいました。

プリウスなどの最近の乗用車にはHUD(HED UP DISPLAY)が標準装備されていて、車速やカーナビの曲がる方向表示などをフロントガラスに映し出すことができます。

便利なものだな~今の技術力はすごいな。と思っていたところ、インターネット上で 後つけ可能なHUDを発見してしまいました。

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どこから購入する場合でも表示される速度が
KM/H(時速何キロ)表示か、MPH(時速何マイル)表示か、よく確認して購入しましょう。
表示色も白か緑か、どちらかを選べます。

おじさん(筆者)は、表示色:緑 KM/H(時速何キロ)の物をTEMUから購入しました。

表示が大きなものが欲しい方には幅90㎜の製品もあります。

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HUD(HED UP DISPLAY)の動作確認

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の部品構成説明画像

部品構成は単純で、
・HUD本体
・USBケーブル
・反射シール
後は、写真には写っていないのですが、本体固定用の両面テープと簡単な説明書が入っているだけでした。

この製品はGPS信号を受信して速度を表示するため、車のスピード信号線を探して接続するような面倒な作業は不要です。

本体を設置し、USBケーブルをつなぐだけですぐに使えます。

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の動作確認画像

USBケーブルをつないで、エンジンスイッチON

しばらくは ー ー KM/H という表示が出ていたのですが、1~2分で KM/H という表示になりました。

注文した通り、グリーン発色・KM/H の物で間違いありません。

表示文字が二重に見えてしまっています。おそらくフロントガラスの表面と裏面の両方で光が反射しているためだと思われます。

本体を固定せずに試走行します。
(運転席周りに固定していないものがあると、道路交通法に抵触する可能性があります。せめて配線は固定するべきでした)

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の動作確認画像2
この画像は道路交通法を守りながら撮影しています。

GPS信号を受信して速度を表示。びっくりするほど正確です。

加速時や減速時、カーブなどではほんの少しスピードメーターとHUDで表示される速度が変わりますが、表示最大誤差3km/h以内です。

現在のGPS⦅Global Positioning System(全地球測位システム)⦆技術ってすごいですね。
こんなに小さな本体でかなり正確な速度を示してくれます。

お値段以上の正確さです!

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の動作確認画像 反射シートを使った場合

試しに付属品の反射シートに速度を投影してみました。

写真ではうまく写せなかったのですが、反射シートを使うと速度表示が二重になることもなく、くっきりと鮮明にうつし出されます。

合格です!
購入金額が格安(¥880)だったので、商品の精度を疑っていたのですが、想像をはるかに超えた正確な速度表示が映し出されます。

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HUDの設置

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の固定にダイソーの耐震マットを使う案の画像

本体の固定方法は両面テープを使うと後で面倒なことになる可能性があるので、ダイソーで購入した耐震マットを切って使うことにします。

耐震マットは貼り付るというより、滑り止めとして設置する方針です。

問題は、配線の取り回しです。

軽トラックのダッシュボードを外し。

(ハイゼットトラックのダッシュボードの取り外し方は、ディスプレイオーディオの取付け記事を参照してください)

ハイゼットトラックS510Pにディスプレイオーディオを取り付け
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後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の配線作業画像

スピーカーカバーは手前を持ち上げて引っ張れば簡単に外せます。

配線作業をしやすいようにスピーカーを一旦取り外し。

写真の緑線の部分に配線を通しました。

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の配線作業画像2

あとはダッシュボード内に配線を隠します。

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の配線作業画像3

電源はアクセサリーソケットにシガーソケット対応のUSB&USB-Cカーチャージャーを取り付け、そこから取ることにしました。

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この部分は、後日アクセサリーソケットの裏側から電源を取るように変更する予定です。

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の動作確認画像 反射シートを使った場合2

HUD(ヘッド アップ ディスプレイ)本体の取り付け位置はスピードメーター真上付近。

フロントガラスは湾曲しているので、数字をまっすぐに投影表示させるために本体を少し斜めに設置します。

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フロントガラスに反射シートを貼り付けてもよいのか?

問題は、反射シートを貼り付けるかどうか?です。

反射シートをフロントガラスに仮止めして、確認してみました。

後付け可能なHUD(HED UP DISPLAY)の動作確認画像 反射シートを使った場合3外観画像

反射シートに保護シートが付いたまま、ということもありますが、反射シートが目立ちすぎます。あまり格好の良い物ではありません。

反射シートを貼り付けると、車速がはっきりと映し出されて良いのですが、フロントガラスにいろいろと貼り付けると道路交通法違反になり、車検にも通らない可能性があります。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第39条(窓ガラス)

抜粋

~~窓ガラスへの装着、貼り付け、塗装又は刻印に関し、保安基準第29条第4項第6号の告示で定めるものは、
車室内に備える貼り付け式の後写鏡及び後方等確認装置
道路等に設置された通信設備との通信のための機器、協定規則第159号に定める基準に適合する装置、ドライブレコーダーの前方用カメラ若しくは運転者用カメラその他の道路、交通状況若しくは運行中の運転者の状況に係る情報の入手のためのカメラ
車両間の距離を測定するための機器、雨滴等を検知して窓ふき器を自動的に作動させるための感知器、
車室内の温度若しくは湿度を検知して空調装置等を自動的に制御するための感知器又は受光量を感知して前照灯、車幅灯等を自動的に作動させるための感知器であって、次のイ又はロに掲げる範囲に貼り付けられたもの。ただし、前面ガラスの上縁であって、車両中心面と平行な面上のガラス開口部の実長の20%以内の範囲又は前面ガラスの下縁であって車両中心面と平行な面上のガラス開口部から150㎜以内の範囲に貼り付けられた場合にあっては、この限りでない。

窓ガラスにスピードを表示させる装置や反射シールの取付けは、そもそも想定されていません。


問題は、フロントガラスにHUDの表示データをくっきりと映し出す反射シールを取り付けるか取り付けないかの2択です。

利点欠点
反射シートを貼り付けた
場合
HUDで映し出される表示がくっきりと見える・法律違反になる可能性がある
・車検にも通らない可能性がある
・外観が少し悪くなる
反射シートを貼り付けない
場合
法律順守HUDでで映し出される映像が二重に重なってしまう

法律違反や車検に通らなくなり、外観があまり格好良くない(この部分は筆者の主観です)のであれば、反射シートはフロントガラスに貼り付けない方がよさそうです。

反射シートを貼り付けないときの欠点として、『表示が二重に映し出されてしまう』ということがありますが、そもそも運転中に映し出された数字を凝視ぎょうしする(じっと見る)ことなどありえません。

パッと見て数字が読み取れれば良いので、反射シートは取り付けないこととしました。

余談

・大型トラック等で窓ガラスが大きな場合には窓ガラスのできるだけ下側 であれば反射シートを貼り付けても大丈夫なのかもしれませんが、法律違反ととられかねないのでお勧めしません。

・Amazonさんの商品レビューで、フロントガラスの上部が日よけで青く着色されている車種で窓の上部にHUDの数字を映し出している方がいました。この場合、反射シートを貼り付けなくてもよく見えるようです。

・反射シートはインターネット販売でごく普通に販売されています。ベストな状態を見つけるまで張りなおして試してみる方法もありなのか・・・?

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*OBD端子からデータを取り出すHUDは使わない方がよさそうです。

この記事で紹介したHUD(HED UP DISPLAY)の他に、インターネット上ではOBD端子から情報を取り出してリアルタイムでスピード(車速)やタコメータ(エンジン回転数計)他 を表示できるものがあります。

こういう商品は、車のデータを直接表示できるのでとても便利で正確な数値を表示すると思うのですが・・・

OBD端子(On-Board Diagnostics)は、車の自己診断システムにアクセスするためのコネクタです。

OBD端子は車のECU(エンジンコントロールユニット)と通信してるので、粗悪なHUDや互換性のない機器をつなぐと、誤作動やエラーコードが出ることがあります。

誤作動やエラーコードが出た場合は、車が正常に動かなくなる可能性もあります。

結論:OBD(OBD2)端子から情報を取り出すのは、車や取り付け部品にかなり詳しい人以外は避けたほうが無難です。

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まとめ

軽トラックにHUD/HED UP DISPLAY(フロントガラスに時速を表示させるもの)を取付けてみました。

結果、運転中の視線移動が少なくなり、安全運転に貢献できているのではないかと自己満足しています。

購入価格はTEMUからの購入で、価格が下がった時に購入したため たったの880円です。

金額から想像して、「それなりに使えれば十分かな」と思っていたのですが。実際にはかなり正確な速度表示をしてくれます。

GPS信号を受信して速度を表示するものなので、配線も電源ケーブルを差し込むだけで使用できます。

欠点を強いてげるなら、表示文字が二重に見えてしまうことです。
おそらくフロントガラスの表面と裏の両方で光が反射しているためだと思われます。ただ、運転中に映し出された数字をじっと見つめることはありません。
運転中にパッと見て速度がわかればよいので、おじさん(筆者)は反射シートは取り付けないこととしました。

もう一点欠点がありました。
天気が安定しているときにはエンジンスイッチONから1~2分で速度表示が映し出されるのですが、悪天候の時にはGPS信号を受信しにくいのか?速度表示までに数分かかってしまうことがあります。

お値段以上の速度数値の正確さと、取り付けの簡単さに満足しています。

以上、

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コンパクトでポータブルなデザイン: 70 x 42.8 x 20 mm の洗練されたサイズにより、ダッシュボード上の占有スペースが最小限に抑えられます。

大きな表示が欲しい方向け

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